JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動運用での遭難を防ぎましょう

2017-09-29 | シャック便り
先日移動運用に出かけられて遭難し亡くなられるという痛ましい事故が起きました。山岳運用にも慣れたベテランの方でしたが、そのような方でも遭難する可能性がゼロではないことを物語っています。


皆様も移動運用に行かれる際には以下の点をご注意頂ければと思います。


(1)ご家族に予定を知らせて出発してください
出発前に「どこに行く」「いつ頃帰宅する」をご家族にお伝えください。予定を大幅に過ぎても帰ってこなければ捜索を依頼できますし、遭難した場合でも捜索の手がかりとなります。

(2)登山届が必要な場合は提出してください
登山届が必要な山の場合は提出をお願いします。捜索の手がかりとなります。

(3)天気予報を確認してください
雨や強風、雷などの可能性がないか天気予報を確認してください。移動運用の場合遭難しないまでも雨は機材の故障、風はアンテナの倒壊、雷は落雷による重大事故につながります。無理しないことが一番の安全対策です。

(4)上級者向けの登山コースは避けてください
一般の登山者に比べ機材を持ち込む分重くなりますしバランスを崩しやすくなります。崖や鎖場、狭い尾根道などのないコースをオススメします。

(5)万一に備え430MHzのリグやアンテナを携行してください
滑落して動けなくなってもアンテナが短くすぐに取り出せる430MHzのハンディ機なら使えるはずです。万一の際に連絡手段となります。移動運用で使わなくても430MHzのハンディ機を持っていると安心です。最近の製品はコンパクトですので1台買っておいてもいいと思います。FT-817などオールモード機の場合でも430MHzのアンテナを用意しておくといいです。


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