Jimny徒然記

山のこと、下界のこと、徒然に・・・

自分に出来ることで役目を果たす

2012年09月27日 | 山の仲間


毎週水曜日は「山人」のアリーナトレーニングの日です。
山歩きでもちょっとした岩場などは出てきます。
そんなところを不安なく通過するには岩登りの経験が役に立ちます。

それに、岩登りをやっていると歩くときの足の運びがきれいになります。
ドタバタと足を運ぶのではなく、スッ、スッ、と「静加重静移動」の歩きになります。
それは疲れない歩き方に繋がりますし、転倒などの事故を未然に防ぐことになります。

山人の人工壁トレーニングは、グレードの追求ではありません。
もちろんそんな意識を持って取り組むことは大事です。
昨日まで登れなかったルートを今日登れた、それは自分自身の大きな自信になります。
そしてその努力と実績は、きっと山で活きて来ます。

山人ではロープを用いる山登りをすることがあります。
そのためにもロープワークに慣れておくことは必要です。

ですから、積極的にビレイもしてもらうことにしています。
登らせてもらったら、今度は自分がビレイをする。
当たり前のことです。

いつまで経っても、登らせてもらうだけの人は勘違いしていると言わざるを得ません。

「自分に出来ることで役目を果たす」

その精神が大事だと思います。
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山の事故が中高年に多い理由は。。

2012年09月26日 | 山で思うこと
山での遭難事故が中高年に多いと言う報道を見たり聞いたりするたびに、
私は思っていました。

「山に登る人が中高年が多いんだから当然だろう・・・」なんて。

でも、先日の赤木沢や2年前の北岳バットレスで感じたことがありました。

若い人たち(特にバリエーションをやる若い人たち)は、結構きちんと登っています。
一方、中高年(特にバリエーションの入門ルートに来る人たち)は、
いい加減な人が結構いるように思います。

若い人たちは、ルートミスしてビバークとか言う事態になっても体力があります。
貧弱な装備であってもそれを補える体力があります。

一方の中高年登山者には、体力(生き延びる体力)がありません。
それを補うために知識と経験、そして装備が必要となります。
知識と経験と体力が足りない中高年登山者の場合は、
体力不足をカバーする装備を持ち、知識と経験の不足は山岳会で勉強したり
プロのガイドさんの力を借りることになります。

始末が悪いのが、単独や仲間内だけで、そこそこ山登りをしてきて
大きな山にも登って自信をつけて「さて、次はどこに登ろう?」と、
「そろそろロープを使うような山登りをやるか」なんて。
そんな感じでバリエーションの入門ルートに中高年の初心者同士でパーティーを組んで
やってくる人がいるようです。

最悪なのが、ネットの繋がりでの初対面同士でのバリエーション。。。
なんて話もネットで見ることがあります。

ブログでコメントのやり取りをしている人から、「連れてってあげるよ」と声を掛けられて
「うれしい!」なんて飛びつく中高年の女性さんたち。

「連れてってあげるよ」と言った人の力量が、あなたには見えていますか?

一年ほど前に関東の方でありましたよね。
雪洞訓練と言うことで、ネットで知り合った7人が集まって雪洞を作って寝ていたところ
天井が崩れて3人が背骨を折る重傷を負ったという事故でした。

中高年登山者のあせる気持ちはわかります
残された時間は多くはないのですから・・・・
だからこそ山を大切に登って欲しいと思います。

それと、見よう見まねで自分が知らない山登りをしないでください。

私たちの山の会にも、時々中高年の方から入会問い合わせがあります。
「この年齢でも入れるでしょうか?」と言う人が多いです。
「もちろんです、体が動けば大丈夫です」と私は答えます。

「でも、会に入れば一年生から始めてもらいますよ」と私が言うと
返事が返ってきません。

若い人に同じことを言っても、きちんと返事が来ます。

中高年登山者に事故が多いのは、こんなところからもその理由が伺える気がします。
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盗人萩・・・ヌスビトハギ

2012年09月22日 | 山で思うこと
可哀想な名前がついた花がある。 ヌスビトハギ(盗人萩)

