(寂聴先生のように)弱者に寄り添うわけではないが、弱者の問題にストレートに向き合う、というポリシーの高学歴者は少なくない。ホリエモンが典型。真実を曲げてまで「大丈夫だよ」とか、「安心していいよ」とかは絶対いわないが、真剣に真正面から最も合理的な解決策をズバズバいってしまう。
女性が相談してくるのは答えが知りたいんじゃなくて、共感が欲しいから、とよくいわれる。頭のいい男の子でも、そんなことはあまり理解していない人が多いので、つい説得調になってしまったり。小生自身もそれに近いわ。
彼女にしたい、とか、ビジネスパートナーにしたい、という相手であれば、この共感モードを理解できていないとうまくいかないのだが、ジェンダーとは無関係に、(オブリージュとして)この人のお役に立てるのは名誉なこと、というだけなら、どんなに恨まれようが正しいと考えることをお答えするのでよいと思う。