JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

屋久島移動運用メモ

2017-03-13 | シャック便り
屋久島移動運用メモ

[熊毛郡屋久島町屋久島]
屋久島は大隅半島の沖にある島で熊毛郡屋久島町に属します。屋久島町は人口1.3万人で有人島として屋久島のほかに口之永良部島があります。

屋久島の面積は淡路島に次ぎ7番目の大きさです。ほぼ平坦なお隣の種子島とは正反対で標高1,936mの宮之浦岳をはじめとした山がちの地形で面積の90%が屋久杉をはじめとした森林です。人家の多い海岸部は亜熱帯に近い気候ですが標高の高い山地は亜寒帯に属し日本では最南端の積雪がみられます。

1993年にユネスコの世界自然遺産に登録されてからは外国人を含めた観光客が増えました。現在は観光客相手の宿泊施設や飲食店も多数あります。

集落は主に東海岸にあり、旧上屋久町の中心だった宮之浦と旧屋久町の中心だった安房が大きな集落です。観光のほか林業、トビウオなどの漁業のほか屋久島電工による炭化ケイ素の製造が主な産業で、炭化ケイ素の製造には大量の電力が必要なことから屋久島電工は豊富な水を活かした自家発電を行っており、余った電力は島内の一般家庭に供給されています。


[島内での運用]
島内各所で可能です。移動運用であれば山間部に入る必要はないでしょう。


[島へのアクセス]
鹿児島港からのフェリーとジェット船、鹿児島空港や伊丹、福岡からの空路があります。フェリーもありますから車を持ち込むことは可能です。ジェット船は種子屋久高速船、空路は日本エアコミューターにお問い合わせください。

発着港は宮之浦または安房のいずれかとなります。お互いはバスで40分前後かかります。当日の海況により寄港地が変更されることもありますから必ず就航状況を確認してください。


[島内でのアクセス]
路線バス・タクシー・レンタカー・レンタルバイクがあります。

路線バスは屋久島交通とまつばんだ交通が運行しており、永田-宮之浦-空港-安房-尾之間-粟生の東岸ルートがメインです。1時間に1本程度運行されています。ただし永田-宮之浦間と尾之間(いわさきホテル)-粟生間は本数が少なくなりますのでご注意ください。この他屋久杉観光用のバスも運転されています。

停留所と運賃は両社で同じですが屋久島交通のフリー乗車券はまつばんだ交通では利用できません。両社ともシーズンによりこまめにダイヤを変更しています。最新のダイヤは屋久島観光協会のサイトに掲載されていますから必ず確認してご利用ください。


[宿泊施設]
宮之浦や安房を中心にホテルから民宿まで多数あります。


[島内の店]
宮之浦や安房の中心部には飲食店が多数あります。居酒屋もありますので夕食も大丈夫です。商店も両方にスーパーをはじめ多数あります。ただし24時間営業のコンビニはありません。

一方で郊外に行きますと商店や飲食店の数が少なく、営業時間も短めですからご注意ください。


[注意点]
島の西側は西部林道があるので島を一周できますが落石が多いので注意してください。西部林道沿いには集落がないため不要な立入は避けた方が賢明です。


[おみやげ]
たんかんなどの農産品、サバ節などの海産品や焼酎など。港や空港の売店、スーパーで手に入ります。
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移動耳より情報

2017-03-12 | シャック便り
[フットバスがダイヤを改正]
高松-神戸・大阪の高速バスを運行するフットバスが4/1よりダイヤを改正します。概要は以下の通りです。

・大阪線の共同運行先だった南海バスが撤退
・大阪線の高速舞子停車を増加
・神戸線を7→8便に1便増便(大阪線の三宮途中停車の形)
・神戸線の海上アクセス、神戸空港停留所を廃止

一方同じ路線で競合するJR・阪急・四国高速などの連合も運賃を片道100円引き下げてフットバスと同額にして対抗しています。

南海バスが撤退したことでフットバスとしては負担が増加することになります。増便をしても連合グループの運転本数との差は大きく1社だけでは対抗しきれなくなっているように思えます。また撤退した南海バスの今後の動向も気になるところです。


