JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

徳島県鳴門市(JCC 3702)移動運用報告①

2021-11-23 | 移動運用結果報告
11/21(日)に徳島県鳴門市(JCC 3702)鳴門公園に移動運用に行ってきましたでご報告します。

今回は徳島の鳴門です。

現在オールJAなどJARLのコンテストの一部は5エリアから出ています。ところが主に出ている高松の女木島は来年瀬戸内国際芸術祭の会場となるため、春の会期と重なるオールJAは別の移動地を見つける必要があります。同じ高松市の屋島も飛ぶことで知られますが、山上へのバスの始発が9時台に繰り下げられ厳しくなりましたし、琴平は2エリアまで飛ばせるロケーションでもない。このためどこか開拓してみようということになりました。このためお試しで鳴門から出たいと思います。

鳴門は京阪神に最も近い四国ですから、いい移動地を見つければコンテスト向きではないかと思われます。このため以前から気になっていた鳴門公園から出てみます。バンドは50/144/430MHzです。


7時10分発の高速バスで鳴門に向かいます。鳴門・徳島方面行きはJRバスと神姫・山陽・阪神・徳島の4社連合とがあり、今回は4社連合を使ってみます。4社連合には「鳴門満喫きっぷ」という高速鳴門までの高速バスの往復に鳴門市内の徳島バス乗り放題がセットされたチケットがあります。今回はこれを使ってみます。

ということでいつものミント神戸ではなく神姫バスの三宮ターミナルからになります。JR三ノ宮駅の大阪寄りの高架下にあります。神姫バスは長距離高速便だけでなく、三田や三木など近距離の高速バスも運行しており、これらがこのターミナルからひっきりなしに出発してゆきます。

蜂の巣みたいにバスが狭い空間に入り込んでいる独特の構造です。このような構造のため、バスが到着してから乗客を案内しています。

7時10分発のバスは山陽バス担当便です。山陽電鉄のバス部門を分社化した会社で、主に垂水区内で路線バスを運行しています。山電沿線は神姫バスの営業エリアとほぼ重なり、歴史的に山電と神姫は姉妹会社であったため、神姫が営業エリアにしなかった垂水区内を山陽バスが担当しています。神戸電鉄の乗客を容赦なく奪い取る神姫ですが山電に対しては戦わない姿勢を取っています。

話が脱線しましたが、山陽バスの高速路線は現在東京線・徳島線と垂水区から三宮への近距離高速線の3路線のみです(東京線は新型コロナウイルスの影響で運休中)。徳島線も僅か2往復のみの担当で、明石海峡大橋が垂水区を通過するため陣営に加えてもらった形なのでしょう。貴重な山陽バスの便に乗車できました。


鳴門公園ですので大鳴門橋を渡ってすぐの鳴門公園口バス停で下車します。8時33分に到着。

鳴門公園口バス停は徳島方面のみ設置されているバス停です。ここから人の来ない展望台に向かいます。

アンテナを設営し9時過ぎに50MHzでスタートです。鳴門公園は大毛島にあるのですが、V/UではJIAの案内は要らないでしょう。

50MHzは和泉市の局のCQが聞こえるのみ。他は聞こえません。こちらからCQを出してもほとんど呼ばれずです。恐らくオールJAでは京阪神近くの山に移動した局や設備のいい固定局とはQSOできるでしょうが、設備の弱い固定局は無理でしょうし、それ以上に期待していた2エリアのSは全く聞こえません。これは飛ばない移動地かも知れません。

430MHzに出てみても同じ。ハンディ機を持って山岳移動している局には聞こえるそうですが、固定局は全然ダメっぽいです。ちなみに144MHzはノイズしか聞こえません。これでは使いようがありませんよね。


手詰まりとなり撤収します。鳴門公園11時5分発の徳島バスに間に合いました。このバスもセット券で乗車できます。

続きます。
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