JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

愛媛移動運用報告④

2020-09-30 | 移動運用結果報告
9/21(日)松山市内→中島→松山市内→神戸
本日は中島に行き、大街道14時34分発の高速バスで引き上げる予定です。これなら中島には行くことができます。

高浜(08:30発)→中島(09:00着) ※中島滞在時間2時間40分
中島(11:40発)→高浜(12:21着) 

まずはバスで市駅へ。

市駅から電車で高浜を目指します。

伊予鉄は自社のICカード「い~カード」化が進んでいて紙の乗車券は少数派になっています。このため自動改札機を撤去していて磁気の入っていない乗車券です。10月から値上げのようですね。

高速船は「あさかぜ」。昨日の盛運汽船と同じ名前の船なんですね。今年で25年となりかなり老朽化しています。

中島大浦港に到着。あ、予備船の「なかじま」は中島汽船の新ロゴに塗り替えられています。一方で「あさかぜ」は以前のまま。置き換えを考えているのでしょうか?中島汽船は高速船を3隻持っており、常用の「あさかぜ」「いそかぜ」は元岩国松山高速、予備の「すいせい」は元山陽商船でしたが、造船所が同じ木曽造船でサイズがほぼ同じ、主機まで同じという偶然で中島汽船入りしています。

もちろんこんな偶然は続くはずはなく、3隻の性能を揃えて置き換えるとなると新造しかないでしょうね。石垣島ドリーム観光の高速船ならまとまって出るかも知れませんが、あの爆速は燃料費がすごいですからね。

大浦でちらっと売店を覗いてみましたがミカンは出ていません。八幡浜や宇和島の道の駅ではもう極早生ミカンが出ていましたが中島は極早生をやってないのでしょうかね。


いつもの港脇のところで9時15分にスタート。

今日はXPO記念コンテストがあるためいつもの7100kHzより上ではなく7050kHz前後の低いところで出ています。どうやらXPO記念目当ての局はあまり出てないようです。明日は愛・地球博コンテストで連日コンテストでは参加局も大変でしょうね。「使命を終えたローカルコンテストは終了させ残すべきコンテストに参加局を集中させるべき」が私の持論ですが、あまりにもコンテストが多すぎては参加局が疲れますよね。

今日も大票田の1エリアを中心に7や0も開いています。今日はオープンするエリアがやや北に偏っていますが最近のパターン通りみたいですね。それでも呼ばれるので何とかなります。

ところが大浦港の潮位がどんどん高くなってきました。運が悪いことに風向きが海から陸方向で、海水が時折防波堤を乗り越えてきます。慌てて松山港の潮汐を調べたら満潮が11時34分で潮位+3.6m。どんどん高くなる方向です。昨日までの南予では昼にかけ潮が引く方向(9/20の宇和島は満潮が08:58、干潮が15:00)だったので油断していました。豊予海峡があるため中予と南予では満潮の時間が大きく違うようです。

フェンスにくくりつけている伸縮ポールが海水を被ることは避けたいですし、撤収時にしぶきを受けたら自分自身が濡れてしまいます。仕方なく20分ほど早い10時45分で切り上げることにしました。初めての「潮位が高くなって終了」というケースでした。

まさに「まじかな」です。中島からは64局でした。ありがとうございました。幸い伸縮ポールは海水を被らず撤収のときもしぶきが起きずで良かったです。

それでは大浦港に戻りましょう。

ここも階段が見えなくなるほど水没しています。

帰りの「ななしま」が到着。急行料金のかからないフェリーですが高浜まで直行するため40分と早く人気の便です。これではデッキから430って無理っぽそうです。


高浜に到着。大手町まで乗ってJAえひめの産直市「太陽市」でお土産の購入です。

その前に太陽市のレストランでお昼。カボチャのグラタンとチキン南蛮、きのこめしです。さすが野菜は美味しいです。

太陽市ではレモンや「たこめし」やいも天などを買っておきます。朝起きてテレビを付けるとNHKの首藤アナが小説家にインタビューをしており、その中で「たこ飯」について「冷めてもおいしいけど鯛飯の方がもっとご馳走」という話をして何ともたこ飯が可哀想だったのでたこ飯にした次第。瀬戸内のたこ飯も旨いんですよ。