[RACのDHC-8-100が定期運用から離脱]
3月よりRACのDHC-8-100型機が定期運用から離脱しています。

同社が入れ替えを進めているDHC-8-400CCの3号機が2月後半より就航したことによるもので、1機のみのDHC-8-300型機とあわせ4機となって通常4機体制のダイヤを回すことができ運用から外されることになったようです。今月のダイヤでは先島路線に入る2機が400CCで統一され、久米島や大東路線に300型機が入っています。

現在はスタンバイ機となっていますが、いずれさよなら運航が行われ引退するものとみられます。私は2016/11の那覇-宮古線がこの機種の最後の搭乗となりました。


[JACが徳之島-沖永良部-那覇線を開設へ]
日本エアコミューター(JAC)が2018年度からATR42による徳之島-沖永良部-那覇線の開設を計画していることを明らかにしました。JACが沖縄路線を開設するのは初めてになります。

この路線はかつて運航していた第一航空が2015年を最後に撤退、日東商船が高速船による就航を計画したものの計画倒れとなっていました。また近辺では琉球エアーコミューターが那覇-与論線、那覇-奄美大島線を運航していますが与論と奄美大島の間にある沖永良部島や徳之島へは就航していませんでした。JACも徳之島-沖永良部間の路線が空白であったため、フェリーの欠航時には重宝するものと思われます。

またJACは2019年までにSAAB340を退役させますが、これに続きDHC-8-400を退役させATRに統一することも明らかにしました。今夏から鹿児島-奄美線にE170が投入されることが決まっており、奄美群島での更なる路線再編が行われる可能性があります。
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【予告】3/18~20福岡県糸島市[姫島]ほか移動

2017-03-10 | 移動運用予定
以下の日程で福岡県と佐賀県から移動運用を行いますのでご案内します。
この日程は現時点での予告であり変更される場合があります。出発前に改めて最終のご案内をさせていただきます。

(1)糸島市[姫島]移動(JCC:4036 JIA:40-110 BIG:1836)
 日時:3/18(土)12:15頃~14:00頃 
 場所:姫島 船着広場からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)
  
(2)佐賀県唐津市[高島]移動(JCC:4102 JIA:41-102)
 日時:3/19(日)10:30頃~12:40頃 
 場所:高島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(3)糟屋郡志免町移動(JCG:40005 BIG:1817) 
 日時:3/20(祝)11:00頃~12:00頃 
 場所:志免町内からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)
 
[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。

・船が欠航の場合は九州本土に移動地を変更します。

・荒天の場合は中止もしくは一部時間帯の運用を取りやめます。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@JF4CAD4]です。
 2016年12月よりIDを変更しておりますのでご注意ください。
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屋久島移動運用報告④

2017-03-09 | 移動運用結果報告
3/5(日)鹿児島市内→桜島→鹿児島空港→伊丹
今日は最終日です。12時25分発のJAL2406便で帰る予定ですから、鹿児島空港までのアクセスに時間がかかることを考えるとQRVせずお買い物をして過ごそうかと考えていました。

せっかくなので桜島に行って湯けむりアワードで少しQRVしてみることにします。桜島フェリーは24時間運航しており早朝から桜島に行くことができます。


桜島桟橋から鹿児島空港へはリムジンバスに乗らなくてもJR鹿児島駅から加治木まで行き、加治木から南国交通のバスという方法があります。桜島桟橋から鹿児島駅までは約700m。歩ける距離です。また鹿児島マラソンがあって市内交通に影響が出ることが予想されますから、ダイヤの確実な電車の利用が安全でしょうね。マラソンは桜島桟橋のすぐ南隣にあるドルフィンポートがスタートになります。ランナーだけで1万人も集まるってことは早めに行ってかわすしかないでしょうね。

鹿児島マラソンは昨年から始まった後発組です。フルマラソンで募集定員が1万人という初回にしてはかなり強気なものだったそうですが、それでも落選が出るほどの盛況だったそうです。前の週は東京マラソンでしたし、この時期毎週どこかで開かれているようです。

#どっかの世界の支部主催コンテストみたいですねHi

ちなみにルートはドルフィンポートから反時計回りに鹿児島市内を回って仙巌園の脇を抜け、姶良市の重富で折り返して鹿児島市役所前でゴールとなるコースだそうです。市街地から錦江湾沿いまで変化に富んだルートになります。


