janpal

人生これ,雑記.

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物理的空想

2008-09-30 16:41:35 | 数学・物理
場が曲率の幾何できまり,物質粒子の質量が,その幾何の隠れた触媒的変形保存性できまると想像すればいいのじゃないかと思うのだが,そう簡単ならとっくに解決してただろうから,何があるのだろうと考える.しかし,そういう不両立的なギリギリのところで,群の拡大を要請して,特異点(極)問題に集約する.モノポールというのは、そういう問題だろうか.古くて新しい剛体問題? 特定の性質を持った対象化は特定の領域を要請するということだろうか.

古いイメージなら静的な,あるいは,ほっとけばいいような問題場面までダイナミック化しているということなのだと思うが,例えば超対称性理論が従来理論の臨界に分け入って,実際的な理論としてダイナミックに探求されているように.

古い理論の成果があるから新たな問題への道が開けるということもあるだろうが,なかにはその場しのぎの老弊もあるかもしれないわけだから.

文学史というもので考えたことがあるのだが,文学の様な対象は,時代の条件のなかで,日本の近代では,あるいは文壇というようなかたちであるいは「写実主義」という枠組みで,個々の特異な成果(作品)との関連でも,softなmassiveとして仮想の余剰(柔仮想体といった感じだろうか)が実は史的な変換因として働いているのではないか.それには当然,話題主義だの平板化などとして受け止められる様なことも生じ易いということではないのか.

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市場至上主義とは?

2008-09-24 23:42:39 | 社会・経済
市場という概念は,例えていえば,非線形的な影響を外縁化させて,線形概念の通念的な体系化を,仮説的に接続させるメカニズムとしての対象といったところだから(アダム・スミス以来,市場の経済学は暗黙にそうしていたのではなかろうか,表現は正確でないが.『国富論』の解説書かにあった記憶がある),そういう観点からいえば,ケインズの経済のシンボル化も,市場とは何かを追い求めた理論ということになろうか.

市場概念も時代とともに変わってきたわけだし.

現代の市場論は,ソリトンの発見に見られるように,非線形性の中に線形化の断面を捉えて,市場性そのものを否定して,経済の体系構成を再編するダイナミズムとしての相関としてしか市場の現実性は存在し得ないということではないだろうか.

只今の状況についていえば,市場性の失敗という事態が,アメリカの対応の持続をあるいはミラーイメージ的に日本に特異化し,アメリカの危機対応に還元させるという流れがスィッチしただけではなかろうか.それに証券・銀行の不祥事を海外逃亡させる様なこともないとは限らないし.事態はまだ流動的というのが法的対応.

宮崎義一著『複合不況』中公新書,が1990年前後の金融崩壊および構造的な実体へのスパイラル不況として話題となった頃を考えると,示唆される記述も多いのだが,日本の大企業グループ株持ち合い制度というより体制が,跛行的な生き残り策で国民経済の犠牲を強いてきたことは少し経済に関心があるなら誰でもわかることではないか.当然構造的な変質なしには維持されないのだから,ツケのたらい回しといってなぜ悪いのか.バランスシート不況も流動性取り崩しのツケの押しつけではないか.

世界的な金融再編のなかで,日本は日本的に再編の体裁をとってきたわけだが,それがはたして世界の再編の動きに適合するものであったかどうかは疑わしいわけだし,ことによったら再編パッシングの中で資本結合の先兵的な立場かも知れないじゃないかと思う.ということは,資金調達で海外流失.国債当たりを流失てこというのも考えられるし,それと闇配分と.そういう時代だったとはいえ,日の丸振ってった帝国の母の国だから,案外簡単にそうなるかも知れないわけだし.

私には,市場というものが俗にいわれるようなものに限られるとは,思えない.もしそうであれば,世界の経済はとっくに崩壊していることになるだろう.いったい市場至上主義といって何を想定して考えているのだろう.わたしには,詐言のためとしか思えない.

信用というのは,経済の安定のためにあるわけじゃなく,信用への貸し手(権利者)の権利保護のためにあるのだから,一時的ショックはあっても,次のショックに向けて権利者保護の言い訳けつけば良いだけじゃないのか.権利者にとっては経済からの逃避だって悪くないわけだから.そうなら権利者のうちにとどまるために,流動性は過剰取得する方が理にかなうというものではないのか.軍産複合体はそういう意味で現実的存在な訳だし,ヨーロッパの戦争といわれるのも,主要な要因の一つはそういうことだろう.まあ,どっちでもいいが,ほとぼりさめた頃また軽口たたこうと思う.

