須藤甚一郎ウィークリーニュース!

目黒区議会議員・ジャーナリスト須藤甚一郎のウィークリーニュースです。

391号 目黒が地元の小杉隆代議士の妻が、借金14億円で自己破産!9・11選挙中にも借金を!

2006-12-14 | 記 事
★目黒が地元の小杉隆衆院議員の妻が、借金14億円で自己破産!

またしても目黒区の“事件”だよ。こんどは、地元目黒選出の衆院議員で元文部大臣の小杉隆氏(71)の妻・敬子さん(69)が、なんと14億円もの借金で、去る12月6日、東京地方裁判所に、自己破産の申立をしたのが発覚して大騒ぎ。

きのう(12月13日)は、「日刊ゲンダイ」が記事にし、夜のテレビのニュースでも報道された。きょう(12月14日)発売の「週刊新潮」と「週刊文春」が記事にしている。
小杉代議士は、ぼくとでくわすと「いつもホームページを読んでますよ。参考になります」というので、ぼくは「国会議員なのだから、あれを参考にしてるようじゃダメですよ」といってやる。きっと、この号も読むだろう。

小杉代議士は、14億円もの借金について、「私は知らなかった・・」などと知らばっくれて、逃げ回っているのだから、ひどい話だ。
ぼくは、12月10日に、目黒区在住の被害者の女性から電話で、この件の相談を受け、12日に会って詳しく話を聞いた。自己破産を申立てた敬子夫人が、借用書代わりの小切手や返済引き延ばしの手紙なども見せてもらった。「週刊新潮」「週刊文春」の記事にはないダマしのテクニックを紹介しよう。

★昨年の9・11の選挙中に、選挙を口実に借金!

その被害者の方は、昨年9月6日(投開票9月11日)、衆院選の選挙期間中に、敬子夫人が訪ねてきて、「小泉首相が、急に解散して選挙になったので、準備ができてなかった。銀行に預金はあるのですが、“酒販連”の問題(注・3年前、全国の酒店小売組合の年金資金144億円を海外投資して焦げ付いた。事務局長が横領罪で逮捕。小杉の元秘書が、関連の酒政連の顧問であり、小杉代議士にも数百万円献金していた)があるので、預金が引き出せないのです。数日後にお返ししますので、500万円貸してください」としつこく懇願されて、500万円を貸した。

被害者は「小杉さんは、文部大臣もされた方ですから信用し、選挙期間中でもあり、数日後の返すといったので、お貸ししたのです。奥様は、小杉さんの経理関係は全部自分でやっているといってましたよ」といった。
敬子夫人が被害者に渡した名刺には、“小杉敬子 衆議院議員 小杉隆内”と印されている。“内”とは“家内”の意味だ。このことからも、小杉隆の妻のつまとして借金していたのは確かだ。

数日後に500万円を返済するといったのは、真っ赤な嘘だった。被害者が、何度も催促したが、いっこうに返さず、やっと今年6月14日の100万円返済しただけで、400万円は返さないまま自己破産を申立てた。
敬子夫人は、100万円返したとき、残り400万円の小切手を渡している。小切手は、みずほ銀行自由が丘支店のパーソナルチェックで、金額は400万円。振出人は、小杉敬子となっている。日付が平成18年6月30日の先付け小切手だ。
6月30日になってから、被害者が銀行に入れようとしたら、敬子夫人から連絡があり「ちょっと待ってください。残高がないので、不渡りになってしまうので」。しかし、その後も返済されなかった。

★小杉隆本人も被害者に電話、知らなかったはずはない!

ことし10月末には、敬子夫人は「お借りしております金400万円也の返済が遅れ、誠に申し訳ございません。最期のお願いとしまして、平成18年11月15日迄に返済したします」といった詫び状を書いている。
が、この約束も守らなかった。

ちょうどその頃、小杉隆本人が被害者に電話をして「妻に大変な借金があるらしい。状況がつかめないので、弁護士を依頼します。返せるかどうか。自己破産でもするつもりではないか」などと、まるでひと事のようにいっていたそうだ。大臣まで務めた国会議員にあるまじき行為で、無責任なそのもの。
小杉本人が14億円もの借金を知らないはずはない。ぼくの知り合いで、小杉代議士の知り合いの社長がいる。昨年、敬子夫人と秘書のNを連れて、「5000万円貸してくれ」と頼んだ。が、むろん、断ったという。

