行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

「道の駅・あがの」は、まだプレオープンの状態

2022年09月02日 | 旅行記・まち歩き
以前、県内の道の駅を紹介する記事をアップした。すべての道の駅を走破したわけではないのだが、独断で「たがみ」「庭園の郷ほない」「長岡花火館」を県内ベスト3としたものだ。これらは比較的新しく設置された道の駅だ。
またまた近場で新しい道の駅がオープンしたという情報を得て、早速我が社の女性陣に連れられて見に行くことになる。阿賀野市が整備計画を打ち出し、パブリックコメントなどを募集しながら、この8月5日にオープンした「道の駅・あがの」。
設置場所は国道49号沿いで、建設が進む「水原バイパス」との新潟よりの合流地点。新横雲橋の東詰で、橋で阿賀野川を渡れば新潟市江南区という場所にある。立地条件としては目立ついい場所である。



訪れたのは平日の午後という時間帯。国道の交差点からの取り付け道路に入るのだが、クルマがびっしり止まっているのが見える。駐車場に進むが、なになに駐車場はまだ整備中ということで、予定の半分程度の完成度のようで、少し窮屈に感じるが駐車場所は確保できた。
施設がこじんまりとしているからなのか、やはり満員状態。オープン後2週間ほど経っているのだが、ザワザワ、バタバタ感は「道の駅・ふくしま」を見たときのようで落ち着かない。オープン当初三日間で1万5000人が来場したというから、その時はかなり息苦しい感じにもなったのではと想像する。
施設内は物販コーナーにはお土産や農産品が並ぶ。まあ、これはどこの道の駅にもあること。ただ「パルシステム」という生協がテナントとして入っていて、会員向けの商品受け渡し拠点として一角を抑えているが、これがよく分からない。



そんな中で、「あがの酪農カフェ」のソフトクリームと、「あがのおいしい調理室」のメンチカツは気になる存在。特にソフトクリームは、酪農発祥の地として売り出している阿賀野市ならではの味になっている。これは美味しいので、ぜひ食べていただきたい!
メンチも米粉を使っていて衣がサクサク。揚げたて熱々をいただければ美味しいのかもしれないが、晩飯のおかずにとお持ち帰りしたため、ホッと感が失われたか?これは私のミス。
そのほか、外に遊具が置いてあったり、冬場や雨天でも楽しめるように室内にもキッズスペースなどがあるのもいい。これだけを目当てに来る人も中にいるようで、単に行きかう人だけのサービス提供に限らず、交流拠点としての下地は整備されているように感じる。



ただ、肝心な駐車場が半分程度の完成率で、利用客のサービスの上では欠かせないフードコートは遅れて10月にオープン?夏休み期間のオープン時にこだわった割には交流広場(バーベキューなども楽しめるようになるのだというが…)も未完成というので、何が売りになるのか今の時点では想像がつかない。
調べてみると、昨年から「来夏オープン」を打ち出していたこともあって、何とかお盆前の帰省シーズンに間に合わせようとしたのだろうが、なんか見切り発車にも思えてくる。フードコートのメニューなどであっと驚く仕掛けでもあるのだろうか?
前述のカフェや調理室は指定管理者である運営会社の直営とのこと。フードコートは直営かどうかは分からないが、この部分がオープンできていないということは間違いなく準備不足かトラブルがあったのかもしれない。今後の運営に期待したいところだが、さてどうなるだろう。


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