Retirement?

昨日はＧｅｋｋａｎＮＺ退職の日。
最後の日だが引継ぎ挨拶や広告確認などで、結構バタバタと過ごす事になった。
ようやく最後の広告を確認。
最後の最後でまだ変更があり（締め切りは過ぎている）デザイナーに迷惑を掛けてしまったが、まぁこればっかりは勘弁してもらわないと。お客様優先なのである。
仕事も終わり、自分のデスクまわりを整理。
すると、皆さんからプレゼントと手紙を頂いた。
挨拶なんか結構照れてしまって「え～半年という短いようで長かった・・・」ここでは普通「長いようで短かった」と表現するのがベストだろう。
一人ボケ突っ込みという高等お笑いテクニックで僕のＧｅｋｋａｎＮＺ生活は幕を閉じた。
その後は僕の送別会をスポーツバーで開いてもらって、スーパー１４を観戦しながら少しだけビールを飲んだ。

出版社という全く新しいジャンルに挑戦し、どうやって雑誌が出来上がっていくのかを間近で見た半年は非常に刺激にあふれたものだった。
普通にワーホリで来て、旅したり、レストランでバイトしたりでは絶対にできない経験をいくつもする事ができた。
また、数々の「ひと」に会えた。
人に会うということはそれだけで素晴らしく、今日人に会った、楽しかった、変な人だった、とだけしか考えられないのは小学生までの話で、人と会ったらまずその人がどういう考え方をして、また自分にどんな刺激を与えてくれるのか、とにかくその人の良いところを探すようにしている。
昔は良いところ探そう良いところ探そうとしていたが、もう意識しないでできるようになった。
ちょっと成長したかな。
こういう考えができるようになってからは、人と会う事がとても楽しみになり、今度はどんな人が自分を成長させてくれるのだろうとワクワクする。
でもまぁたま～っに全く良いところを発見できず仕舞いに終わる人もいるが、そういう時は“会わなかった事”にしている。
あの人は変な人だということをインプットするだけ無駄だし、そういうネガティブな事に僕の容量の少ないメモリーを使う事はもったいないからだ。

さて、これからはラグビー一筋頑張るぞ！
と言いたいところだったが、なかなか神様は僕を休憩させてくれないようで、実はとある会社からお誘いがあり、その新会社の立ち上げを手伝う事になった。
もちろんラグビーには全く支障の出ないことを約束の上でだが。
なかなか人生のうちで自分を必要としてくれる場面に何度も何度も出会えることも少ないと、微力ながらお手伝いさせていただく事になったのだ。
ラグビーのトレーニング以外の余った時間を有効に使う為にも、少しくらいの仕事があったほうが身が引き締まるかなと。
また今度、仕事の内容はお伝えする事にする。

さぁ、そろそろ出発しようかな。
今日はＥＣＢセブンス。
また多くの友人達が応援にきてくれる。
今度こそ結果という形で期待に応えたい。
個人目標はトライ。

行ってきます。