桜島フェリー・市電とも6時台から昼間ダイヤになるので6時出発としました。6時30分の船に乗船。この時間から名物「やぶ金」の船内うどんが営業しています。また船内のテレビでは「薩摩剣士隼人」というローカルヒーローの戦隊ものが流れています。鹿児島弁のイントネーションは何度聞いても慣れませんね・・・

桜島港に到着。目の前の山が公園になっておりここに行ってみます。桜島マグマ温泉の近くなので湯けむりアワードの対象となります。

こちらは第十三櫻島丸。1992年に就航した最古参です。以後の船は大型化され「チェリークイーン」などの愛称を持つようになったのですが、この船は愛称を持たない最後の船となりました。従来の10分ごとから15分毎の運航に変更され4隻(+予備船の1隻)で回せるようになったこともあり引退となりました。

日の出早々なので誰もいません。アンテナを張りましょう。

7時15分からスタートです。この時間でもほぼ全国開いているみたいですね。

大陸からの抑圧が出てきました。ほぼバンド内がS8の状態です。しかも雨がパラパラしてきました。回復の兆しはなく切り上げるしかないようです。30分ほどで終了するしかなくなりました。昨日午後にすればよかったですね。

本日は27局でした。ありがとうございました。


帰りのフェリーに乗ったら本降りになってきました。桜島桟橋からは歩いて鹿児島駅に向かいます。

鹿児島駅に到着。鹿児島中央駅ではありません。鹿児島駅は昔から港のそばで市役所など古くからの市街地にも近いこの場所にあります。
ところが鹿児島の市街地は手狭になり天文館から西方向へと市街地が伸びてゆきます。貨物と旅客を一緒に扱う鹿児島駅もまた手狭となり、旅客の中心駅を武駅に移すことになりました。武駅は西鹿児島駅に改名、新幹線開業の際に再度改名されることとなり鹿児島中央駅となりました。

という経緯の駅なので貨物駅の片隅にホームがあるような感じの駅です。鹿児島駅前には市電のホームがあるため加治木方面から天文館へ行くには便利なのですが、JRが1時間に2本程度では利用が限られるのが現状です。

線路と並行する形でランナーが走っています。最初見かけたランナーは歩いてるのかと思えるほど遅かったのですが、電車で追い越してゆくと次第にジョギングの速度になり、さらに姶良市内に入ると本格的なスピードのランナーになりました。この辺は大学の陸上部とかそんな人たちなんでしょうね。本降りの雨の中大変ですね。

加治木に到着。南国交通のバスに乗り換えです。リムジンバスよりもトータルで安く時間が許せば使えるルートです。

荷物を預けたら早めのお昼にしましょう。空港の山形屋レストランで名物かた焼きそばにしました。あとはお土産を買っておきました。


JAL2406便に乗りましょう。マラソン帰りの客が多いためかこの後の便は満席になっています。帰りはクラスJにしてみました。1人掛けの席なので絶対に隣に人が来ず有り難いのですが、頭上の荷棚が1人掛け側だけ小さくてFT-817輸送用のリュックサックが入らないんですよね・・・これだけは改良して欲しいです。

適当に寝てたら伊丹に到着。伊丹は晴れてました。荷物を受け取って帰宅しましょう。


今回はトータルで230局でした。ありがとうございました。屋久島はまた訪れてみたいと思います。タンカンがおいしかったのでこの時期になるだろうと思います。来年春は今のところ未定です。天草の御所浦島などモービル局には移動が難しい島に行ってもいいかも知れませんね。
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屋久島移動運用報告③

2017-03-08 | 移動運用結果報告
3/4(土)安房→小瀬田→宮之浦→鹿児島市内
今日は宮之浦10時45分の船で鹿児島に戻ります。朝のうちに途中の小瀬田にある公園でQRVし、宮之浦に向かいたいと思います。

宿を引き払い始発のバスで西小瀬田に向かいます。7時38分のまつばんだ交通のバスです。屋久島のバスは何と午前4時台が始発ですが、これは屋久杉を見に行く登山客用でして、安房から宮之浦方面はこの便が始発となります。「まつばんだ」とは「ありがとう」の意味だそうです。まつばんだ交通はタクシーや貸切バスが本業のようで路線バスの本数は非常に少ないです。