過剰なストック化をフロー化させるのが困難ということは,信用創造を市場化するしかないように思うが,日銀の崩壊てなこともまた取りざたされることになるのだろうか.各国の中央銀行のやり取りは,ほんとはそういう市場競争ということではないかと.フローーストックの調整にもし断面というものがあれば,そこが落ち着き先かも知れない.複素化ということかも知れない(参考:伊東光晴著『ケインズ』岩波新書).


役にも立たないチョンヤクザ筋をはびこらして程度の(シャブとカルト).旧タイプの政財界人が,隠し配分で生き残っているという構図ではないか.そういうのにも使い道は確かにあって,東南アジア担当官僚・閣僚とかにすれば(森喜朗とか野中広務とか,朝鮮系じみた大した神輿.麻生内閣もそういうチョンじみたマギラカシにのっかかって解散までに票まとめようということだろうし,小沢とどっちがそういう票を多くまとめられるかという戦い.「チョビチョン選挙」というのはどうだろう),深い事情も通じ易いだろうからいいのではないか.政治経済のイメージが東南アジア向きの財界人や政治家も多いようだし.

政策何とか開発なんとかというのは,政治家が横やり入れてヤクザやマフィア筋に資金を横流しするための機関のことも多いわけだから,中曽根の息子当たりは適任と思う.霞ヶ関改革の大きな問題点の一つ.横流しを厳しく監視して,相当額を,世界の再編資金に仲介する(どうせもともと共謀詐欺の税金横領なのだから)ベンチャーとかを育てる政策てのも良いかもしれない.久間なんとかといったものでないような.結局,危機に便乗して利権に逃避する行動は日本ではよくあることだが,そこらも危機対応に期待が持てない理由ではないか.そういう意味では,実質,政治空白であるし.防衛ビジネスも損失の穴埋めで利権回帰してるんじゃないかとか.それで利権便乗ジャーナリズムが騒ぎ立てる.

前倒し横領疑獄の資金ショートで政治家や取り巻きが危機便乗という構図が選挙騒ぎに隠れてるということはどうだろうか.日本の金融が世界ともに難局に立ち向かうには,構造化された利権横領(省庁ビジネスといったりする)の仕組みにもメスを入れるべきではないか.日本の横領の損失をアメリカに依存するてのは,いつもと逆な気がするが.別に,世界恐慌がどうだのという心配で政治家や官僚やジャーナリストが騒いでいるわけではないし.そいうのは自分の悪事隠しに世間騙しの手を打ちたがるものである(拉致問題でもロッキード事件でも利権横領隠しでやってきたわけだから,アメリカならウォターゲートというところじゃないか).リストラも増えそうだが,それもチョビの横領隠しの補填用ということにしかすぎないかもしれないわけだし.他の国もにたりよったりかもしれないが,日本では.そういう点では,アメリカの騒ぎの方が人間的には健全と思う.チョン豚(チョン系ヤクザ筋とグルっぽいのが多いからかもしれないが)のマギラカシに重い雲が立ち籠める様な奇妙な国よりは,当然と思う.例えば,金子勝とかも裏でチョン頼みで見せかけ地位保ってる様な理事連中とかのバツ悪隠しでTVとかでしょうもないタレント学者(本来不要学者)やってるんじゃないのかと思う.



チョン崩れのサクラおばさん(チョンヤクザ筋の女ということか,三田佳子とか吉永小百合ブームみたいに.世間的には「姐御のあたいがしっかりせねば」,敢えて,業者ヤクザの思惑の人形というかともあるだろうけど.現実の皇女がどうか知らないが,根のしっかりした感じなら別にいいのだが,皇女もチョン女ということか.まさか皇室ビジネスを金チョンヨンに依存してるということもないだろうが)がタレント評論家する国でもあるし,台湾のとかも.欲ぼけとチョンマギラカシに便乗して性格歪んだのがはびこってもいる国でもあるし.チョンボス気取りのマザコン公明議員もマギラカシのためか,吸血豚という種族か,民主にもいそうだが.チョン系の議員なのだからチョン系だけで持ち上げていれば良いものを票欲しさの隠れチョンの自民役員とかがごり押ししてるのではないか.中山辞任大臣的にいえば,能はなくてもそこそこ媚びうっておけば日教組上がりのチョン経営陣に良い子されるとか考えてのことだろうか.そういうの筋ものから賄賂渡ってるのかね.パンドラの箱というかキワモノ的というかは開けたくないのだが,あくまで日本自身への率直な感想だから.

