低学歴なのに手に職もないというナイナイの日本人が仕事をえり好みしてしまうのが、「仕事がない」にもかかわらず外国人労働力に依存する、というおかしなことが起きている原因。そういう人材に似つかわしい仕事と待遇というものがある、といわれるとお怒りになる人は少なくないと思うが、労働力にも市場があるので、それがいやなら、古代ローマ人気取りで「属州」出身の「蛮族」に3Kの仕事を任せたりしないで自分たちでやるべきである。もちろん、日本人だっていい生活を望むなら、意味のある学歴をつけるか手にちゃんとした職をつけるしかない。仕事と関係のない趣味みたいな専門(私学文系ばかりとは限らないが)には、お金がある人が行けばよく、行った以上は「金がない」なんていうべきじゃない。私はお金がなかったので、その世界で飯を食う覚悟で今の専門に進み、それをちゃんと仕事にしているし、それが当たり前と思っていた。
「内部留保が小さくて倒産するような会社に、いや、内部留保が大きいと給与少なくなっちゃうような会社に行かなくていいよう、今からちゃんと勉強しなさい。」と、昔子供に言いました。