時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

おだんごさんたち。

2011-02-08 | essay

わたしのおひなさんは、昭和40年代に流行ったガラスケース入りの「団地サイズ」。

同じ誕生日生まれの伯母がお祝いに買ってくれたもの。
毎年、娘のおひなさんと一緒に飾っているのだが、この度ダンボール箱から出そうとしてびっくり!

ガラスの人形ケースを持ち上げようとしたら、ばらばらに外れちゃった。
この数年ガタがきてはいたのだけれど、枠組みの糊付けがすっかり乾燥して
とうとう枠とガラスが自然解体~。
そりゃあもう44年物だもの。そこにきてこの冬の激乾燥が効いちゃったのね。

そんなわけで、初めてガラスケースなしで飾ってみると・・・!
あらまあ、新鮮!なんだか見慣れたおひなさんがもっと身近に感じられる。



末席の下駄持ちさんに焦点をあててみたりしてみる。
お~、なかなかの男前やんね。



まんまるな三人官女さん。
そういえば子どものころ、「自分のおひなさんによう似てくるもんやなあ」って
見比べながら、なんだかよく言われた。かわいくてだいすきだったから
そう言われて嬉しかったのだけれど。

ちなみに、姉のお雛さんはわたしのとは対照的な、すっきりとした瓜実顔の美人だ。

ふ~~む。


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