行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

孫を迎えに、佐渡滞在60分の大晦日の旅

2019年01月06日 | 日記・エッセイ・コラム
年末年始のお休みも終わります。
会社は暮れの29日から9連休の大型休み。当方、会社員は辞めたものの、契約社員として働き続けていることもあって、1月4日の求人イベントに参加。9連休の恩恵を受けることなく?まあそれでも、ゆっくりできました。

休みに入ったら、佐渡から娘と孫が帰省する予定だったが、年末には強烈な寒波に見舞われた新潟地方。佐渡汽船のジェットフォイルは運休続き。ただ、フェリーは、帰省客を乗せて何とか航行しているという日が続いていた。フェリーも揺れただろうにねー。なんでも両津港に接岸できなかった日もあったとか(風が強くて、接岸に時間がかかり、かなり遅れがひどかった。)
2歳の孫を連れて、揺れるとわかっているフェリーに乗るのをためらう娘。2時間半でしかないのだが、船酔いして子どもの面倒が見れないのが心配とのこと。それでも、2日間待って、ついに大晦日にフェリーでも仕方ないとの決断したとの連絡が入る。

この日は少しだけ天気は落ち着くという予報だったが、佐渡人でも幼子を連れて一人でフェリーで帰ってくるというのは可哀相と、爺さんは朝4時に起きて始発のフェリーで迎えに行くことにした。
新潟港6時発。帰省時期とはいえ総長ということあってか船内はそれほどの混雑なし。ただ新潟港を出ると「うねり」がある。私は大丈夫だが、確かに船酔いする人には、かなり気になる揺れ。船底を叩くような音や、窓にはしぶきが容赦なく降りかかる。
ただ、沖に出て1時間ほどすると、明らかに波の高さがなくなり、夜明けとともに空も明るくなってきた。急激に海上の時化は収まった。(写真下:往路・新潟から両津港へ。ターミナルの様子と夜明けの越佐海峡。)



両津港は遅れもなく8時30分着。着くと娘と孫がすでにフェリーターミナルに到着していてたが、なんとまあ両津港始発を除いて、この日はジェットフォイルが就航するとのこと。急いでジェットフォイルの切符を購入し、両津港9時30分発で娘と孫と一緒に新潟港に戻ることになった。
佐渡滞在60分の大晦日の船旅。以前の記録2時間を大幅に更新する「区間新記録」。これ以上の記録は出そうにもないですよね。ジェットが動くなら、ゆっくり家を出て、新潟港で待っていればよかったものを、何やってんだろ?(写真下:穏やかになった両津湾と船内の孫の様子)



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