昨年9月に計画し直前で断念せざるを得なかったトムラウシ山を、雪が残るこの時季に少しだけ歩いた。もちろん北海道ツーリングを兼ねたものだ。
17日午後、今宵の宿、山深い東大雪荘に早めに到着する。晩飯には時間があるので、イマイチはっきりしない短縮コース登山口への林道の積雪状況を自分の目で確認しに行く。林道約8Kmのうち7Kmも進んだであろうか、積雪に行く手を阻まれる。ここまでか? と諦めた時、週一ペースで路面を確認している大雪荘の車と会う。お願いして私も同乗するが、わずか50mも進めなかった。明日はここから歩くことにしよう。
18日 今回は道に迷っても即座に現在地と進路を表示する山ソフトを用意しているので、単独行でも気分は楽だ。それにルートには赤布があると聞いており、道に迷う事はないだろう。目的はカムイ天上上部・コマドリ沢分岐への下降点までだ。天気良し、体調良し!
【初めて見た赤テープ】
9時過ぎ登山口からの樹林帯を、歩き始める。地図と山ソフトで進路を決めるが、アレーッ、赤布がどこにもない! 所々姿を見せる登山道があるので、道は外していないのだろう。大雪荘からの登山道との合流点まで、全く見当たらない。まぁ、いいけど・・・。持参した赤色のテープを所々打ちながら歩く。
【中央の小さく見える山がトムラウシ山】
【十勝岳・美瑛岳連山】
2時間も歩いただろうか、彼方にトムラウシを望めるカムイ天上に着く。360度の大パノラマで、遠くには見覚えのある十勝岳・美瑛岳連山も望める。その昔、出張ついでに友人と登山した思い出が蘇る。快晴・微風、静寂な世界であり、贅沢・至福を感じる。アルバイトでかいた汗が気持ちよい。
ここで問題が。眼前のどの山がトムラウシなのか、特定できないのだ。正面には単独峰、右側に双耳峰が。確かトムラウシは双耳峰のはずだ・・・。
【右がトムラウシ山】
広く緩やかな尾根上をコマドリ沢分岐への下降点までと歩くが、笹の厚いバンド帯が邪魔をする。カンジキもスキーもないツボ足では、ズボッズボッと足を取られる回数が多くなり進むのも辛くなる。目的地の少し手前だが最終点としよう。昼飯を摂りながら改めて読図をするが、イマイチ決定打がない。
自分で打った赤テープを回収しながら往路を戻る。今回は初めから頂上は無理と決めた春山ハイクだったが、機会があれば頂上を踏みたいものだ。
【Google Earthでみたトムラウシ山】
大雪荘に戻る林道途中の望岳台で、じっくりと読図をして解ったこと。やはり双耳峰がトムラウシ山でした。後日Google Earthでも確認しました。読図力のなさに反省!
今回も北海道のあちこちをツーリングしたが、長沼町で見掛けた菜の花畑。単色の世界を席巻するような一面黄色の絨毯と規模の大きさには驚いた。
17日午後、今宵の宿、山深い東大雪荘に早めに到着する。晩飯には時間があるので、イマイチはっきりしない短縮コース登山口への林道の積雪状況を自分の目で確認しに行く。林道約8Kmのうち7Kmも進んだであろうか、積雪に行く手を阻まれる。ここまでか? と諦めた時、週一ペースで路面を確認している大雪荘の車と会う。お願いして私も同乗するが、わずか50mも進めなかった。明日はここから歩くことにしよう。
18日 今回は道に迷っても即座に現在地と進路を表示する山ソフトを用意しているので、単独行でも気分は楽だ。それにルートには赤布があると聞いており、道に迷う事はないだろう。目的はカムイ天上上部・コマドリ沢分岐への下降点までだ。天気良し、体調良し!
【初めて見た赤テープ】
9時過ぎ登山口からの樹林帯を、歩き始める。地図と山ソフトで進路を決めるが、アレーッ、赤布がどこにもない! 所々姿を見せる登山道があるので、道は外していないのだろう。大雪荘からの登山道との合流点まで、全く見当たらない。まぁ、いいけど・・・。持参した赤色のテープを所々打ちながら歩く。
【中央の小さく見える山がトムラウシ山】
【十勝岳・美瑛岳連山】
2時間も歩いただろうか、彼方にトムラウシを望めるカムイ天上に着く。360度の大パノラマで、遠くには見覚えのある十勝岳・美瑛岳連山も望める。その昔、出張ついでに友人と登山した思い出が蘇る。快晴・微風、静寂な世界であり、贅沢・至福を感じる。アルバイトでかいた汗が気持ちよい。
ここで問題が。眼前のどの山がトムラウシなのか、特定できないのだ。正面には単独峰、右側に双耳峰が。確かトムラウシは双耳峰のはずだ・・・。
【右がトムラウシ山】
広く緩やかな尾根上をコマドリ沢分岐への下降点までと歩くが、笹の厚いバンド帯が邪魔をする。カンジキもスキーもないツボ足では、ズボッズボッと足を取られる回数が多くなり進むのも辛くなる。目的地の少し手前だが最終点としよう。昼飯を摂りながら改めて読図をするが、イマイチ決定打がない。
自分で打った赤テープを回収しながら往路を戻る。今回は初めから頂上は無理と決めた春山ハイクだったが、機会があれば頂上を踏みたいものだ。
【Google Earthでみたトムラウシ山】
大雪荘に戻る林道途中の望岳台で、じっくりと読図をして解ったこと。やはり双耳峰がトムラウシ山でした。後日Google Earthでも確認しました。読図力のなさに反省!
今回も北海道のあちこちをツーリングしたが、長沼町で見掛けた菜の花畑。単色の世界を席巻するような一面黄色の絨毯と規模の大きさには驚いた。