JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

大阪府茨木市(JCC 2513)移動運用報告

2018-08-06 | 移動運用結果報告
8/5(日)に大阪府茨木市(JCC 2513)竜王山に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

昨日からのフィールドデーコンテストに参加するため移動することにしました。FDは毎年茨木の竜王山にしています。たくさんのアンテナが張れる竜王山が便利だからです。

担ぎ上げかつバッテリ運用ですから2日目の早朝からの運用とします。コンテストは12時までのため比較的涼しい午前中だけですから何とかなりそうです。とはいえ今年は猛暑続きで危険なためQRVするバンドを減らすことで荷物を減らし負担を軽くすることにしました。


FDはエリア別の表彰があるのは50MHz以上のみ、それらも電力別の表彰がないため5Wでは有利な部門がありません。例えば21MHz帯に絞ればダイポールだけで済みますが見通し距離にいる局の数が多い1エリアが圧倒的に有利です(21の場合大規模なEsが出れば8の局が有利)。3エリアの局は全国表彰の部門ではどうやっても勝てないのが悩ましいです。

どのみち勝てないので「そこそこ飛んで負担の軽いアンテナ」を持っているバンドに絞ることにしました。21MHzのフルサイズダイポールと144MHzのNR22L(5/8λ×2段)の2つになります。21MHzは前の週の福知山市移動でもよくオープンしていました。

144/430MHzはコメットの24KGを使うことが多いのですが、今回はラジアル代わりになる50MHzのアンテナを持ってゆかないのでノンラジアルのNR22Lにしました。430MHzは鞄の中に入っている1/2λホイップです。これらの組み合わせなので伸縮ポールは普段7MHzの移動で使っている長い6mにしています。

144/430MHzでコンテストに使えて軽いアンテナって24KGくらいしかないんですよね。もっとゲインのあるアンテナが欲しいのですがメーカーは全然開発してくれませんね。


あとは1リットルのお茶を凍らせ、さらにタオルも凍らせて持ち込みます。これでも厳しいようなら忍頂寺11時35分発のバスで早めに引き上げるつもりです。


JR茨木から6時43分発の忍頂寺行き始発バスに乗ります。多くは山岳区間の入口になる上福井までで降りてゆくため山岳区間の乗客は4人だけでした。

バスは彩都あかね地区を通り山岳区間に入ります。先日の大雨ではこの山岳区間の府道(府道110号)が連続雨量規制に引っかかり数日通行止めとなりました。いま向かっている忍頂寺地区も避難指示が出ていましたから6Dは池田の五月山からになりました。

小さな崖崩れはあるようですが幸い大きな被害はなかったようですね。手前の千提寺口にある気温の表示板は25度になっています。麓の茨木市街より3度ほど気温が低いようです。

やっとこさ忍頂寺に到着。虫除けスプレーをスプレーして山に入りましょう。

サラテクトは蚊除け、北見のハッカ油はメマトイ除けです。汗止めに使う手ぬぐいにハッカ油をスプレーすると香りでメマトイが逃げてゆきます。そうそうハッカ油はお風呂のお湯に2・3回スプレーするとリラックス効果がありますし湯上がりがひやっとして快適です。夏場大活躍するアイテムです。


忍頂寺バス停から山頂までは坂がきつく重い荷物が大きな負担になります。QRVするバンドを少なくして荷物を減らしているとは言え汗が噴き出ます。20分あまりかかり竜王山の山頂に到着です。冷たいお茶を少し飲んで設営開始。凍らせた1Lのお茶とタオルがよく冷えています。これらが命綱となります。

これまでは展望台の一番上にタープがわりのレジャーシートを張って暑さ除けとしてきましたが今年はこれでも厳しいため機材は階段の踊り場に置きました。ここなら必ず日陰になりますし木製展望台のためほぼ360度風が通ります。


展望台の上に伸縮ポールを設置し、NR22Lとダイポールを張っておきます。アンテナの数が少ないのでいつもよりかなり楽です。

8時20分に探り入れで21MHzからスタートです。8が少しオープンしていますがあとは3エリアの局のみです。なんとなく期待はできそうなCondxですね。

144MHzも聞いてみましょう。いつも使う24KGと今回のNR22Lですと飛びが劇的に変わることはありません。差が出てくるのは4.5→6Mにした伸縮ポールの方で、2エリアの局がいつもよりやや多く聞こえています。