映りが悪くてスイマセン・・・・

あるところに、こんなことが書いてあった。

「平地から山地、道端、草むら、林縁など日本全国どこでも見られる多年草。
 花はハギに似ているが、実を包むさやの形が、足の裏の外側を使い、
 抜き足、差し足でそぉ~っと歩く時の足跡に似ているからとのこと。
 たしかに! 裸足や足袋を履いて足の外側で歩くとそのような足跡になる!
 昔の人の観察眼と名前の付け方にはいつも感心させられる。」

確かにそう言われて見てみたら、そんな足跡でした。


この日の多良岳には、秋の花がたくさん咲いていました。











花の名前は・・・・詳しくありませんので、みなさんで調べてくださいマセ。。。

本日歩いたコースは、黒木→シャクナゲ尾根→舞岳→経ケ岳→中山越→金泉寺→黒木 でした。

展望台から


舞岳山頂


経ケ岳山頂


私はやっぱり多良の山が好きです。
遠くの山に登った後に多良に登ると、「帰ってきた・・・」そんな気持ちになります。
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赤木沢が可哀想?

2012年09月18日 | 山の仲間
やっと赤木沢に行くことができました。
これまでに計画すること3回。

そのたびに台風で中止になったり、メンバーの都合でダメになったり。。。
今回、4回目の計画にしてやっと実現することができました。

感想・・・ですか?

いくつか書きたいことはあります。
沢登り自体のレポートは「山人」のHPにアップすることにして、
ここでは赤木沢で出会った人たち、思ったことなどを書いてみたいと思います。

【プロは心強いと言うこと】

【いろんな人が入渓していたことにビックリ】

【山の情報誌、ネットの情報のいい加減さ】

などなど、、、そしてチョッピリ赤木沢は可哀想だな・・と思いました。


【プロは心強い】・・・と言うこと

今回のメンバーには看護師がいました。
彼女が実際に活躍した場面が1回、状況を確認したことが2回、
まかり間違えば彼女の出番ではなく葬儀社の出番になっていたかも?が1回。

太郎平小屋から薬師沢小屋に下る途中で、前を歩いていた男性の登山者が木の根に乗り
スリップして足首を捻りました。

「大丈夫ですか?」と声をかけると、「大丈夫だ・・・」と返事。
「看護師がいますが見てもらったらどうですか?」と再び声をかけると、
「お願いします」と言われ、彼女に見てもらいました。

彼女の仕事ぶりを見るのは初めてでしたが、
普段のオチャラケキャラのMちゃんはそこにはいませんでした。
足首を見て触診して、手際よく手当てを済ませました。
かっこよかったです。。

そして若い男性メンバーに怪我をした人の荷物を小屋まで運んでもらい、
私とMちゃんが途中まで付き添って小屋へ下りました。
怪我をした人のお連れさん2人が「後は私たちが一緒に降りますのでどうぞ」と
言っていただいたので、先に下りました。

私たちの足で薬師沢小屋まで20分くらいでしたが、
彼らが到着したのは1時間以上経ってからでした。

彼らは翌日の予定は中止して折立に下ると言っていました。
そして翌日Mちゃんがテーピングの手直しと痛み止めを持って部屋を訪ねたところ、
足首は昨日の倍くらいに腫れていたとのことで、ヘリを呼んだ方がいいかも、と
Mちゃんは言っていました。

何とか無事に下山されたことだとは思いますが、私たちも人事とは思わずに
気を引き締めて山登りをしなければ、と、改めて思いました。

そして、足首の怪我を手当てして先に下っていたところ、
今度は5人くらいの男女混成のパーティーの女性の登山者が木道の上で滑って派手に転びました。
足(膝?)を打ったようでしたが、本人が「大丈夫です」と言うので
先に行かせてもらいました。

同じようなことが赤木沢を詰めあがって、太郎平小屋へと向かう登山道でも起こりました。
私たちとすれ違う際に、単独の男性登山者が前のめりに転び顔面を打ちました。
この人も「大丈夫です」と言っていましたが、Mちゃんが気になったのか
「私、看護師ですけど・・・」と言うと、「見てください」と答えました。
幸い大したことはなく、手当てをすることもなく不幸中の幸いでした。

極めつけは、赤木沢を遡行中のことです。

我々の後ろからヘルメットも被らず、ハーネスもなく、ちっちゃなデイバックだけの
5人パーティーがやってきました。全員中高年で男性4人女性1人のパーティーでした。

私たちが微妙なところを通過中に、横からその中の1人の男性が追い抜いて行ったので
「こんな危ないところで追い抜いたりしたら危険じゃないですか!」と
私が声を荒げて言うと、一応ペコリと頭を下げてヘラヘラしながら先へ行きました。
心の中で「お前らが遅いのが悪い」とでも言っていたのでしょう。

その少し先で、その男性は5~6mはある高さの岩をフリーソロで登り、
岩の上で後続を待っていました。
後続の男性が同じようにフリーソロで登っていきました。
私たちはてっきり細引きでも出すんだろうと思っていましたが、それはなし。。。

後続の男性は5mくらいの高さから見事に落下!
頭はノーヘル!

