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たいせつなもの。すきなこと。

600年前の建物

2010-06-24 | 古い建物 のこと

   

東村山にある、正福寺。
ここの「千体地蔵堂」は、
都内唯一の国宝の建造物なのだそうだ。  

室町時代の1407年建立とのこと。
なんと!600年も前からここにあるんだね。
古都ならともかく、普通の町並みの中
ここだけ600年前の時空を包み込んだまま
ポツンと建っているのが、なんだか不思議に思える。
さりげなく、すまして建っているけれど、これは奇跡。

よくぞ、600年も焼けずに現存しているものだなあ。。。
と思って見まわすと、そこここにきちんと、
秘やかに火災に対する対策が巡らされていた。

なんだかとても興味を引く、ポンプ小屋(?)
赤い鉄製のドアがいい。これもかなり古そうね。

  

  

消火栓や火災用ベルなど、あちこちに静かに警戒感が潜む。

おまけに、お寺の目の前には消防団の消防小屋とやぐらが建っていた!

昔から、町ぐるみでたいせつに火災から守ってきたんだなあ。合掌。

   

    
    
扉の透かし彫りも見事!

東村山。ご近所の市でも知らないことがいっぱい。
600年かあ...。
いろんなこと発見するのに遅すぎることはないね。


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