西小瀬田は昨日の小瀬田の一つ先にあたります。7時55分に到着。バス停から少し先にあるふれあい公園でQRVです。

8時15分からスタートです。すぐにパイルとなりました。

昨日の夕方とは異なり西日本中心で開いている感じですね。九州本土や4エリアの強い局はコール一発でしたが、1エリアなどはそれほど強くないです。今日も沖縄の局からコールを頂きました。沖縄もよく入ってきています。

晴れて海も穏やかですから快適です。コールも途切れずコンスタントで有り難いです。

なかなか楽しかったのですが西小瀬田10時発の宮之浦行きバスに乗るため9時35分で終了。やっぱり1.5時間弱だと短いですね・・・


バスで宮之浦港に到着です。すぐに乗船手続きをしましょう。

宮之浦では青いコスモラインのターミナルを使っています。

10時45分の鹿児島行きトッピー3に乗ります。西之表発宮之浦経由の便で宮之浦からは直接鹿児島に向かい、鹿児島到着は12時35分の予定です。宮之浦から見ればこの便が最速となります。既に出発した宮之浦10時発の種子島経由が鹿児島12時45分着なので何とこの便が追い抜くのです。

種子屋久高速船の美人アテンダントさんがゴミ集めに回ってくるなかなかサービスのいい路線です。


鹿児島港に到着。宿に荷物を預けます。鹿児島は比較的楽に宿が取れるはず・・・だったのに今日に限り満杯だったり非常に高い値段になっており、いつものセントコスモも満室です。探し回ってようやくそれなり安い宿を確保しました。

聞いてみると明日が鹿児島マラソンとのこと。市民マラソンは最近全国どこでもやっており、鹿児島でも昨年から始まったそうです。ランナーが宿泊や飲食にお金を落としてくれるので有り難いんでしょうね。

お昼ご飯に行きましょう。今日はうなぎの末吉でウナギにしました。

食後はドルフィンポートの薩摩酒蔵に行き焼酎を買っておきました。冬の間にほぼ飲み尽くしたので補給できてよかったです。このドルフィンポートの前がマラソンのスタート地点になるのでテレビ中継をやっていました。

夜は鹿児島おでんを食べたいと思います。候補は「分家無邪気」か「味の四季」かですがおでんにプラスしてキビナゴの刺身が食べたかったので「味の四季」にしました。酢味噌で食べるキビナゴはおいしいです。満足したら「礎」へ。


本日は86局でした。ありがとうございました。
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屋久島移動運用報告②

2017-03-07 | 移動運用結果報告
3/3(金)伊丹→鹿児島空港→屋久島空港→屋久島安房
ということで朝の鹿児島行きJAL2401便で出発です。現在鹿児島線は全便がE90になりました。リージョナル機なのに広くて快適です。全日空は対抗機種を持っておらず、JALはE90を大阪路線の切り札に使ってきています。

#先日何年かぶりに全日空の時刻表を見ましたが同じ路線でも雑多な機種を使っていて現場は大変だろうな、と思います。

JALの再建に対し課されていた「8・10ペーパー」の効力が間もなく切れます。これでようやく100%自由に動けるのでしょう。私は納期遅延を口実にMRJの契約を破棄しエンブラエルのE2シリーズに乗り換えるだろうと思っています。機種転換訓練が不要、整備も現行機種と大きく変わらずMRJよりも圧倒的に優位です。燃費の差は僅かですし、MRJは報道されている生産ペース(当面月産1機)ではJALどころか全日空の発注機数すらまともに納入できないですよね・・・

全区間プロペラ機で振動がすごい直航便に比べると鹿児島空港までは快適なジェット機なのも有り難いです。

搭乗の遅い団体客がいたため出発が遅れ、結局5分遅れで鹿児島空港に到着。JAC3741便に乗り継ぎです。乗り継ぎ時間はダイヤ上20分でJALグループ同士の乗り継ぎ時間としては最短ですが、もちろん2401便が大幅に遅れない限り接続が保証されています。10分くらいの遅れであれば3741便は出発を遅らせて待ってくれます。最短乗り継ぎ、しかも5分遅れでしたが係員に護送されることもなく普通に歩いて乗り継ぎとなりました。

