10/15(土)ジャンボフェリー→高松→児島→櫃石島
うとうとしていたらジャンボフェリーの歌で容赦なく叩き起こされました。高松東港が近いようです。バスで座れるよう早めに下船口に向かいます。
無料バスは早々に一杯。今日のように乗客が多い日にはピストン運行となりますから特に船の始発が遅い直島や男木・女木行きの乗客は無理しなくていいと思います。
高松駅に到着。島には食堂や弁当の販売はなく、児島でも買い物の時間がありませんから高松駅前のコンビニで食べ物と飲み物を確保しておきました。
高松駅から瀬戸大橋線で一旦児島に向かいます。
こちらは松山行きの特急電車のようです。ユニークなデザインですがJR四国の経営事情から特急用の新車投入ペースは遅く、なかなか置き換えが進みません。特に建造費の高いディーゼル車は長期間新車が投入されず老朽化が進んでいます。将来は高速バス化されて廃止となるのでしょうね。
6時8分発の岡山行きマリンライナーに乗車。車内で朝食を食べながら一旦瀬戸大橋を渡り、本州側の児島に向かいます。これから回る2つの島をあっという間に通過します。
児島に到着。児島は1967年に倉敷市と合併するまでは児島市という単独の市だったところで、製塩と被服業がさかんです。とりわけジーンズと学生服は今でも高いシェアを誇っており、児島駅も「JEANS STATION」の愛称を持っています。元ボクシング世界王者の辰吉丈一郎の出身地です。現役時代「浪速のジョー」とも呼ばれましたが実は岡山県出身なんです。
6時40分発の下津井電鉄の与島行きバスに急ぎます。私たちは下電バスと呼んでいます。元々は児島付近で小さな電車をやっていたのですが瀬戸大橋開通の時に観光鉄道に衣替えしようとして失敗し、鉄道事業から撤退しました。瀬戸大橋線開業前はドル箱だった岡山-児島間の直通路線バスもJRに勝てず大幅に減り、今は随分小さな会社になりました。
一般路線用のバス車両を使用しています。乗客は私だけで出発。このまま貸切かなと思ったら児島ICで大量の乗車が。釣り客のようです。さらに次の鷲羽山BSでも釣り客が乗り込みなんと立ち客まで出る混雑です。どうやら駐車場のあるバス停まで車で乗り付けて釣りに行くようです。先日笠岡諸島で本土と陸続きの神島からお隣の高島まで釣り客がたくさん乗っていたのとよく似ています。
瀬戸中央道では60キロくらいまでスピードを上げると鷲羽山トンネルを抜けて行きます。トンネルを抜けて下津井瀬戸大橋で香川県に戻るとほどなく櫃石島の出入り口に到着です。櫃石島の出入り口はゲートがあり普段は閉まっています。運転手がカードを読み取らせてゲートを開きました。
櫃石島は人口約350人。櫃のような巨石があることでこの名前があります。古くから良質の石切場があり、大阪城の石垣にも用いられているそうです。海上運搬ができますから有利だったと思われます。櫃石島は本州にきわめて近く、昔から香川県側ではなく船で児島に買い物に行っていたそうです。このため児島との結びつきが強いそうです。今でもバスなら15分と便利です。
島内には3つほどバス停があり、釣り客が徐々に下車しました。私も集落にある櫃石バス停で下車します。
バス代は320円。バス停は琴参バスのものです。琴参バスは平日1本に限りこのバス停までやってきます。バスに乗せていた新聞を下ろしていました。
櫃石バス停の近くに瀬戸大橋を展望できる場所がありますのでこちらからQRVします。巨大な遮蔽物である瀬戸大橋から少し離れているので西への飛びも何とか確保できそうですね。
いい具合に柵があるのでダイポールを上げましょう。まだ遠距離もいけそうな時間帯です。
7時20分にスタート。ところが全く呼ばれません。飛んでないわけでもないのになぁと思っていたら8エリアや7エリアからは呼ばれるようになりました。
が・・・聞こえてくるのは1エリア北部まで。南関東の強い局が時折59で入ってくるんですがQSBを伴うなど不安定。6エリアも鹿児島などはじっこしか聞こえずです。2・3・4・5エリアに至っては壊滅状態です。Condxの変化を待つしかないのでしょうね・・・
すぐ目の前には倉敷市の松島があります。人口4人の島で定期航路はなく、JIAでは岡山県の最難関とも言われます。時折リクエストを頂くのですが釣りの瀬渡し船を頼むしかなく、渡船料が高いので行けないんですよね。往復5千円とか払えませんからねぇ・・・
晴れているものの北風があって寒いためか魚が釣れないようで釣り客は次第に引き上げています。フェリーで使った敷き毛布を出して寒さをしのいでいます。
8時30分を回っても全く状況は変わらず。香川県の1局が恐らくダイレクトでQSOできた以外は近場は壊滅状態です。6エリアの福岡各局も全く聞こえず。どうもこうもなりません。
本日は9時15分で終了の予定ですが状況は変わらず。好転するかと思いきやすぐにバンド内が静かになります。時間が来ましたので残念ながら撤収です。櫃石島からは52局でした。予想外のひどさでした。
櫃石バス停に戻りました。9時34分の下電バスが到着。
バスは瀬戸中央道に戻り、スピードを上げたらあっという間に岩黒島に到着です。
