安保法案が参院で審議入りした。
安倍首相は与党の質問時間を多くとって国民にわかりやすくすると。
実際の与党との質疑を見たが、質問時間を余したからやむなく首相に質問するというお粗末さ。
質疑の中身もこれで理解しろと云われてもなあ。だよ。
衆院で、野党の質問にまともな答弁もせず持論を延々と捲くし立てるだけ。
挙句は、強行採決。
これでどうして理解しろと言うのか。
ますます反対の声が「津々浦々に広がっていきますよ安倍さん」
よほど支持率低下が気になるか？
連立与党の公明党。「平和」を掲げながら戦争法案に与する。
さすがの支持者も「言行不一致」と離反者が続出と言われるありさま。
看板に偽りありでは、メニューどおりの料理が出なければ、
そりゃあ誰だって怒るわ。
9月末までの会期。
怪奇となるかもよ。
旭天鵬が相撲界を去る。
一つのレジェンドの誕生。
二年前の最年長初優勝。周りからの大きな祝福。
来場所、大きな記念すべき節目となるはずだった。
しかも初日が誕生日。
笑顔がすばらしい関取として巡業地でも人気者であったと聞く。
引退後は自分の持っているものは総て若いものに伝えたいと。
ここでお願いしたい。
取り組みが終わると花道の奥で旭大星が待っていた。
十両に上がっても必ず。
この相撲取りを育てて欲しい。
早く幕内で取れるように。
昨日の参院本会議、安倍首相が具体的に国名を出した。
中国を。
それしかない。衆院特別委員会では北朝鮮のミサイル問題に言及。
間違いなく中国と事を構えるつもり。
参院で安保法案の審議が始まる。
60日ルールを念頭においての大幅会期延長であることは間違いない。
が、それをやると内閣は持たない。
参院で審議が尽くされたとして強行採決に出ることは火を見るより明らか。
過半数を占めているから。
今や、国民の間、それも関心のなかった若い母親の間で、
安保法案に対する関心が高まり反対の声が広がりつつある。
自分の子が「殺し、殺されることには反対」と。
依然としてテロ集団の存在が脅威をもたらしているが、
暴力をもって支配することに支持は得られない。
これは、21世紀の社会で共有される概念となりつつある。
安倍内閣のいう「集団的自衛権」は、
自国が攻撃されたとき、同盟関係を結んでいる国が、
「支援してくれる」という単純なことではない。
アメリカが攻撃された、じゃあ自衛隊を出動させよう。
そんなことではない。
アメリカが他国に先制攻撃を仕掛けた、
それによって日本の存立が脅かされるから自衛隊を派遣する。
こういうことだ。
まず、話し合い。外交努力。これなくして平和はない。
二度の大戦の「反省」の上に現在がある。
胆に銘ずべし。