現在のダイヤでは屋久島行きは全便DHC-8-400になります。JACはSAAB340とDHC-8-400の2機種でしたが、老朽化したSAAB340が引退しATR42がデビューする予定です。4月の屋久島線を皮切りに順次投入されるみたいですね。この先人気の奄美大島行きはE70が投入されスピードと快適性の向上が図られます。一方で主力だったDHC-8-400は徳之島や沖永良部島など需要の少ない路線に回るみたいです。

鹿児島から屋久島までは35分です。だいたい那覇-久米島と同じですよね。開聞岳が見えなくなると早くもベルト着用サインが出ます。

屋久島空港が見えてきました。屋久島はほぼ円形をした島で、標高1,936mの宮之浦岳が中心にそびえています。東にある僅かな緩斜面の奥にすぐ1,000m級の山々が連なり、島の9割が山地で長年林業が盛んでした。比較的平坦で農業の盛んなお隣の種子島とは全く異なっています。一方反対側の西側は地形が険しく人が住むことが難しいそうです。

9時25分に屋久島空港に到着。屋久島の集落は点在しており屋久島空港も島の東側・長峰にあります。今のターミナルは古くて手狭でして、鹿児島県としては屋久島にふさわしい新ターミナルを計画しているそうです。

荷物を受け取りましょう。あらら。回転台じゃなくクラシックな引き渡し台ですね。確か沖永良部はローラーがついてましたよねhi もちろんJACなので荷物は優先引き渡しになります。さっさと出してもらえました。

空港からはバス路線があり、北は宮之浦から永田まで、南は安房から粟生あたりまで路線がつながっています。いわさきグループの屋久島交通と地元のまつばんだ交通の競合路線となっており末端区間を除けば同じルート・同じ運賃です。多くはない本数なのに互い続行で運転することがあるなど理解しがたいダイヤですが、上手く使うと集落間を効率よく移動できます。

外国人旅行客も多いのでバス停には番号が振られており、空港は49番になります。空港の案内所で屋久島交通の1日乗車券を買いました。1日券は2,000円。2~4日乗車券もあるんですがなぜか2日と3日はともに3,000円で同額というこれまた理解しがたい設定です。まつばんだ交通には乗れないものの事前のシミュレーションで元が取れることを確認しているので1日券を買ってみます。

まずは空港から安房にある宿に行って荷物を預けるべきなのですが、空港近くの小瀬田集落に先に寄っても同じバスに乗れますから小瀬田に寄ってから安房に行くことにします。


小瀬田の集落は空港の少し北にあります。バスで5分です。まずはエムマートで焼酎「愛子」を頼んでおきました。屋久島にある三岳酒造の焼酎で小瀬田から見える愛子岳に因んで名付けたとのこと。aiko姉さんじゃなかった敬宮愛子さまと同じ名前ということで人気が出ており、このエムマートのプライベートブランドらしいです。

#今の皇太子殿下は浩宮さま、秋篠宮さまは礼宮さま、黒田清子さんは紀宮さまと報道されることが多かったのですが、愛子さまの場合は敬宮さまとは報道されないんですね。

エムマートのバックに控える特徴的な山が愛子岳です。

愛子は予約順に発送しており私の順番が回ってくるのは6ヶ月先だそうです。天文館の「礎」でも頼んだら飲めますが、マスターがチョイスしないので私向きの味ではないのかも知れませんね。親に出すのでいいですが。

小瀬田には小瀬田郵便局があるので風景印をもらっておきました。屋久島には郵便局が点在しており、簡易局を除く各郵便局でそれぞれ違う風景印を用意しています。平日の金曜ならもらえますからできる限り回ってみたいと思います。

郵便局の前が小瀬田バス停です。空港経由安房方面行きに乗車。宿はグリーンホテルです。

愛子さまのご両親である皇太子ご夫妻も泊まられたそうです。フロントに荷物を託したら今度は宮之浦に行ってみましょう。部屋に入れるのは15時ですから15時までは集落回りをしてその後移動運用の予定です。

宮之浦へは空港や小瀬田を経由して40分かかります。宮之浦は旧上屋久町の中心地だったところで、商店や県の行政機関などが集まっています。

集落のすぐ目の前まで1,000m級の山が迫っている独特の風景です。西表よりも山の迫り方が激しいですね。宮之浦には上屋久郵便局があるのでここでも風景印をもらいました。