松山の鯛飯は鯛を丸ごと炊き込んだもので、現在観光客向けの店で主流になっている南予の鯛飯とは全く違います。首藤アナは松山出身で初任地も松山局、その後東京アナウンス室に配属され順調だったものの40歳を前に出産、子育てしやすい松山に戻るという異例のキャリアで、もちろん炊き込みの鯛飯を念頭に置いて話していたはずです。もちろん太陽市でも松山の鯛めしを売っています。


大街道に戻り高速バスに乗ります。神戸方面への高速バスはJR(四国・西日本)と伊予鉄・神姫の2系統あります。JRが3列、伊予鉄が4列シートなのでJRを選んだ方が快適ですよね。所定では大街道14時28分発で三宮には19時1分に到着します。この便はJR四国の担当です。

帰りのバスでは杏里さんの1993年のアルバム「1/2&1/2」を聞いてみます。

さすがの杏里さんも当時32歳。「夏」「海」では引っ張って行けない年齢となり、新しいスタイルを模索してゆきます。その中で出てきたのが「アラサーの都会的なOL」をモチーフにすること。典型が4曲目の「缶ビールとデニムシャツ」じゃないかと思われます。ブラックミュージックのテイストが加わっており非常に良くできた曲です。最後に出てくるジャズピアノの旋律が心地いいです。

「1/2&1/2」は11曲目の「ドルフィン・リング」に代表されるこれまでを半分、「缶ビールとデニムシャツ」に代表される新しいスタイルを半分という意味合いもあったのでしょう。しかしながらこの「都会的OL路線」は定着しないまま杏里さんは「16th Summer Breeze」「OPUS21」と立て続けにセルフカバーのベストアルバムを出し、オリジナルアルバムは3年後の「Angel Whisper」まで出なくなってしまいます。

そのため「1/2&1/2」は杏里さんの全盛期最後のアルバムと言えます。松任谷由実さんは松任谷正隆さん、竹内まりやさんは山下達郎さんが支える形でしたが、杏里さんの場合は作詞を担当した吉元由美さんが全盛期を支えてきました。今聴いても色褪せないのが魅力です。

バスは松山道から徳島道に入ります。約2時間で吉野川SAです。ここで10分休憩です。よく見ると「伊予鉄会館」とあります。だからここで休憩なんでしょうね。徳島道は多くが対面通行なので通過する車は少なくSAでも小さなものです。

再び徳島道を走りますが藍住ICで徳島道を降りてしまいます。あれ?と思っていたら何と高松道の板野ICが見えてきました。地図を調べたら徳島道は藍住から先徳島ICを通過するのですが、大きく迂回している形です。なのでこんなルートみたいです。ここからは勝手知ったるルートですが、あれれ西淡三原ICあたりから車の流れが悪くなります。洲本ICの手前で渋滞にはまりました。少しずつしか動きません。

次の休憩箇所は同じ淡路島の室津PA。洲本ICから25km先にあります。僅かずつしか動きません。たこ飯と飲み物は買い込んでますし、車内にトイレもあるので逼迫することはありませんが淡路島ではまってしまいました。25kmに1時間半弱かかりようやく室津PAです。

室津PAから本線に戻るのも15分以上かかる状態で進みません。渋滞情報を見ると垂水ジャンクションから先も赤色で表示されており三宮まであとどれだけかかるか見通せません。ようやく淡路ICを過ぎて明石海峡大橋にさしかかります。高速舞子で下車してJRで帰ることにしました。下車できたのは21時過ぎ。所定では高速舞子18時37分着なので2時間半の延着でした。

トランクルームを開けてもらう際に運転手さんが「大阪線は初めてなんですよ こんなに渋滞するんですかね」と途方に暮れていました。このバスはJR大阪駅が終点ですが所定でもさらに1時間半かかります。運転手さん大変だったでしょうね。荷物を引き取り舞子駅から電車で帰りました。帰宅して22時過ぎ。翌日が休みで良かったです。


今回は3日間合わせて218局でした。長時間QRVしたのにCondxが悪く今ひとつ伸びませんでした。

次回松山は来年3月、1泊2日の予定です。南予の各島はどこも朝・昼・夕の1日3本しか船がないので松山からの日帰りでは訪れることができずどうしても2泊3日必要です。今後はチャンスがあればになりそうです。
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