労働組合とか大内力(下手に経済知ってるのが怪しいとかで,なんか妙だと思うのでね.裏配分で安住してるとか)とかなどにも.世界通貨への調整(世界経済の安定の条件)というのも,まだ現実的でないという感じであるし.そういう微妙なところがあちこちで政情不安や紛争を誘発している一因かも知れないと思ったりする.

チョン崩れ低能豚の互助詐欺で損するより(難儀の押しつけのためだから),政治事情に関係なく解散して,欧米の専門家に政策まかせればそれで十分というのが日本の実体ではなかろうか.証券・株てのは田淵がチョン系ポイのだから,アメリカの意向にそう範囲でのチョン配分というものではなかろうか(チョンのカルト豚の飼って世間騙してます的な例えば野村の田淵とかのチョン知恵で日本が滅ばぬようにゼネストでもやればいいと思う).チョンの損失を肩代わりさせようというのでチョン系業者が騒いでるという構図ではないのか.企業内の努力から示すべきではないのか.現段階では200から300兆円程度は日本の負担に転嫁させようとか,あれこれまごぎらかしで負担の上に負担とか.生真面目気取るだけ馬鹿みそうな御時勢(隠れチョン家系とか騒ぎそうだし,鈴木家はそうじゃないのかな,どうなのかな)になるんじゃないかと思う.

こいうこというのも,ちょっとグリーン関数に似た面があるということで,考えてみようかなと思っている.


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テータ関数をちまこま

2008-09-06 11:26:37 | 数学・物理
ある種の素数の類の列が,テータ関数の係数の定義を構成する要素となっているということであれば,『近世数学史談』にちなんで,テータ関数を見直す必要があるだろうとおもう.『近世数学史談』での理論の作りはわかり易いが,意外と『近世数学史談』のようにテータの起源を説明してある本は少ないのかも知れない.といっても,そのつながりが直接説明されてあるわけではないので,徴候的に読み込んでいくようなやり方が必要かも知れない.

『近世数学史談』の「9. 書かれなかった楕円関数論」を読めば,すっきり書かれてあるが,正数a,bとして,算術平均(a+b)/2=a1, 幾何平均√(ab)=b1, (a1+b1)/2=a2, √(a1b1)=b2, .......とそれらの列, a, a1, a2, ....とb,b1, b2,.....を求めるとこれらの列は共通の極限値に近づく(収束する).それをagMといい,それを記号M(a,b)で記す.任意のa,bに対するM(a,b)を求めることは, x=e^{πiτ}とおけば,
a/b=(q(x)/p(x))^2=(theta(0|τ)/theta3(0|τ))^2=k'(τ)(modular function )
p(x)=1+2x+2x^4+2x^9+.....
q(x)=1-2x+2x^4-2x^9+.......などについては本文参照.
であるxを求めることに帰着する.

ふと思ったのだが,オイラーの定数が膠着子的に,接続の或る整合化領域をなしているのではないかとか.それに類するとすると演算子時間というものだろうか.Liouvilleの定理などがそれを示唆してるのだろうか.

荷電性が,連続性の現れなら(スピノル変換あるいは連続変換群),オイラーの定数はある荷電実体の存在を示すということだろうか.ここらは,B物質とかイプシロンチャージの話から連想してつなげただけであるが,大事そうな事柄そうなので,半解のまま.

「Kolmogorovの,`有限列の複雑さ'というものに傾けられたこの情熱を,筆者はいまだ理解できない.しかし......」,高橋陽一郎「`コルモゴロフの数学'の断片」,数学セミナー 2003-11.重力の無限級数展開が,もし止まったとしたら,そのような止まったものをすべて集められたら,重力の作用が顕著に見てとれることになるとかということはないのだろうか.ラプラシアンのスペクトルをそうイメージすることはできないのだろうか.共鳴粒子の方が一般的かも知れないというのもそういう想定があるからなのだろうか.内山龍雄著『相対性理論入門』岩波新書に重力の無限列に関する箇所があって,何故かひっかかっていたのだが,関連はないのだろうか.

純虚切断というか,ユニタリー・トリックの手続というか,それと,1次元ストリング(拘束力でつながれた質量の列)のようなものの分離と関連づければ,幾何的な像がえられるのではとか.そのダイナミズムを結びつけるのが,カシミール不変量のようなものということだろうか.場の理論の限界という問題と関連することのようで,場の理論は局所理論の限界理論という感じである.
「相対論的内部構造をもった場の伝播は,その4次元運動量が``時間的''か``空間的''かによって質的に異なり,前者においては一連の共鳴現象が,後者においてはRegge極現象がひきおこされる可能性がある」
双対性によって共鳴現象とRegge極現象が単一の散乱振幅で統一的に再現されるということから,その振幅を再現する一つの模型として1次元ストリング模型(南部,Susskind)が提唱されたとある.局所場の限界から双対接続的にパターン関数に差分化したものが素領域論という感じなのだが,テータ関数とモジュラー関数が素領域論と,ラプラシアンを通じてつながっているような感じである. 大雑把な素人の印象であるから,保証はないが.|x|>1のとき1/x^n→0(n→∞)から,素領域が出てくると言えば,数IIIのようでもあるが.(参考:『素粒子論』). 

