家電ゴミと不正ルートの存在。
家電ゴミについてはリサイクル法で主要な製品について消費者が費用を負担する。
費用の掛からないものは自治体が拠点を決めて消費者が持ち込む。
しかし近年、リサイクルと称して街中を回る車がある。
とにかく不要のパソコンや電気製品を無料で回収するという声が車載スピーカーで聴くことがある。
これらの回収品は海外へ運び出され貴重な金属を取りだす。
今朝のニュースではベトナムの寒村で洗面器用の容器に基盤を入れ薬品を入れて溶かしていた。
この地域の母乳に含まれる有害物質濃度が首都ハノイにおけるそれの10倍にも達する。
日本のある都市では不法に回収している業者を廻り指導している。
だが、強制力もなく後を絶たないという。
リサイクル法が制定されたときに議論されたはず。
メーカーが負担しないのはおかしいと。
作りっぱなし、売りっぱなしだ。
製造者責任はどうなっているのかと。
それに対して引き取りを義務付けるとその分価格に跳ね返ると。
こうして企業優先で制定された。
相変わらず新製品が次々と作り出される。
それほど性能に差がないにもかかわらず買い替えるような宣伝に惑わされて買い替える。
多額の引き取り料と。
ここはやはりメーカーに対する買い取り負担をさせるべきだ。
価格に転嫁なども厳しく監視することは難しくないはず。
日本製の家電製品が外国の貧困に「公害」まで輸出している。
画面に現れた部品には日本語表記が見て取れた。