JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

沖縄移動運用報告⑤

2020-07-12 | 移動運用結果報告
7/4(土)名護→宮城島→名護→沖縄市→那覇
本日は大宜味村の宮城島からQRVし、午後のやんばる急行バスで高速山里の「原点」に立ち寄りつつ那覇に戻ります。

宮城島は島を国道58号が貫いており2本の橋で沖縄本島とつながっています。2018年にも出かけていますが、このときは「ツール・ド・おきなわ」のせいでバスが運休しQRVできる時間が短くなってしまいました。今回は何もなく、朝8時のバスで向かいたいと思います。

デルフィーノ名護は朝食付きなので6時半からの朝食を頂きます。コロナのため弁当形式になっていました。

デルフィーノに使わない荷物の預かりをお願いし67番の辺土名線に乗ります。名護バスターミナル8時発のバスに乗れば8時35分頃に宮城バス停に到着します。

宮城バス停のあるところが宮城島です。前回同様旧塩屋大橋の橋台が今回の移動地です。

国道58号の標識が今も残っています。


50MHzと18MHzのアンテナを設置し9時にスタートです。

お天気は曇り。強烈な日差しがないものの蒸し暑く、風が通る場所がベターです。今日も湿気をたっぷり含んだマハエが吹いており、この風が梅雨前線にぶつかって大雨になっているのでしょう。50MHzが開いており、早速クラスタに載せていただいたんですがすぐしぼみました(涙)

仕方ないので18MHzにQSYしオープンを待ちましょうか。18MHzもQSBが大きく苦戦ですが1エリアが開いていることもあってコンスタントに呼ばれます。

「大宜味とか国頭村に行ったことがあるのですが宮城島ってありましたっけ?」という方に説明をすると「2本の橋の間が島だったんですね」と納得されていました。手の内を明かすと何てことはないのですが珍しい移動地として使えるのです。

10時30分になりました。そろそろ折り返しなのでコールが途切れたところで21MHzにQSY。こっちも開いています。4~6エリアが強く西日本中心でのオープンです。昨日の開き方とはまた違うみたいですね。

最後に少し50MHzが開きました。待っていた方もいたようで有り難かったです。オープンするエリアはワイドですがQSBが大きかったです。


12時50分のバスで宮城バス停から名護に引き上げましょう。

名護行きのバスはデルフィーノの前を通りますので荷物を引き取り名護市役所前から那覇行きの高速バスに乗ることができます。次の那覇方面行きは13時40分発の117番。スムースです。

この便は沖縄バスの担当。何と高速バス専用の新車です。111/117番は観光バスのお古だったり、甚だしいケースでは一般の路線車が割り当てられていたのですが、ライバルであるやんばる急行バスに対抗するために車両の更新が一気に進み新車さえ投入されるようになりました。一昔前ではあり得ないほど快適です。ガタボロのバスじゃ寝てても起こされますからhi

やんばる急行バスが開いた那覇-北部を直結する高速バスはパイオニアであるやんばる急行バスが最多のシェアを誇っており、次いで117番となっています。この2陣営はコロナ禍でも一定数の乗客が乗っており成功しているものの、さらに後発の沖縄エアポートシャトルは乗客ゼロの便も見かけるなどお客が乗っておらず、最後発のカリー観光に至っては今も運休したままです。沖縄エアポートシャトルは予約制にして「気軽に乗れないバス」だと思われたのが失敗だったのかも知れませんね(埋まっていなければ無予約でも乗れるのですがそれでは不確実で敬遠されるでしょう)。最初は予約を取らず様子を見るか予約対象席を座席の半分程度に設定すれば良かったのにと思います。


高速山里で下車、原点に行きましょう。「元気だったさ~」と迎えてくれました。

原点も「じんじん」の知念さんに顔つなぎをして頂いたお店で、半世紀続いた「じんじん」の閉店を残念がっていました。お土産用のコーヒーを買って原点をあとにしました。こうして繋いでいただいた人の縁を大切にすることが何より知念さんへの恩返しになるのだと思っています。

一般道の山里バス停から今度は牧港のブルーシールへ。アイスの発送をお願いします。牧港なら自分で選んだアイスを送ってもらえるので有り難いです。


今夜は久しぶりに安里の「うりずん」へ。「うりずん」の初代オーナー土屋實幸さんは2015年に亡くなられましたが、息子さんがお店を守っています。お客さんの多いお店なのでのんびりとはゆかないのですが泡盛のアテは秀逸です。今夜は魚の天ぷらやそうめん炒めに伊是名の「常盤」を頼んで水割りで楽しみます。ただ気になるのが私が飲んでいる間に泡盛を頼んでいるお客が誰もいなかったこと。隣のカップルなんか名護ビールばっかり頼んでました。

復帰直前には場末の酒に落ちぶれ、瓶をお客の見える場所に置くことすらはばかられる状態になっていた泡盛の復興に生涯を捧げた土屋さんの肖像画がお店に飾られていますが、土屋さんの目にはどう映っているのでしょうね。このままじゃ沖縄復帰百年であり「うりずん」創業百周年となる2072年まで泡盛業界が持つのか気がかりです。いい酒なので飲んでやってください。


本日は18MHzで66局、21MHzで65局、50MHzで32局の計163局でした。オープンするにはしたものの不安定でした。そんな中でお呼びいただきありがとうございました。
コメント
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