JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

修正されない「海峡アワード」のQSOリスト

2022-03-30 | シャック便り
近畿大正会が今年スタートさせた「海峡アワード」について「QSOリストに間違いがあるのに修正されない」という少々残念な話が耳に入っています。


既に見つかっているQSOリストの間違いは
・海峡-鹿児島県05E 吐噶喇(トカラ)海峡 46005M鹿児島県大島郡大和町
 大和町は鹿児島県には存在しない(宮城県に存在)。 鹿児島にあるのは「大和村」。

・海峡-愛媛県05B 四十島瀬戸(興盧島) 3801 愛媛県松山市
 興盧島は存在しない。

などです。

「四十島瀬戸」はこの地図にある四国本土と興居島との狭い海峡で、潮の流れが速いことで知られていますが、存在するのは四十島(ターナー島)だけで興盧島は存在しません。念のため海図も確認しましたが存在しません(海図は航海に使う物で、存在する島が記載されていなければ座礁事故になりますよね)。従って興居島の誤記と思われます。

5エリアの某OMさんからも同じ指摘があり、この方からアワードマネジャーに連絡したところ「興盧島は興居島の間違いであり、サイトを修正する」との連絡があったものの一向に修正されないとのこと。さらに依頼したそうですがいまだに修正されず諦めたとのこと。


ご存知の通り対象地をリストアップしてQSOし完成させるタイプのアワードではQSOリストの完全性が求められます。実在しない対象地があれば永遠に完成しないアワードになるからです。かといって参加者が勝手にQSOリストを間違いだとして取り扱うこともできません。このような理由でQSOリストの完全性はアワード発行者が保証しなければならず、アワードを立ち上げる前のリストチェックが求められますが、中にはリスト公開後にバタバタと修正が繰り返されるアワードもありますよね。発行するクラブのメンバーによる事前のクロスチェックが必要だと思います。


近畿大正会はアワード盛り上げのために移動運用を行っていますが、それ以前の話としてQSOリストの誤りを修正して頂きたいと思います。
コメント
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