JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

沖縄・与論移動運用報告⑥

2018-11-19 | 移動運用結果報告
11/12(月)名護→伊江島→本部→沖縄市→那覇
勝負どころの土日が過ぎましたので今日はのんびりと。午前中は伊江島に行って風景印をもらってからQRVし午後のやんばる急行バスで引き上げます。

伊江島行きのフェリーは本部9時発が始発なので名護市役所前8時22分発のやんばる急行バスが便利です。本部港に8時40分に到着します。

本部 09:00発→伊江 09:30着 ※伊江島滞在時間3時間30分
伊江 13:00発→本部 13:30着

伊江港13時発のフェリーで早めに引き上げ、本部港13時41分発のやんばる急行バスに乗ります。途中高速山里で降りて「原点」でコーヒーを飲みたいと思います。

乗船券の自販機を新しく設置しています。クレジットカードOKという優れものです。

本日のフェリーは「いえしま」。2013年に熊本ドックで建造された975tの船です。伊江のフェリーは1日4往復しかないのでいつも盛況です。

30分で伊江島に到着。途中の伊江郵便局で風景印をもらいます。

風景印は平日だけなので離島の場合はかなり難関です。

もちろん伊江島のシンボル城山が図案になっています。沖縄では1972年の本土復帰まで琉球郵政が25局前後の郵便局に風景印を配備していました。復帰後に那覇中央局、八重山局などは新しいデザインの風景印に切り替えていますが、伊江郵便局は琉球郵政時代とほぼ同じデザインが現在も使われています。宜野湾局・金武局も琉球郵政時代とほぼ同じデザインだとのこと(劣化したら同じデザインで再作成しており当時の印をそのまま使っているわけではありません)。

郵便局の先にあるファミリーマートを曲がったところにあるいつもの場所からQRVします。

・・・と思ったら台風で柵が壊れ立入禁止でした(涙)


やむなく港近くの広場まで戻ります。日除けがないのですが今日は曇りなのでここでも何とかしのげるでしょう。

既に10時過ぎなので21MHzを用意してみます。

団体貸切なのでしょうか。「ぐすく」が到着しました。今年7月に就航したばかりの最新鋭船でこちらも熊本ドックで建造されています。定員700名と沖縄の離島航路では最大級です。

先代の「ぐすく」は壱岐対馬シーラインに売却され「フェリーみかさ」となり改装工事を行った上で壱岐対馬フェリーが用船しています。元伊是名村の「ニューいぜな」が「みかさ」として博多-壱岐に就航していましたが、こちらがアイドルグループSTU48の劇場船になることが決まったため穴埋めで「ぐすく」を購入し就航させているようです。

#今年の夏頃から「みかさ」が劇場船として稼働する予定とのことでしたが実際に公演を行っているニュースを見たことがありません。どうなってるんでしょうね。


アンテナを張りバンドを聞いてみましたが何も聞こえません。18MHzも同じ状態。しばらく21でCQを出してみるものの全く反応がありません。今日はダメみたいです。

仕方なく7MHzをワッチしてみると21MHzのダイポールでもSメーターを振らせて本土の局が入感しています。「もうこれしかない」ということで予定外ながら7MHzに張り替えてスタートしました。

西日本中心で本土がオープンです。3・4エリアが一番強そうです。

途中でJS6EOG 渡嘉敷OMからコールがありました。「今日はハイバンドはダメだね 今は7MHzが一番開いているから7MHzで続けたら」とのアドバイスでした。おとといの与論では9時台で7MHzの本土のオープンは終わりましたが、今日は11時を回ってもまだオープンしています。18/21MHzは依然として静かなので7MHzで続けます。こんな時間にオープンしているのは珍しいですよね。

11時30分を回ると7MHzのオープンも終了しました。11時50分で終了とします。片付けましょう。


お昼はターミナル2Fの食堂で。マグロの漬け丼にしました。

赤身を伊江島の「万能たれ」に漬け込んでおり、唐辛子のピリ辛とニンニクの風味が食欲をそそります。600円と安いのも有り難いです。

1Fでお土産を購入。伊江島は特産品開発に熱心でラム酒をはじめたくさんあるため選ぶのに時間がかかりますからその分時間を取っています。伊江島の黒糖を使った「伊江島どら焼き」、ピーナツ油味噌などを買ってみました。

