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行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

さよなら、空の王様「日航ジャンボ機」

2011年03月03日 | ニュース・うんちく・小ネタ

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3月の声を聞いて、東北新幹線に新型E5系が導入されると言ったニュースが聞こえてきたが、一方で空路では、ボーイング747型機の引退というニュースが報じられていた(写真上)

日本の航空機の代表的機材で、日本航空では「ニッコー・ジャンボ」として親しまれたB747。航空史上最悪となった御巣鷹山の墜落事故、政府専用機として使用されていることはご存知のとおり。

海外でもエアフォース・ワンやスペースシャトル搬送機としても知られる名機であることは間違いなく、我々の世代としては、「キングオブ旅客機」と言っていいだろう。

成田空港が思うように機能せず、発着枠が確保できなかった日航は、一度に大量の旅客を輸送できるジャンボを大量導入。しかし燃費が悪い上、初期型はコクピットに3人乗務。国内線でも導入が相次ぐが、効率が悪いのは当たり前?

国内地方空港が相次ぎ国際線を確保し、機材は小型化。「日本航空」の名の下で、不採算地方路線を抱えたこともあるが、日航の経営悪化の一つには、ジャンボに偏り過ぎた経営体制があると言っても過言ではない。

とはいえ、以前、自宅の上空を双発機とは明らかに違う轟音を立てて新潟空港に向かうジャンボを見たときは感動した。当時でも新潟空港に降り立つのは年に数回。興奮して、航空機好きのヨシユキ君に電話したことを覚えている。

新潟空港はジャンボ機がチャーター便として訪れるたびに、航空ファンが訪れていたと言うし、政府専用機は、新潟空港で「タッチアンドゴー(Suicaのことではありません)」の訓練をしていたんですよ!見たかったなー。

後継はB777、A380と言うことになりますかねー。新潟に来ることはあるでしょうか?A380だと離陸に3000メートルの滑走路、専用搭乗ゲートが必要なことを考えると無理ですな!

このジャンボ機、全日空では今しばらく使われるようだが、こちらも2015年までには全機退役の予定で、売却先を探しているのそうだ。

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