そろそろお昼にします。観光の島ですのでこじゃれたカフェなども多くあります。メイン道路から少し離れた場所にあるカフェ「パノラマ」にしました。気さくで素敵なご夫婦のお店です。

アジのポキ丼を頼みました。ご主人は和食出身だそうで味噌汁含めとてもおいしかったです。お客は他に島のカップルが1組。今日婚姻届を出したばかりとのこと。新婦さんの愛称ミミさんに因んで今日(3月3日)に届けを出したそうです。「絶対忘れられないですよね」と話しかけたら幸せそうな笑顔をされていました。

ポキ丼とミミさんご夫婦の幸せでお腹いっぱいになりましたので、今度は旧屋久町の中心だった安房を回りましょう。「あんぼう」と読むそうです。グリーンホテルは安房でも空港に近いのでホテルを通り越して港のある付近まで行ってみます。

安房は屋久杉観光の拠点として便利なためホテルなどの宿泊施設やAコープなどの大きな商店があり、飲食店も夜まで営業しています。

安房郵便局でも風景印をもらえます。これで3つゲット。Aコープにも行ってみました。品揃えはまずまずで、もちろん三岳も売っています。あとちょっと変わった物も売っています。

屋久島名産のタンカンを詰めるための箱。タンカンはポンカンとネーブルの交雑種で日本では沖縄から屋久島にかけて栽培されています。ちょうど今が旬で詰めて送るための箱を売っている、という次第。

明日の朝食を買ってからホテルに戻ります。チェックインは15時からですが、準備ができたそうでサービスで部屋に入れてもらえました。

準備をして移動運用に行きたいと思います。安房の集落近辺で探すのもののなかなかよい場所がないためさらに南の尾之間まで行くことにします。「おのあいだ」と読むそうです。尾之間は尾之間温泉があって湯けむりアワードの対象ですから便利です。しかも今日は屋久島交通の乗り放題券を持っているので費用はかかりません。


尾之間の外れたところで場所をようやく見つけて15時45分にスタート。スタート直後からパイルになります。8エリアから九州、さらに沖縄からも呼ばれ全国開いています。これ平日ですよね?と思うくらいのパイルです。

エリア指定をするほどでもありませんが途中から結構ぐちゃぐちゃ状態になったので何とか立て直そうと苦労しつつ進めます。また「WFアワードのナンバーをQSLに書いてください」というリクエストが結構多かったです(それもナンバーがバラバラなので注意しないといけないですね)。WFアワードが始まって結構な年月になりますが根強く続いているのでしょうか。

途中からは1エリアより西側中心となってきましたがコンスタントに呼ばれ続けます。特に九州本土は強かったです。

楽しいのですが最終バスの時間が近づいてきました。尾之間から安房はタクシーだとかなり高いのでさすがに乗り遅れは避けたいです。終了を意識して進めますがパイルは一向に収まらない状態です。結局ラストを宣言し終了としました。


尾之間を17時42分に出る宮之浦方面行き最終便に乗ってホテルに到着。ぎりぎりでした。危なかったです。ホテルの前には「たなか屋」というスーパーがありちょっとした買い物ができます。2Lサイズの立派なタンカンを売っており発送を頼んでおきました。

夕食はホテル近くのお寿司屋兼居酒屋「いその香り」へ。お昼を食べたパノラマのご夫婦から「グリーンホテルに泊まるのならお勧めですよ」とアドバイスを受けていましたので行ってみます。あれれ、ミミさんご夫妻とまた出くわしましたhi

鹿児島なんで酒はもちろん焼酎です。屋久島では最初に紹介した「愛子」の三岳酒造と本坊酒造の2つの蔵元があります。三岳はパスして本坊の「水ノ森」などの焼酎を飲みました。濃いめに作ってくれるので満足感高いです。

さつま揚げや地魚の握りをつまみながら楽しめました。魚が美味しく焼酎ともよく合います。お客はひっきりなしにやってきて待っているお客さんも出てきましたのでそろそろ引き上げましょう。大満足でした。

ホテルの大浴場が温泉なのでのんびり。屋久島いいですね。バッテリの充電をセットにして寝ましょう。


本日は117局でした。ありがとうございました。
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屋久島移動運用報告①

