『第二回 今期終了アニメの評価をしてみないかい？』に参加してみる

かなり遅くなってしまったのですが、今期も『ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人』の管理人のピッコロさまよりお朝追いいただいたので“☆今期終了アニメの評価をしてみないかい？”に参加させていただきます。
今期終了のアニメは・・・

＜現在最終回が判明している作品リスト＞（他にもありましたらご指摘お願いいたします）

コードギアス　反逆のルルーシュＲ２
マクロスFRONTIER
ゼロの使い魔　三美姫の輪舞
我が家のお稲荷さま。
隠の王
S・A ～スペシャル・エー～
ネオ アンジェリーク Abyss -Second Age-
夏目友人帳
Mission-E
ワールド・デストラクション　～世界撲滅の六人～
モノクローム・ファクター
ウルトラヴァイオレット：コード０４４
RD 潜脳調査室
秘密～トップシークレット～
恋姫†無双
セキレイ
スレイヤーズREVOLUTION
イタズラなKiss
魔法遣いに大切なこと ～夏のソラ～
西洋骨董洋菓子店～アンティーク～
ストライクウィッチーズ
ひだまりスケッチ×365
To LOVEる
乃木坂春香の秘密
鉄腕バーディー DECODE
薬師寺涼子の怪奇事件簿
狂乱家族日記
BLASSREITER
二十面相の娘
アリソンとリリア
チーズスイートホーム

毎度のことながら沢山有りますね。
この中の内、私が視聴していた作品は…

アリソンとリリア
ひだまりスケッチ×365
スレイヤーズREVOLUTION
RD 潜脳調査室
ウルトラヴァイオレット：コード０４４
コードギアス　反逆のルルーシュＲ２
マクロスFRONTIER
ゼロの使い魔　三美姫の輪舞
魔法遣いに大切なこと ～夏のソラ～
我が家のお稲荷さま。
鉄腕バーディー DECODE
薬師寺涼子の怪奇事件簿

でした。今期は秋の番組改編期と言うことで沢山終わっていますが、その分新しい番組が始まっていますね。頼もしい事です。サテサテ、それでは各作品別の評価を書いて観ましょうか。

アリソンとリリア
ストーリー・・・３
脚本に強引な所が有り見ていてアレ？な思う点が毎回あったのが実に残念。
小説からアニメにするにあたって必要な改変レベルで収まっていたらまた評価が違うのですが、作中の描き方に足らないと思われる点が多々見られたのがその理由です。特に最終回のトレイズがどうやって助かったのかが判らないのは非常に残念。

キャラクター性・・・３
可も無く不可も無いレベルでした。
見所的には女性である前に軍人で事を選んでしまったアリソンが、ヴィルの決心をとめなかった点…かな？逆を言えば、それまでずっとアリソンに振り回されてきたヴィルが、自分の意思をアリソンに見せ、自立をしたと言う意味で非常に見ごたえがあったかな？

画・・・４
作画は毎回、破綻の無いレベルを維持していたのは凄いのですが、動き物の動かし方がノンリアリティーだったので“４”です。乗り物のスケールスピードを意識して欲しかったです。

演出・・・３
話のぶった切り感が物凄くしたのが残念。とは言え、別物にはなっていないようなのでこんな感じです。

音楽・・・５
これは栗コーダーカルテットのおかげですね。文句無しで最上級です。

総合的な評価・・・３
初回放送がＢＳのみと言う点で視聴を諦めていた方で、興味があれば見てくださいと言った感じです。あ、希少航空機ファンでアニメ好きならばみる価値は有りです。

総合点・・・２１

ひだまりスケッチ×365
ストーリー・・・５
時空列シャッフルと言う非常にややこしいスタイルをとっているにも関わらず、後で時空列順に話を並べなおして見ても破綻をしていない点を、評価します。生半可なシナリオ力ではすぐに破綻を見せてしまうのが当然なので…。

キャラクター性・・・５
第１期と比べると登場キャラクターが増え、バラエティーに富んできていて、しかもその追加キャラクターたちが非常に魅力的だったのが嬉しいですね。

画・・・５
より原作テイストな淡い水彩系の色合いを見事に表現しきっていました。記号的表記もより磨きガかかっていて凄かったです。

演出・・・５
癖のある演出では有りますが、私はああいう演出も大好きです！

音楽・・・５
ＯＰのわいわいした演出も、ＥＤのしっとりとしたものも大変上質でした。

総合的な評価・・・５
今期最高級の作品の一つであると思います。

総合点・・・３０

スレイヤーズREVOLUTION
ストーリー・・・３
シリアスパートとギャグパートのバランスが非常に絶妙。
基本、ギャグ作品なのでシリアスパートは削っても良いくらいなんですけど…