帰りのフェリーに乗りました。


13時41分発のやんばる急行バス10便に乗車します。このバスは運賃前払いのようです。途中伊芸SAでの休憩を挟み高速山里へは14時53分の到着予定です。この時間帯でも盛況です。外国人観光客に知られるようになってすっかり北部への足として定着しました。上り(那覇行き)は高速山里からならよく利用していますが、北部から利用するのはこれが初めてです。

高速山里に到着。「原点」に行きましょう。

原点のマスター外間さんの息子さんが9月に開催された第5回日本シャンソン・カンツォーネ振興協会コンクール(JCCコンクール)で初出場ながら見事優勝されました。偶然ネットニュースで吉報を見かけ驚きました。マスターもシャンソン歌手として活躍されているだけに大変な喜ばしい名誉です。

予選の九州大会では圧勝だったそうで、その勢いもあり準優勝のプロ2名を抑えての日本一だったとのこと。12月にクリスマスライブを開かれるそうですが、チケットがすぐに売れたそうです。マスターの姪っ子さんは若手日本画家の中原亜梨沙さんで、今年に入り海外からの引き合いも増えておりますますご活躍のようです。とんでもなく芸術センスの豊かなご一族です。

コーヒー豆を挽いたものをお土産に買いました。帰宅してもしばらく原点の味を楽しめます。伊江島で買ったラム酒を少し垂らしてみるのもいいかも知れませんね。

次の沖縄道を走るバスは16時発の111番ですからこれで那覇ICまで乗ることにします。那覇ICから首里駅に行きゆいレールで引き上げです。


いつもの泡盛屋さんへ。10日に顔を出したらお休みでしたのでこの日になりました。「黒糖焼酎を勉強しに奄美大島に行っていた」とのこと。なんと同じ日に大島にいたようです。

咲元」を出してくれました。首里の銘酒として知られる「咲元」ですが昨年観光施設「琉球村」に買収され恩納村に移転することになりました。既に首里での酒造りは終了しているそうです。首里と恩納村では気候が違いますし、酒造りに大切な水も違います。このため咲元の風味が変わることは避けられず、首里時代の風味は二度と再現できなくなります。

私はほぼ全ての蔵の泡盛を飲んでいますが、一番量を飲んでいるのは「咲元」ですから驚きでした。有り難いことに残り少なくなった首里時代の咲元を買うことができました。


今夜は久米の「泡盛倉庫」に行ってみます。約800種類の泡盛を揃えた泡盛バーでマスターの比嘉さんの熱い語りとともに泡盛を味わうことができるお店です。

近年伊勢丹の沖縄物産展に出張バーを開いており、この2年ほどお盆頃に開催されるJR京都伊勢丹の沖縄物産展にも出店しています。2年続けて京都に通い、顔も覚えてもらえましたので今回初めて那覇のお店にお邪魔します。

今年廃業した宮古島の「千代泉」の原酒を買い取ったそうで、松藤など他社の銘柄とブレンドして限定品として出しています。千代泉は2013年に社長が亡くなり泡盛を造ることができなくなりました。法人ではなく個人事業主だったため親族以外は酒造免許を承継できず、ご親族に承継の意思がなかたっため今年正式に廃業としています。

千代泉は昔普通酒を買ったことがあり、特に印象に残らなかったのか半分以上をラフテー(豚の角煮)を作るのに使ってしまい申し訳ないことをしたと思っていたので最後に飲めるチャンスを作ってもらえて有り難いです。


締めは元白ヒゲのおじさんの店で泡盛を。実はここのお酒も「咲元」です。弟さんに聞いたら大甕の中はまだ全部首里時代の咲元だそうで、しばらくは飲むことができるそうです。今夜は試飲含めかなり飲みましたhi


本日は7MHzで58局でした。QRV場所といいCondxといい予想外の事態でしたが辛うじて収拾がついた感じです。
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