JF4CADの運用日誌2.5

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筑前大島メモ

2008-07-29 | インポート

筑前大島メモ


 


[宗像市]
宗像市は福岡市と北九州市のほぼ中間、玄界灘に面した町です。JRで言うと東郷駅や赤間駅の付近です。


 


付近は元々宗像郡でしたが、まず1981年に宗像町が単独で市に昇格、その後玄海町や大島村を合併し、宗像郡は消滅しています(宗像市に合併しなかった町は福津市となっています)。航海や交通安全の宗像大社があります。


 


離島として筑前大島、地島、沖ノ島があります。地島は鐘崎港から船の便があります。沖ノ島は全島が宗像大社の神域であり女人禁制です。男性も一般の人間は年一度しか上陸できず、みそぎの必要があります。普段は宗像大社の神職1名が交替で島に駐在しています。


 


宗像市は郊外の田園都市のため固定局が大きなアンテナを設置しやすく人口もお隣の福津市よりも多いのでそれほどレアではありません。


 



[筑前大島]
筑前大島は宗像市神湊の沖合にある福岡県最大の離島です。この島を境に福岡寄りが玄界灘、北九州寄りが響灘とされます。人口は800人ほど。漁業や夏みかんの栽培が主な産業です。地元では「宗像大島」とか単に「大島」とも呼ばれますが、他の大島との混同を避けるため以下「筑前大島」と表記します。


 


かつては沖ノ島とともに宗像郡大島村という単独の村でしたが、宗像市と合併しその一部となっています。


 


島はいくつかの山が集まってできており、比較的起伏が激しいのが特徴です。最高所が御嶽で224mです。


 



[島内での運用]
最高所の御嶽に展望台があります。ここからは福岡市内や北九州市内が見渡せ、電波はそのまま瀬戸内海方面に飛びますから非常にロケーションがよいと言えます。特にV/UHFのビームアンテナにぴったりです。ここまで車でも行くことができます。島に現在アマチュア局はいないのではないかとのことです。



旧大島村の消滅直前は移動局が多かったそうですが、現在は島に渡る局がほとんどいないとのこと。


 



[島へのアクセス]
神湊波止場から市営のフェリー(25分)または高速船(15分)。平日7往復、土休日は8往復とダイヤが違います。さらに土休日は初便を除き全てフェリーでの運航です。神湊波止場へはJR東郷駅から西鉄バスの路線があります。タクシーでは2500円前後です。


 


また、同じ区間に民営の海上タクシーがあります(旅客のみ輸送)。値段は高いですが急ぐときには便利かも知れません。


 



[島内でのアクセス]
タクシーが1台あります(普段は港にいるようです)。あとは温泉施設「さざなみ館」の利用を前提に港-さざなみ館の送迎バスがあります。レンタサイクルもありますが、起伏の激しい島なので苦労しそうです。


 



[宿泊施設]
旅館が5軒、民宿が10軒ほどあります。さらに「さざなみ館」の大広間を簡易宿泊所として開放しており素泊まり1800円と安く泊まれます。


 



[島内の店]
港近くに小規模な商店や食堂がいくつかあります。さざなみ館の中にも食事処があります。また、さざなみ館で島内ならどこでもお弁当を配達してくれるサービスもやっているようです(要問い合わせ)。


 



[注意点]
水の確保に注意。島内には飲料水を確保できる場所が少ないです。暑い時期には十分に飲み物を用意しましょう。


 



[おみやげ]
特産のひじきや甘夏、それらの加工品があります。さざなみ館や港の売店で売っています。



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