キャラクター性・・・５
やっぱり強烈ですね。最高です。

画・・・５
毎回、破綻無く仕上がっていました。満を持したのでしょうね。

演出・・・４
昔と変わらない演出でしたが、このシリーズはそれを変えてしまうと『スレイヤーズ』ではなくなってしまうのでアレで良いと思います。

音楽・・・５
手塚さんの音楽を久しぶりに聴きましたがやっぱり良かったです。

総合点・・・２２

ウルトラヴァイオレット：コード０４４
ストーリー・・・４
出崎監督が、keyの『AIR』、『CLANNAD』と二つ切ない系のギャルゲーを劇場版を手がけた後の作品で、今作品はその二つのシナリオにかなり影響を受けていると思われるました。オリジナリティーは、低いものの、そのレベルはより高い所にあると思われます。

キャラクター性・・・３
「ウルトラヴァイオレット」と言う映画のヒロインのクローンがヒロインと言うのが意外性に飛んでいるのですが…オリジナリティーの無さが致命的？

画・・・５
文句無いレベルでした。

演出・・・４
多少、出崎テイストは薄れてはいましたがやっぱりあの演出は健在でした。

音楽・・・３
可も無く不可も無い感じであんまり印象に残っていません。

総合点・・・１９

ゼロの使い魔　三美姫の輪舞
ストーリー・・・２
なんとなくあるような気がするのです超展開過ぎて訳が判らないあたり…ね。

キャラクター性・・・５
この作品の場合、これが悪ければどうしようも有りません。しかし、ルイズのツンデレは強力！！！

画・・・３
特に酷い回も無かったのでこんな感じですね。

演出・・・４
ヒロインたちがどうして才人に転んでしまうのかは、はっきりと書いているあたりは一応の評価。後は、そのドタバタをどう描けているかなんですけれどもねぇ～

音楽・・・４
シリーズ３作目ともなると新鮮味が無いのですけど…、これで無いとゼロの使い魔jなくなっちゃいますから…

総合点・・・１８

我が家のお稲荷さま。
ストーリー・・・４
原作者の意図をきちんと読み取り、壮大なバトルストーリーにしないで、日常の中に神様や物の怪の類が普通にいる何でも無い日常を描ききった作品。モチロン適度に事件が発生するのですけど…

キャラクター性・・・５
基本的に面白ければ後はどうでも良いと思っているらしい天狐空玄、与えられた任務は忠実にがモットーの守り女コウ（しかし、現実適応能力は？）、などなど楽しい面々がいて楽しい作品でした。

画・・・４
シリアス絵よりもギャグ絵の方が得意なようで、楽しませていただきました。

演出・・・５
２クール２４話に、既出原作分のエピソードを振り分け、尚且つ適度なオリジナルエピソードもバランスよく入れていて、大変良いお仕事をされていました。
はっちゃけ過ぎな過剰演出予告は、力の入れ所を間違えているようでしたけど、楽しかったので良いと思いますよ。

音楽・・・４
大変良かった。唯一つ残念な事は、後期EDの『幸せのコトダマ』がシングルカットされなかったこと。

総合点・・・２２

薬師寺涼子の怪奇事件簿
ストーリー・・・３
基本的に一話完結なのは好感が持てたものの、初期と、末期で複数話消費しばらつきは非常に気になったので…

キャラクター性・・・３
二十歳を過ぎてもツンデレ、女王様気取りって一体何さ。

画・・・４
背景担当が草薙だっただけあって東京の街中の描写が極めてリアルだったのは評価。しかし、そのリアルさの分、実際には無い建物周りの描写が甘くなり落差が酷かったのは減点分ですね。

演出・・・３
話数配分に難があった模様

音楽・・・４
ジャズテイストな音楽はなかなか良いかと…

総合点・・・１７


とりあえず、今現在見終えている作品の評価はこんな感じです。
残りの作品は、ＣＳ等での視聴なので観終えるまで後しばらくかかります。
なお、以下のベスト○○に関してはまだ変動の余地があるものと捕らえていただけると助かります。

ベストキャラクター賞

ベストＯＰ賞：トライアングラー

ベストＥＤ賞：流星レコード

ベスト声優賞：中島　愛
この場合、声優としてより歌手としての評価なんですけど、難易度の高い曲を感情を込めて歌える歌唱力を評価します。

ではでは、残りの作品については見終わるまで保留と言うことで…