続きます。
うとうとしていたらジャンボフェリーの歌で容赦なく叩き起こされました。高松東港が近いようです。バスで座れるよう早めに下船口に向かいます。
無料バスは早々に一杯。今日のように乗客が多い日にはピストン運行となりますから特に船の始発が遅い直島や男木・女木行きの乗客は無理しなくていいと思います。
高松駅に到着。島には食堂や弁当の販売はなく、児島でも買い物の時間がありませんから高松駅前のコンビニで食べ物と飲み物を確保しておきました。
高松駅から瀬戸大橋線で一旦児島に向かいます。
こちらは松山行きの特急電車のようです。ユニークなデザインですがJR四国の経営事情から特急用の新車投入ペースは遅く、なかなか置き換えが進みません。特に建造費の高いディーゼル車は長期間新車が投入されず老朽化が進んでいます。将来は高速バス化されて廃止となるのでしょうね。
6時8分発の岡山行きマリンライナーに乗車。車内で朝食を食べながら一旦瀬戸大橋を渡り、本州側の児島に向かいます。これから回る2つの島をあっという間に通過します。
児島に到着。児島は1967年に倉敷市と合併するまでは児島市という単独の市だったところで、製塩と被服業がさかんです。とりわけジーンズと学生服は今でも高いシェアを誇っており、児島駅も「JEANS STATION」の愛称を持っています。元ボクシング世界王者の辰吉丈一郎の出身地です。現役時代「浪速のジョー」とも呼ばれましたが実は岡山県出身なんです。
6時40分発の下津井電鉄の与島行きバスに急ぎます。私たちは下電バスと呼んでいます。元々は児島付近で小さな電車をやっていたのですが瀬戸大橋開通の時に観光鉄道に衣替えしようとして失敗し、鉄道事業から撤退しました。瀬戸大橋線開業前はドル箱だった岡山-児島間の直通路線バスもJRに勝てず大幅に減り、今は随分小さな会社になりました。
一般路線用のバス車両を使用しています。乗客は私だけで出発。このまま貸切かなと思ったら児島ICで大量の乗車が。釣り客のようです。さらに次の鷲羽山BSでも釣り客が乗り込みなんと立ち客まで出る混雑です。どうやら駐車場のあるバス停まで車で乗り付けて釣りに行くようです。先日笠岡諸島で本土と陸続きの神島からお隣の高島まで釣り客がたくさん乗っていたのとよく似ています。
瀬戸中央道では60キロくらいまでスピードを上げると鷲羽山トンネルを抜けて行きます。トンネルを抜けて下津井瀬戸大橋で香川県に戻るとほどなく櫃石島の出入り口に到着です。櫃石島の出入り口はゲートがあり普段は閉まっています。運転手がカードを読み取らせてゲートを開きました。
櫃石島は人口約350人。櫃のような巨石があることでこの名前があります。古くから良質の石切場があり、大阪城の石垣にも用いられているそうです。海上運搬ができますから有利だったと思われます。櫃石島は本州にきわめて近く、昔から香川県側ではなく船で児島に買い物に行っていたそうです。このため児島との結びつきが強いそうです。今でもバスなら15分と便利です。
島内には3つほどバス停があり、釣り客が徐々に下車しました。私も集落にある櫃石バス停で下車します。
バス代は320円。バス停は琴参バスのものです。琴参バスは平日1本に限りこのバス停までやってきます。バスに乗せていた新聞を下ろしていました。
櫃石バス停の近くに瀬戸大橋を展望できる場所がありますのでこちらからQRVします。巨大な遮蔽物である瀬戸大橋から少し離れているので西への飛びも何とか確保できそうですね。
いい具合に柵があるのでダイポールを上げましょう。まだ遠距離もいけそうな時間帯です。
7時20分にスタート。ところが全く呼ばれません。飛んでないわけでもないのになぁと思っていたら8エリアや7エリアからは呼ばれるようになりました。
が・・・聞こえてくるのは1エリア北部まで。南関東の強い局が時折59で入ってくるんですがQSBを伴うなど不安定。6エリアも鹿児島などはじっこしか聞こえずです。2・3・4・5エリアに至っては壊滅状態です。Condxの変化を待つしかないのでしょうね・・・
すぐ目の前には倉敷市の松島があります。人口4人の島で定期航路はなく、JIAでは岡山県の最難関とも言われます。時折リクエストを頂くのですが釣りの瀬渡し船を頼むしかなく、渡船料が高いので行けないんですよね。往復5千円とか払えませんからねぇ・・・
晴れているものの北風があって寒いためか魚が釣れないようで釣り客は次第に引き上げています。フェリーで使った敷き毛布を出して寒さをしのいでいます。
8時30分を回っても全く状況は変わらず。香川県の1局が恐らくダイレクトでQSOできた以外は近場は壊滅状態です。6エリアの福岡各局も全く聞こえず。どうもこうもなりません。
本日は9時15分で終了の予定ですが状況は変わらず。好転するかと思いきやすぐにバンド内が静かになります。時間が来ましたので残念ながら撤収です。櫃石島からは52局でした。予想外のひどさでした。
櫃石バス停に戻りました。9時34分の下電バスが到着。
バスは瀬戸中央道に戻り、スピードを上げたらあっという間に岩黒島に到着です。
続きます。