幸い、ズルズルと滑落したことと、下は釜だったこと、そして下流には滝とかもなかったこと、
そんな好条件に助けられて大した怪我もしなかったようです。

私のいる方に泳いでくる男性に向かって私は言いました。
「怪我をするのは勝手だけど、周りが迷惑するんだ!ノーヘルなんてどういうつもりだよ」と
結構な数のギャラリーのいる前で、多分自分よりも年上であろう男性に向かって私は吼えてしまいましたよ。

その男性も同じくヘラヘラ笑うばかり・・・

そのほかにも「?」と思うパーティーが赤木沢には結構いました。

ノーヘル、ハーネスなし、小さなデイバック、単独、などなど・・・赤木沢が可哀想です。


この日の入渓者は最低でも10パーティー以上、50人以上はいたと思われます。
薬師沢小屋の受付の男性も「こんなに多いとはビックリです」と言っていました。
薬師沢小屋に予約の電話を入れたときも、「予約はなくても大丈夫ですよ、余裕あると思います」
と言っていたのが、この日は乾燥室も宿泊部屋になっていました。

この小屋には12年前の同じ時期に上の廊下を遡行して泊まったことがありましたが、
その時は、ほとんど貸し切り状態でした。

登山者が多いのは、今年の山渓7月号に赤木沢の特集があったらしく、
その影響もあるのでしょう。

赤木沢については、ネットの情報もおいしいところだけしか書いていないし、
本来、山の危険性について警鐘を鳴らすべき山岳誌が
観光案内のような記事を書くことに私は疑問を感じます。

「赤木沢は初心者が入るところだよ・・」なんて言う声も確かにあるでしょう。
でもそれは、きちんとしたリーダーの下で、と言う条件付きだと思います。

大した技術や経験がなくても体力さえあれば赤木沢は行けるかもしれません。
しかし、ちょっとしたルートファインディングミスとかが致命的な事故を起こすことはあり得ます。
天候が急変したり、詰めの草原でガスに巻かれたり、遡行中に怪我をしたり、
あのデイバックの登山者には、そんな場面に対応できる装備も技術もないだろうと思いました。

赤木沢は思ったとおり、いやそれ以上に素晴らしい沢でした。

そんな素晴らしい沢は、もっときちんと登って欲しいものだと、心から思いました。

私たちは、きちんと赤木沢を登ってきました。礼節と感謝の気持ちを持って。。。。

ありがとう、赤木沢。

薬師沢小屋から入渓準備をする登山者たち


ありがとう、赤木沢

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可愛い携帯

2012年09月13日 | 山の仲間


可愛い携帯でしょ!   ハイ、私のです!

なんちゃって、携帯の調子がおかしいので修理に出したところ、
代替機として借りたのがこの携帯。。

あまりに可愛らしいので、人前には出せません。

電話しても出なかったらゴメンです!

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長崎市内の山「八郎岳」

2012年09月09日 | 山の仲間
土曜日、長崎市内の山「八郎岳」に登りました。
八郎岳は長崎市内最高峰の山です。
人気の面では、岩屋山に押され気味ですが山頂からの展望は素晴らしいものがあります。

この日のお供は「Hちゃん」。わが子よりも若い女の子でした。
地元の子ではないので、八郎岳ももちろん初めて。

平山から八郎岳を目指します。
一本調子の登りで息が上がります。

あいにくのお天気で、あまり快適とはいえない山登りでしたが、
山頂に着くと展望が開け、三菱造船所のドックや伊王島を眼下に見ることができました。

小八郎岳を経由して、乙女峠から平山へと下山しました。
途中で鹿の親子にも出会いました。

この日、下界は雨だったとのことでしたが、
幸い私たちは降られることもなく下山することができました。

八郎岳への道


八郎岳からの展望


八郎岳山頂


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