JF4CADの運用日誌2.5

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屋久島移動運用メモ

2017-03-13 | シャック便り
屋久島移動運用メモ

[熊毛郡屋久島町屋久島]
屋久島は大隅半島の沖にある島で熊毛郡屋久島町に属します。屋久島町は人口1.3万人で有人島として屋久島のほかに口之永良部島があります。

屋久島の面積は淡路島に次ぎ7番目の大きさです。ほぼ平坦なお隣の種子島とは正反対で標高1,936mの宮之浦岳をはじめとした山がちの地形で面積の90%が屋久杉をはじめとした森林です。人家の多い海岸部は亜熱帯に近い気候ですが標高の高い山地は亜寒帯に属し日本では最南端の積雪がみられます。

1993年にユネスコの世界自然遺産に登録されてからは外国人を含めた観光客が増えました。現在は観光客相手の宿泊施設や飲食店も多数あります。

集落は主に東海岸にあり、旧上屋久町の中心だった宮之浦と旧屋久町の中心だった安房が大きな集落です。観光のほか林業、トビウオなどの漁業のほか屋久島電工による炭化ケイ素の製造が主な産業で、炭化ケイ素の製造には大量の電力が必要なことから屋久島電工は豊富な水を活かした自家発電を行っており、余った電力は島内の一般家庭に供給されています。


[島内での運用]
島内各所で可能です。移動運用であれば山間部に入る必要はないでしょう。


[島へのアクセス]
鹿児島港からのフェリーとジェット船、鹿児島空港や伊丹、福岡からの空路があります。フェリーもありますから車を持ち込むことは可能です。ジェット船は種子屋久高速船、空路は日本エアコミューターにお問い合わせください。

発着港は宮之浦または安房のいずれかとなります。お互いはバスで40分前後かかります。当日の海況により寄港地が変更されることもありますから必ず就航状況を確認してください。


[島内でのアクセス]
路線バス・タクシー・レンタカー・レンタルバイクがあります。

路線バスは屋久島交通とまつばんだ交通が運行しており、永田-宮之浦-空港-安房-尾之間-粟生の東岸ルートがメインです。1時間に1本程度運行されています。ただし永田-宮之浦間と尾之間(いわさきホテル)-粟生間は本数が少なくなりますのでご注意ください。この他屋久杉観光用のバスも運転されています。

停留所と運賃は両社で同じですが屋久島交通のフリー乗車券はまつばんだ交通では利用できません。両社ともシーズンによりこまめにダイヤを変更しています。最新のダイヤは屋久島観光協会のサイトに掲載されていますから必ず確認してご利用ください。


[宿泊施設]
宮之浦や安房を中心にホテルから民宿まで多数あります。


[島内の店]
宮之浦や安房の中心部には飲食店が多数あります。居酒屋もありますので夕食も大丈夫です。商店も両方にスーパーをはじめ多数あります。ただし24時間営業のコンビニはありません。

一方で郊外に行きますと商店や飲食店の数が少なく、営業時間も短めですからご注意ください。


[注意点]
島の西側は西部林道があるので島を一周できますが落石が多いので注意してください。西部林道沿いには集落がないため不要な立入は避けた方が賢明です。


[おみやげ]
たんかんなどの農産品、サバ節などの海産品や焼酎など。港や空港の売店、スーパーで手に入ります。
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