塵埃日記

つれづれなるままに、日々のよしなしごとなど。

トラックバックって必要なの?

2008年09月08日 | 徒然
   
 お盆以来また長らく間が開いてしまいました。このところ、月初に2・3本記事をあげてしばらく休載というHUNTER×2よりひどい状態が続いているので、そろそろ月に10本くらいのペースで書きたいなとは思っています。

 そんなどうしようもないブログですが、それでも結構見てくれている人はいるようで、時々コメントやトラックバックをいただきます。

 しかしこのトラックバックという機能、いまだに何のためにあるのか分かりません。初めて受けたときは、狼狽してウィキペディアで意味を調べたほどでした。簡単に言えば、他人のブログに自分のブログの記事を紹介するということなのでしょうが、僕には余りに無礼な機能に思えて仕方ありません。

 ブログごとで違いがあるのかは知りませんが、コメントもあいさつもない完全なアドレスの貼り逃げ機能にしか見えないのです。たとえるなら、自分の町内会の掲示板に夏祭りのお知らせを載せたところ、別の町会が無断で自分とこの夏祭りのチラシを便乗して貼って去っていくようなものです。現実にそんなことされたらかなりの問題でしょう。

 他人のブログに自分のブログの紹介を一方的に載せるのですから、その際には最低でも断りのあいさつとコメントぐらいは礼儀として必要でしょう。そもそもコメント欄に自分のアドレスを載せれば良い話だと思うのですが、今までコメント付きでトラックバックを受けたことは一度しかありませんでした。

 実際、トラックバックにおけるマナーについてはさまざまな意見があるようです。中には、「トラックバックを受けたらトラックバックを仕返すのが礼儀」というものまでありましたが、こんなものは礼儀でもなんでもなく、匿名社会を馴れ合いで生きようとする逃げ手にしか見えません。僕の場合は、無言でトラックバックをされたら決してコメント一つたりとも返しません。それは相手の記事の良し悪しや、知っているかいないかということではなく、あくまで礼儀上の反応です。

 逆に、トラックバックの際にいちいち断りやコメントを入れられると面倒だという意見もあるそうです。しかし、礼儀上の手続きが煩わしいなどと言う人には、不特定多数が見ることのできるオンライン上に文章を公開する資格などないように思います。

 ただ、こうして今なお利用され続けている機能ですから、何かしら便利と思われる要素があるにはあるのでしょう。今後の機能の進化、あるいはそれを使うコミュニティーのマナーの充実に期待します。