敬子夫人は、弁護士が被害者に出した報告によれば、13年前、エステチックサロン経営に失敗し、借金が膨らんだという。が、それ以外にも、IT関連の未公開株のインチキな儲け話でカネを集めたり、風力発電の投資話など、プロの詐欺師のような儲け話でカネを借りまくっていたのだ。
すべて夫である小杉隆代議士は知っていたはずだ。いまさら知らないとはいえない。

★本日6時からの雅叙園のパーティーに債権者が押しかける!

じつは、きょうの午後6時から目黒雅叙園で「小杉隆を囲む会」(会費1万円)が開かれる。会のスケジュールは、つぎの通りだ。
6時~6時30分:自民党東京第5区支部(選挙区の東京5区で、目黒区と世田谷区一部)総会。
6時30分~7時30分:国際問題評論家・岡本行夫(元外交官、元小泉首相の特別補佐官)
7時~・懇親会(立食パーティー)

雅叙園に確認したら、以上のスケジュールの変更はないそうだ。が、敬子夫人の借金14億円の債権者、つまりカネを貸した人は、ざっと260人もいる。
債権者が、会場にドッと押しかけて、場合によっては大混乱が予想される。
昨日の午後4時前、自民党目黒区議団のOBの長谷川光延、鈴木隆道(都議)、岡田弘たちが、大あわてして議長室の入っていった。小杉のパーティーの前日に小杉夫人の自己破産が発覚し、連中が急きょ集まったのだろう。

★国会議員として、進退が問われるのは必至だ!

目黒区鷹番の小杉隆の自宅は、すでに人手にわたり、他のひとが住んでいる。
敬子夫人の代理人となった小林・福井法律事務所の5人の弁護士連名で、12月6日付で自己破産の申立てをしたこと、近く破産管財人が決まり、債権者集会などの通知がされると被害者に伝えてきた。

被害者の方がぼくに「国民の代表である国会議員で、しかも大臣までやった小杉さんが、妻のやったことだから、関係ないでは通りません。奥さんは、小杉さんの選挙のカネだといっていたのですから」と怒りをぶつける。当然である。
国会議員の進退が問われるのは間違いない。
(12月14日午後3:40分更新)

★★追加★★(12月14日午後11:25更新)
★無責任!14億円の借金は、「あくまで妻個人の問題だ」と小杉代議士!

雅叙園のパーティでは、予想通り債権者が押しかけた。けれど、小杉代議士は、債権者と会おうとはしなかった。債権者の中には、敬子夫人の書いた借用書を持参した者もいた。

小杉代議士は、パーティー終了後にテレビ・新聞の取材に応じて、
「妻の借金は、ことし8月に入ってから知った。驚天動地だった。妻がしたこととはいえ、出来る限りのことをしていきたい。財産はすべて処分した。この問題は、あくまでも妻の個人の問題であり、これからも政治活動を続けていく。(妻の借金を)政治活動に使ったことはない」などと語った。

しかし、この小杉発言はまったく説得力がない。新築したばかりの豪邸と100坪もの不動産を処分しても、なお14億円もの借金があったのに、ことしの8月まで知らなかったというのを誰が信じるだろうか。
代理人の弁護士が、債権者に通知した文書にもあるように、そもそも借金の始まりは、10年余り前にエステサロンの経営に失敗し、1億数千万円の負債を抱えてからだった。
また、敬子夫人が、小杉代議士の筆頭秘書を引き連れて、支援者などの借金行脚を何年間もしていたのを、小杉代議士が知らないはずはない。

「出来る限りのことをしていきたい」ともっともらしく言うが、財産をすべて処分して、現在はスッテンテンなのだから、出来る限りのこととは、いったい何をすることなのか。
無責任なその場しのぎの発言でしかない。来年4月の統一地方自治選、7月の参院選をひかえた自民党本部が、このまま小杉代議士を放置していれば、選挙で目黒区、世田谷区だけではなく、全国の得票が減るのは間違いない。自民党本部は、どんな結論を出すのか目が離せない。
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