「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋

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『DC.ⅡSS』 第12話 観ました

2008-06-22 01:52:43 | D.C.S.S.
うん、よかったまだ続きがある。

とは言え、続き方が問題ではあるですよね。





先を急ぎすぎましたね。
もう少しゆっくりと描いてみましょうか。
とは言え、感想を言ってしまうと
切なさが止まらないんです。

存在が消えつつある義之くんと最後まで一緒にいることを選んだ由夢ちゃんも、義之くんを繋ぎとめる方法を最後まで探し続けていた音姫ねぇさんも、二人とも義之くんへの想いは本物であるだけにその切なさは倍増…いや二乗の二乗なのですよ。本来ならば由夢ちゃんは義之くんの最期まで見送りたかったに違いないのですが、それは音姫ねぇさんに譲ってしまったと言うのは、本当に心が強い女の子だと想いました。先見の夢を見られるということはそこまで過酷でタフにさせるのかと思うと、由夢ちゃんが不憫です。それでも、それまで義之くんと一緒にいられなかった分、一緒にいて、一緒にいられて僕はもう充分とか思ってしまったのでしょうか?それとも…

『デートはね、何処に行くのかじゃない、誰といるのかが大事なんだよ!』

これは、由夢ちゃんが初めて言ったという訳ではありません。昔からある明言ですがあんな場面の時には本当に効果的です。
そして最後に由夢ちゃんがリクエストした場所は風見学園の校舎の屋上。
屋上での別れの場面と言うとairの美凪さんとみちるちゃんとの別れという名場面を思い浮かべましたが、今回のは明らかにそれを意識してそれを超えるように造ってきたように見えましたが、それは私の思いすごしだったかも知れません。まぁ、別れの質が微妙に違いますからね。
別れの言葉のあと、義之くんを突き放して音姫さんのところへ行くよう、もう時間が無いから急いでと言って、促したのは自分が義之くんを看取るのが辛かったからなのか、それとも義之くん自身の思いに気づいていたからなのか、音姫ねぇさんの気持ちに気がついていたからなのか…そんなことはもうどうでも良いと思えるくらい、あさっりと送り出して、一人泣き崩れる由夢ちゃんも切ないです。

一方、件の櫻の処には制服姿の音姫さんが妙に他人行儀で気丈に振舞っていましたが…

弟くん思いは顕在。
別れの切なさを隠すためにわざと装ったお芝居。
でも…
哀しいかな、時間切れ


音姫さんは弟くんを抱きしめる前に…
義之くんは音ねぇさんを抱きしめる前に…
義之くんの時間は切れてしまったのでした。


たった一つの命を盾に、
今、振りかざす感傷

マクロスフロンティア トライアングラー 作詞:Gabriela Robin、作曲・編曲:菅野よう子 より一部抜粋

それにしても…
義之くんの心の中にいたのは誰だったのでしょうか?
少なくとも由夢ちゃんの推測では由夢ではなかったらしいのですが…

お稲荷さんを見る前にテレ玉でもう一階見直したのですが…
その答えは、義之くんが自分から音姫ねぇさんに一歩を踏み出そうとしていたことで明らか…なのかも知れませんね。


ではでは、この作品の詳しいことはこの記事にTBを貼ってくれた方のブログ記事と、公式HPを参照してみてくださいね。



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