21MHzが期待できそうなので戻してみたら8と7が本格的に開いてきました。宮城あたりまで聞こえてきています。時には北関東も開いてきます。


10時を回って日が高くなってきました。そろそろ後半戦です。たまにやってくる登山客が展望台に上がっても暑くて耐えられないのかすぐに降りていますが日陰になる踊り場はまだ暑さをしのげています。凍らせた1リットルのお茶を少しずつ飲めばなかなか快適です。

そういえば、と28MHzを聞いてみると8エリアの局が1局聞こえます。かなり昔に書かせて頂きましたがNR22Lは28MHzの1/4λのホイップとしても使えるので呼んでみたら取ってもらえました。28MHzで思い出しましたが例年池田の五月山から各バンドにQRVし3エリアのFDではおなじみのJH3YKV局が今年は出ていないようですね。28MHzみたいなマイナーバンドではYKV局は有り難い存在でしたが・・・FDがどんどん寂しくなりますね。

残り約1時間となり144MHzに出てくる局がぐっと減ったので展望台に上がり430MHzのホイップに交換します。1/2λのホイップですからゲインはささやかですが地上高があるのでちょっとは飛んでくれます。最近はお手軽なハンディ機+付属か少しゲインのあるホイップでQRVされている方が多いのですが、これではそんなに飛びません。地上高(標高ではなく地面から給電点までの高さ)が足りないからです。どう地上高を稼ぐか意識してみて欲しいと思います。


21MHzはバンド内がざわついている感じです。空き周波数でCQを出すと1エリアからコールがありました。他の3エリアの局も気がついたようで一気にCQを出す局が増えましたが肝心の1エリア側で気がつく局が少なかったみたいで盛り上がりに欠けたまま収束しました。

12時になりましたので終了。次のバスは忍頂寺13時30分発です。時間があるので弁当を食べてから片付けです。気温が相当に上がってきましたが、うちわを使えばまだ何とかしのげます。

この踊り場での設営が正解だったようですね。50MHzのHB9CVのようにビームアンテナを持ち込むと不便ですがモービルホイップは無指向性ですしダイポールも北東ビームにしておけばほぼJAをカバーすることができます。


バスの時間が近づいてきましたので引き上げましょう。途中の宝池寺で最近御朱印を頂けるようになっており、今日はお寺の方がいたのですが御朱印帳を預かってなかったので頂きませんでした。せっかくなので頂きたいのですが御朱印帳1冊の重さが負担になるほどきつい坂なのでどうしようかと思っています。

帰りのバスに乗りました。JR茨木駅まで戻り、駅前のリューヘイでパンを買いました。食パンは焼きたてをゲット。茨木市内は35度を越えており電車を待つだけでもむせかえるような熱気に包まれ、焼きたてパンの匂いをぷんぷんさせての帰宅となりました。


FDは固定局同士のQSOを解禁するルール改正以降移動局が減り固定局が主流になりました。移動局のアドバンテージが抑えられてしまい自宅からQRVした方が楽ですし、この猛暑ではフルタイムの移動は困難で固定局の方が逆に有利になっているのも確かです。

また今回のように8エリア-本州のEsが長時間オープンし続けていると8エリア、とりわけ宗谷・留萌・日高など局数の少ないレアなマルチに移動した局が圧倒的に有利です。地元局みたいに「○×局、あー△△さんだね~ 591xxM送るね~」とのんびりやるのではなく1エリアなどからパイルを整然とさばくことのできるOPが乗り込んで移動すれば全国1位を取ることもそう難しくないですよね。実際入賞狙いとおぼしき8エリアへの乗り込み局が6DでもFDでも見受けられました。

あるいは札幌市だと石狩でザコマルチですが、すぐ隣の小樽市は比較的レアな後志になります。札幌市と小樽市の市境はJRほしみ駅のすぐ西方にあり、札幌市内中心部からも短時間でアクセス可能です。後志でも全国1位を取れるチャンスは十分あるでしょう。

こんな風に「勝ちパターン」が固まってしまうのは競技としては好ましくないわけで、例えばフィギュアスケートなんかもジャンプ偏重になりすぎたためバランスが取れるようこのシーズンからルールを改正しています。冒頭で書いたエリア別・電力別表彰のあり方も含めJARLのコンテストも再びルールを見直すべき時に来たのではないのかな、と思います。


21MHzで29局、28MHzで1局、144MHzで39局、430MHzで23局の計92局でした。各局ありがとうございました。どうも九州・沖縄はFBなCondxに恵まれなかったようで3エリアからは聞こえず6エリアの局のツイートを見ても不振だったようです。

しばらく夏休みとします。猛暑の収まる9月上旬頃から7MHzの離島移動に復帰したいと思います。よろしくお願いします。
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