時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

太陽一族

2015-06-27 | essay


母の十年目の命日、思い立って父と姉の3人で
母の里、鳥取へお墓参りの旅に。

わたしは七回忌以来の4年振り。
父と一緒に母のお墓を参るのは
紆余曲折、悲喜交々、10年という時間を経て初めてのこと。

わたしたちが帰郷すると聞いて
母の実家に懐かしい人々が顔を見せに来てくれた。
母は10人きょうだいの末娘。
昔からひとの出入りの多かった賑やかな母の里。
今もひとが集まると、高らかな笑い声と温かさに包まれて
まるで太陽一族。笑いすぎて汗かいちゃう。

母の10年目の命日はとてもとても賑やかな一日となりました。
きっと母も空の上で
天空の親族みんなと共に喜んでくれたんじゃないかな。

あたたかな太陽一族。
子どもの頃、毎夏を過ごした頃と変わらずに
そこに建っていてくれる築100年を超える古い家。
こうして居合わせるフシギ。血縁のフシギ。。。
つくづく、エニシのフシギを想う旅となりました。

母がすきだった砂丘の日の入りを観に従姉妹たちと向かったものの。。。
曇り空に諦めかけたそのとき!


あっかんべーみたいな太陽が雲の間から降りてきました。


ピンクに染まる空と海。。。
ちらちら揺れる遠くの漁火。

このきれいな夕焼けは、母が空からみせてくれたのかもしれません~!?


 


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