どど~ん、「奈良の大佛さま」
キョーレツな色合いがなんだか懐かしい。
古本市でつい手にとってしまったこの本。
左端の控えめな鹿がいいわ~。
わたし、宗教はとくに持っていないのだけれど
奈良に住んでいた子どもの頃から「奈良の大仏さん」だけは
なぜか特別な存在。
しばらく訪れていないと
なんだか・・・逢ってほっとしたくなる。
いつでも大きく腕をひろげて待っていてくれる奈良の大仏っさん。
(ひろげてないけどね)
十年振りに、娘を連れて訪れたのは去年の春。
次はいつ行けるかな~。
この絵本の発行元は「東大寺」
発行年はどこにも書いてないけれど
このイラストにある、鼻の突き出たバスが走っていた頃なのは確かね。
昭和30年代くらいかな。
手づくり感のあるカラー印刷がとても味わい深い。
こんな面白い貴重な絵本なのにたったの200円。
大仏さん、子どもの頃から ただ本能的にスキなだけで
深くはちゃんと知らないんだよなあ、そういえば。
ばったり出逢えたこの子ども向け絵本で
改めて大仏さんの歴史をお勉強することにいたしましょう。
今すぐにでも行きたくなって困るかも?