実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

山中木地挽物(ひきもの)・木を削る快感

2013年11月04日 | 日記

隊員NO.3ゆかぴで~す

11月2日(土)に行われた「JAPAN漆YAMANAKA」でのろくろ体験」について

ご報告しま~す!!

わたしたち実高ふれ愛隊のメンバー・いぶ、ゆかぴ、いくの、れいなの4人は、

山中漆器連合協同組合所属する木地師のみなさんに先生になっていただき、

初めて山中木地挽物にチャレンジしました。

わたしの先生は山中の木地師としては、もっとも若手の戸田勝利さんでした。

戸田さんは現在34歳で、5年前にお父さんの跡を継いで、木地師の世界に入った

そうです。戸田さんは外挽き鉋(かんな)の使い方や轆轤(ろくろ)を回転させるペダルの

操作について、とっても丁寧に教えてくださいました。

右のペダルを踏むと、轆轤が手前に回転します。そして左のペダルを踏むと逆回転です。

木地に外挽き鉋をあて、右脇に鉋を固定させながら、刃先を下げ、左から右へと操作

します。ペダルを踏んで、鉋を木地にあてると、またたく間に木が削れて、木くずがたまり、

木地がお椀の形に近づいていきます。木地に鉋があたったときの音や手に伝わって

くる快感は何ともいえません。

外側の形が出来上がった後、戸田さんが高台の部分を作ってくださり、わたしは

そこに、「DY」と彫刻刀でサインを刻みました。これでD(大聖寺実業)・Y(ゆかぴ)の

作品の完成です!内側の成形はわたしたちには難しいので、戸田さんをはじめ、

木地師の方々がしてくださいます。わたしたちが製作したお椀は、木地師の皆さんが、

乾燥させ、漆を塗って、学校に届けてくださるそうです。「早く届かないかなぁ~!」

今回わたしたちにご指導下さった木地師の戸田さん、宮本さん、向出さん、寺西さん、

本当にありがとうございました。今回の「ろくろ体験」のことはわたしたち、

ずっ~と忘れません!!

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