わたしのおひなさんは、昭和40年代に流行ったガラスケース入りの「団地サイズ」。
同じ誕生日生まれの伯母がお祝いに買ってくれたもの。
毎年、娘のおひなさんと一緒に飾っているのだが、この度ダンボール箱から出そうとしてびっくり!
ガラスの人形ケースを持ち上げようとしたら、ばらばらに外れちゃった。
この数年ガタがきてはいたのだけれど、枠組みの糊付けがすっかり乾燥して
とうとう枠とガラスが自然解体~。
そりゃあもう44年物だもの。そこにきてこの冬の激乾燥が効いちゃったのね。
そんなわけで、初めてガラスケースなしで飾ってみると・・・!
あらまあ、新鮮!なんだか見慣れたおひなさんがもっと身近に感じられる。
末席の下駄持ちさんに焦点をあててみたりしてみる。
お~、なかなかの男前やんね。
まんまるな三人官女さん。
そういえば子どものころ、「自分のおひなさんによう似てくるもんやなあ」って
見比べながら、なんだかよく言われた。かわいくてだいすきだったから
そう言われて嬉しかったのだけれど。
ちなみに、姉のお雛さんはわたしのとは対照的な、すっきりとした瓜実顔の美人だ。
ふ~~む。