現在進行形で舛添都知事の第三者による厳しい調査の結果発表を見ている。
これまでニュースショーでうんざりするほど取り上げられアナリスト・報道関係者から述べられていた通りだ。
「政治資金規正法」に反している事象は見られない。
政治活動といえるかどうかは適切でないといえるが、「法」に触れるとは言えない。
ホテル宿泊費の支出は適正とは言えない。家族旅行であり政治資金からの支出は適正ではないといえる。
このくだりもこれまでの記者会見で返金を表明していた。
全体として「出来レース」の感は否めない。
明日から都議会において執行される代表質問・一般質問、委員会における一問一答形式の場でどういう質問をするか。
それに対し知事がどう答弁するか。
それによって質問者がどれだけ本気で追及しているかが見て取れると思う。
今、弁護士による「第三者」としての発表が終わり、知事が弁護士に対し謝意を述べた。
これで都民が納得するか。来夏には都議選がある。
また、参院選の投票行動にどう影響を与えるか。
「違法」でないとはいえ、「政治資金規正法」そのものがザル法。もっと言えば底の抜けたバケツ同様。
この記者会見の前に都議会で議長及び各会派の代表に説明をしている。
これで取りあえずハードルをクリアしたとの思いが顔に出ている。
弁護士が記者から質問を受けている。
報酬を受けたかについては答えない。
引き受けた理由を聞かれていいよどみがある。
都知事に対して、「これで都民が納得すると思うか?」
「公開されるのか?」弁護士:「知事が考えること」
資料を含めて公開してほしい。「検討する」