JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

デジタル化の進むタクシー無線

2013-05-14 | シャック便り

タクシー無線とアマチュア無線とは妙に縁があるもののようです。かつてはタクシー無線の放出品を改造してアマチュア機として使っていたOMさんもいましたし、アマチュア無線家として知られるタモリさんもタクシーの芸があったように思います。

 
そのタクシー無線ですが、現在のアナログ方式から2016年までにデジタル化することが求められているそうです。デジタル化することで周波数の有効利用ができますし、データ通信にも対応できる、傍受が難しくなるなどのメリットがあります。

GPS機能を併用すると配車係がタクシーの所在を簡単に把握でき、迎車の短縮や万一事件が起きた際にもすぐに警察が向かえるそうです。

しかしながら多額の経費がかかるため、売上げの伸び悩む業界にとっては大きな負担でデジタル化はなかなか進んでいないのが現状のようです。

 
一方、一般の携帯電話網を使用し音声通話とデータ通信の可能な装置も開発されたそうです。これですと既設の携帯電話の基地局が使え、新たな投資を低く抑えることができるそうです。携帯電話の扱いですから無線局の免許も要らず簡単に設置できるとのこと。こういった形も普及してゆくかも知れません。

加えて携帯電話網と接続しますから乗客にWi-Fi環境を提供することも可能なのだそうです。最近ようやく東京都内の地下鉄でも携帯が使えるようになり、データ通信をされている乗客を多く見かけるようになりましたが、タクシーでもこういった環境が整備されるようですね。

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