分光するようなシステムをつくれば,非線形効果で衝突断面積を膨張させ,非局所効果で衝突エネルギーを高めるという方式になると思うが,高エネルギー実験装置はそういう性質を制御しているということなのだろう.断面積が縮小するということは,小さな領域にエネルギーが集中するということではないのだろうか.単に衝突が起こりにくいということだろうか?一種の(座標)系変換と見ればboostという話と類似するということだろうか.

高次元空間というのは,もしかしたら,ある種の素数類の因数分解則で構成された空間のことで(直交化とか),それが,確率微分法則を通じて,原子核現象までつながっているということかもしれないとおもったりするが,そういう権化はいわゆるゼータ関数やL関数なわけだし,楕円関数あるいは楕円曲線論として構成できるということだから,それを確率流(フロー)ということであれば,そういう構成の生成の論理を確率流という風に呼んでいるような感じがあるのかなとおもう.

確率流とは極小モデルのことであるというようになればいいのだろうか? (楕円)テータ関数は第3種楕円関数であるということで,岩波数学辞典[第2版]でアーベル多様体の項目を読むと,代数的対応と双有理化ということで,そこらのつながりが複雑にしかしいまにも解けそうに説明されてあるような箇所があって,それをたどるのも勉強法かなと思う.

テータ関数の定義(theta0, ..., theta3の4つ)は,ちょっと書くのが面倒なので辞典や本で見てもらって,手持ちの本では,積(Π)で定義を表す(無限積表示)のは寺沢寛一著『数学概論』,和(Σ)で表わしてある(無限級数展開)のは数学事典,双方は『ガウスの楕円関数論』や岩波『数学公式III』. 定義はどれにも双方載っているが,同じなのだろうけど解説の感じがちょっと違う感じがあるような気もする.周期関数の周期ω1,ω3に対して,ω3/ω1=τ(タウ) (Im(τ)>0),で定まるパラメータτだけを含む関数であり,τのかわりに,q=e^{iπ(パイ)τ(タウ)}を使う方が便利であるということだが,thetaはギリシャ語に直して,theta(z,q)あるいはtheta(q)と書く.またτをパラメータとして使うときはtheta(z|τ)というように書く習わしだそうである.テータ関数はややこしく感じるが,交換関係あるいは反交換関係を通じて,各種の関数族を結びつける役割をみるとか,楕円関数はいくつかのテータ関数の商で表されるとか,

ところで,ゼータ関数の印象について,わたしは一度会ったことがあるように思うのだが,ゼータ関数というのは,人の認識のきっかけを語りかけ,ところどころで論理的道筋の結び目を印し,所々にトラップを仕掛けたかと思うと,おもわぬところで奇妙な旋回の問題を舞台作り,それを,印した結び目付近にさしかかると混合させ,その道筋を意味の生成相関の領域のような感じで残す.そういう一連の状態を作り出しているようなものという感じだったが,もちろん,シャレである.ζ(s)のことであるとかいわれそうだが.

「複合理論においては強い相互作用は,一方でハドロンを複合すると同時に,他方でこうして複合されたハドロンの間の強い相互作用をひきおこすと見るのが自然である.前者に関与する部分を構成力,後者に関与する部分を相互作用力という.ここで重要なことは,両者ははたして単一の基本相互作用から導かれるのか,それとも別種の起源をもつかという点である.....構成力は近似的にSU(6)対称性を保証するのに対して,相互作用力はそれを破る部分を含む必要がある点である.」(『素粒子論』現代物理学の基礎10)

確率を保存する流れの量を,ディラックのように場の量と見て,場の作用によるmixingを考えることもできるということではないだろうかと思うが.

素数の出現頻度が高いあるいは素数の密度が高い数の集合がその背後にある様な,数学的対象の展開的な結びつきが多いのは,例えばエルゴード性や確率流といった概念が,数学や物理の底流で関与しているととれることとどうつながるのか,究極ゼータ関数論なのかも知れないが,もどかしく感じる問題である.


「そのかげの揺らぎに恋て ひとときの 時にみつれば 幸せと思う」






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