新古今和歌集の部屋

ひかる君へ 光る君へ紀行 和泉式部歌 貴船神社


(30)つながる言の葉 - 大河ドラマ「光る君へ」

(30)つながる言の葉 - 大河ドラマ「光る君へ」

夫の死から三年、まひろ(吉高由里子)は四条宮の女房達に和歌を教えながら自作の物語を披露し、都中で話題になっていた。ある日、そこに歌人のあかね(泉里香)がやってく...

大河ドラマ「光る君へ」 - NHK





ものおもへば

 沢の蛍もわが身より

  あくがれいづる魂かとぞみる



貴船神社 奥宮

ナレーション

京都の奥座敷、貴船(きぶね)。清流と蛍の名所として知られています。二人目の夫との復縁を願い貴船(きふね)神社を訪れた和泉式部は、夫戀しさの余り、蛍の光が、まるで我が身から抜け出した魂の樣だと詠んでいます。その後復縁した事から、貴船神社は縁結びの神様としても知られる樣になったのです。


和泉式部 歌碑 · 京都市, 京都府

和泉式部 歌碑 · 京都市, 京都府

和泉式部 歌碑 · 京都市, 京都府


  もの思へば

 澤のほたるも

わが身より

  あくがれいづる

     魂かとぞ見る

        和泉式部


後拾遺集
 男に忘られて侍ける頃貴布禰にまいりて御手洗川に
 蛍の飛び侍けるを見てよめる
ものおもへば沢の蛍もわが身よりあくがれいづる魂かとぞみる

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