頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

2006年12月ラオス

2019-03-22 01:14:29 | 旅行

このころは文章にスピード感がある。専門とはかなり遠かったが、地理情報学の立場からメコン河生物多様性プロジェクトに参加。このころはリッチだったが、自分の専門のプロジェクトもかかえていて、かなり忙しかったはずである。

19日
 大学で会議を終えてから、バスに揺られて4時間。NGOや新聞記者の皆さんとダムの建設現場へ出発。夜は地元の若者が集うクラブに潜入。ビール1本200円。公務員の月収は2500円。実態なき経済。

20日
 ボートで川を下り、電気の来ない山村へ。水牛の群れに遭遇。村人の出迎えを受ける。みなダムに期待しているようだ。テレビがないので、村人はタイ語をほとんど話せない。メディアの力はすごいもんだ。毎日もち米と豚、鶏の辛味炒めサラダばっかり。

21日
 会議終了後、武漢の先生と昆明の先生と3人で、華僑経営のマッサージ屋へ繰り出す。女の子たちは多少の中国語を理解するようだ。1時間3ドル。ビェンチャンはバンコクの数分の1の価格だ。気温は15度くらいなのに、立ちんぼの女性たちが厚着で焚き火に当たっている。半そでのわれわれとは体感温度が大きく違うのか。そういえば凍死者も出るらしい。彼女らはタイ語も満足に話せないようだ。その後、ホテル地下のカラオケへ。中国語曲はそこそこリッチ。女性3人込みで1時間20ドル程度。

23日
 トランジットでバンコク1日オフ。シーロムのエステにいったあと、前から気になっていた水餃子のお店へ。店員の会話がよく聞き取れない。タイ語ではないようだ。外で子供に中国語の読み書きを教えていたママさんに聞いてみると、服務員は全員ミャンマーだという。ミャンマー語って中国語の方言っぽく聞こえる。タイ語とは似ていない。顔も黒い。小籠包もまあまあ。
 夜、バンコクのラマ9世通りで空港行きのタクシーを捕まえようと道端に出ていたら、約50m手前で爆発音がして、大型トラックの後輪付近から何かが上空に向かって吹き飛んでいった。その直後、直径1mはあろうかという太いタイヤが道路わきに向かってものすごいスピードで1本だけ転がっていった。パンクだ。トラックは私のそばを通り過ぎて50m先で停車。もし私のすぐそばで発生していたら、タイヤに轢かれてた?
 ラオスでお目にかかった女性ジャーナリスト、苗字の最後4文字がVONG。てことは、王族ではないですか。どうりで、高貴な雰囲気のただようラオス美人。世が世ならお姫様だったわけか。

ラオスの山村にて。この村にはTVがなく、当然タイの放送も視聴できない。というわけで、この村ではタイ語が通じない。Mediaとカルチャーのとてもわかりやすい関係。

Thai language is not available in this village. There is no TV.



ラオス・タケックに近いナムトゥン2ダム付近の山村にて。左の「岡村さん」は村長。インタビューしていたら、横から県知事(右のオヤジ)が割り込んできた。以降、「岡村」村長は口を開かなかった。これがいわゆる一党独裁なのだ、と我々は悟った。

We had a chance to interview the mayor of a village (Lao PDR) in the middle stream of the Mekong River. In the latter part, the prefectural governor came and the mayor shut his mouth. It is really communism.


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1 コメント

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Unknown (本人)
2019-04-19 23:27:30
Interview to the village leader in Lao PDR (2006). I found some conflicts with the central government. Mayor (left) and Governor (local leader of the Party, right).
長々と知事からくだらない話を聞かされ、元NHK記者の友人(松本悟さん)はご立腹。

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