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何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

秘密にしておきたいほど、南佐渡の「青の洞窟」

2021年11月07日 | 旅行記・まち歩き
コロナが下火になって、行動を再開?というわけでもないが、早くから予定を立てて、今回(先週)は家族で佐渡へ。自身にとって9月に続きの訪問となる。
特に長男夫婦は修学旅行以来のということもあって、今回はポピュラーな観光地を巡回することをセレクトした。トキの森公園から大佐渡スカイライン、佐渡金山、宿根木などを回った。(今回はグルメ紀行はなしだな!)
ただ、私自身がまだ経験したことがない場所があって、小木の海岸線をモーターボートで巡るというもの。海からしか行けない景勝地を初訪問したのでご紹介しておきたい。



モーターボート?少し揺れが心配だが、0歳児でも大丈夫との声と、5人までなら何人乗っても1万円!未就学児は無料!との観光汽船の受付の人の声に、みんなで乗船することになる。
小木の港を出ると少し波があるが、怖いというほどではない。そのスピード感や適度な揺れに孫も大喜び。1歳児は乗船直後気持ちよくなって眠り込んでいたが、モーターボートは軽快に小木の南方向の海岸線に向かう。
「矢島経島(写真下)」は勧めの景勝地で、ここだけは陸路でも行ける。しかし、「虫谷(むしや)の入江(写真下)」を初めとした溶岩の浸食によってできた海岸線は、起伏が激しく切り立った場所にあり、人を寄せ付けない。以前紹介した「深浦の入江」もその一つ。(2021年1月5日記事参照:https://blog.goo.ne.jp/jikokuhyou485/e/20fdb9dc1cf52b2b3510d6a871b46cea)



そして最大の目的地は、琴浦地区の洞窟群の一つで青の洞窟と呼ばれる「竜王洞」だ。透明度が高く、天気の良い日には青く輝き、イタリアのそれに似ていることから「青の洞窟」と呼ばれている。
モーターボートが入って回転するくらいの大きさがあり、ここだけは断崖絶壁にあることから船かカヌー(シーカヤック)でしか行けない。青く光るか、そこまでの船が出るか、天気にも左右される。
そんな希少価値的なところもあって、上(岩場)を見ても下(海面)を見ても、実に神秘的な風景が360度、三次元方向に広がり、今人気スポットとして注目を集めている。ここだけは秘密にしておきたいほど、佐渡最高のスポット言っていいのではないか?





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