2017-03-06 | 移動運用結果報告
計画編
毎年3月に行っている春の鹿児島キャンプ、今年は屋久島にしました。

屋久島は島全体が熊毛郡屋久島町に属しています。屋久島町の人口は約1.3万人。元の上屋久町と屋久町が2007年に合併してできた町です。かつて秘境と呼ばれる土地でしたが、1993年に世界自然遺産に選ばれて以降外国人も含め観光客が急増し霧島や指宿と並んで鹿児島の有名観光地となりました。人気観光地ですから鹿児島空港からの空路や鹿児島本港からの高速船の便があります。


それじゃアクセスは簡単じゃないの?と思いがちですがなかなか難しいのです。

・飛行機は鹿児島空港から3往復あるが鹿児島市内から鹿児島空港へのアクセスが悪い。
・高速船は鹿児島本港から1日6往復あるが屋久島側の発着港は島の北東にある宮之浦港が4便、南東側にある安房港が2便に分かれている(他に季節運航の臨時便あり)。
・宮之浦と安房港の間はバスが1時間1本程度あるが40分かかる。
・同じ宮之浦発着でも種子島を経由する便があり、例えば鹿児島07:30発の宮之浦行きは種子島経由で10:10着、直後に出る鹿児島07:45発は指宿経由で宮之浦09:45着と逆転してしまう。


種子島の場合は高速船が同じ6往復ながら発着港が西之表港のみですし、西之表市中心部で移動運用を含めほとんどのことができるため鹿児島からの日帰りでも十分楽しめます。一方の屋久島は海沿いに集落が点在しており日帰りでの観光や移動運用がかなり難しいです。


ということで鹿児島日帰りを諦め安房1泊で旅程を組みます。朝一番の7時15分伊丹発鹿児島行きJAL2401便に乗れば鹿児島8時50分発のJAC3741便に乗り継げますから屋久島空港には9時25分に到着します。伊丹からは10時15分発で屋久島11時50分着の直航便JAC2453便もあるのですが、運賃は乗り継ぎとほぼ同額ですから2時間半ほど滞在時間を多く確保できる乗り継ぎの方が便利なんです。

金曜なら宿もそう混んでないため1泊し、翌日昼前の宮之浦発の高速船で鹿児島に戻ります。


いろいろ考えて以下の日程で決まりました。
3/3(金)伊丹→鹿児島空港→屋久島空港→屋久島安房
3/4(土)屋久島安房→宮之浦港→鹿児島市内
3/5(日)鹿児島市内→加治木→鹿児島空港→伊丹

本州方面からの距離と曜日を考えると金曜の昼はQRVしても成果は得られませんから島内観光とし、金曜夕方と土曜の朝にQRVするつもりです。また日曜はお昼の便しか取れなかったのでQRVは難しいでしょうね。

バンドは時間を考慮し7MHzのみとしました。QRVできる時間が短いので補助バッテリは持ってゆかないことにします。
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鹿児島から帰ってきました

2017-03-05 | シャック便り
鹿児島から帰ってきました。


屋久島は3・4日の2日間滞在しました。初めてでしたが面白いところでした。おかげさまでCondxにも恵まれ多くの方にお呼びいただけました。一方で本日の鹿児島市内は朝から雨となり移動運用は予定を切り上げざるを得ませんでした。今日は鹿児島マラソンが開催されましたが雨の中でのレースになったようです。

レポートは明日以降順次アップします。


画像は屋久島空港にある焼酎「三岳」の広告です。屋久島の超軟水で造られた銘酒として有名です。
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3/3~4 鹿児島県熊毛郡屋久島町[屋久島]移動

2017-03-01 | 移動運用予定
以下の日程で鹿児島の屋久島から移動運用を行いますのでご案内します。
以下にて最終のご案内とさせていただきます。


(1)熊毛郡屋久島町[屋久島]移動(JCG:46009 JIA:46-121)
 日時:3/3(金)16:30頃~18:00頃
    3/4(土)08:15頃~09:30頃
 場所:屋久島からQRVの予定です。
    何らかのアワード対象となる場所から出る予定ですが現時点では未定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)
  
 
[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。

・荒天の場合は中止もしくは一部時間帯の運用を取りやめます。

・時間に余裕がある場合はスケジュール外でQRVすることもあります。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@JF4CAD4]です。
 2016年12月よりIDを変更しておりますのでご注意ください。
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