JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

岡山県笠岡市(JCC 3107)高島・白石島移動運用報告④

2017-09-05 | 移動運用結果報告
9/2(土)ジャンボフェリー→(中略)→高島→白石島→笠岡→岡山→伊丹
10分遅れて到着した「ぷりんす」に再乗船です。船内は人も荷物も一杯で最後尾の荷物スペースに立っているしかありません。どうも大学のサークルか何かの団体客が白石島でキャンプをするのに乗船しているようです。こういう場合は予め三洋汽船に相談すれば別に船を出してくれるんですけどね。

お隣の白石島までは10分しかかかりません。


白石島に到着。

フェリー用の桟橋と旅客船用の桟橋があり、旅客専用の浮き桟橋に到着しました。

この港にはちょうどいい具合に柵がありアンテナを立てられます。小さいけど木陰もあるのでここにしました。再びダイポールを張ります。

船が10分遅れたので12時25分に再開です。たった1時間しかできないのか・・・

ノイズが消えており高島の時よりはスムースです。ただ聞こえる局は相変わらず少ないです。磁気嵐の影響でしょうか。1・6エリアが中心です。相変わらずQSBがあるようで苦戦します。

それでもQRMが少ないので有り難いです。恐らくこのCondxでは短縮アンテナの使用局は飛ばないでしょうね。フルサイズの威力はさすがだと思ってます。

船の時間が近づいてきましたのでそろそろ撤収しましょう。白石島からは29局でした。

片付けているとフェリーの桟橋に笠岡伏越-白石島-北木島のフェリー「第二十一金風呂丸」が到着しました。

「金風呂」という強烈なインパクトの名前は北木島の北岸にある集落名に由来します。第二十一金風呂丸は1986年に藤原造船所で建造された196t・航海速力11ノットの船です。何と船齢31年という驚きの長寿船です。

運航している瀬戸内クルージングには他にも「こんなの現役ってあり得ないでしょ」と言いたくなるさらなる骨董船も在籍しておりいずれご紹介したいと思います。金風呂丸は乗下船がないため着岸しないまま北木島に向けて出航してゆきました。


片付けを済ませ旅客船の桟橋に戻ります。

白石島から笠岡は高速船「ニューかさおか」です。2012年に常石で建造された19tの船で、航海速力は24ノット。「ぷりんす」より4ノット俊足です。その一方で運賃は急行料金が上乗せされ倍近くになります。

普通船の32分に対し22分で笠岡に到着しますが途中高島と神島を通過するのでその分での短縮もありますから運賃分の差があるのかなぁと思います。実際乗ってみても高速船と呼んでよいのか微妙なスピードです。

お客は10人ほど。普通船が盛況なのに高速船は高いのでお客が少ないのでしょうか。

間もなく住吉港到着です。右手には船溜まりがあるのですが「新なぎさ」が係船されていました。多度津航路をお役御免になりチャーター船として活用するため売船せず残してあるらしいです。1996年建造で金風呂丸より10年若いけど半引退状態ってことですよね。

「新なぎさ」や「第二十一金風呂丸」などは芸予型とも呼ばれる前面に大きなランプドアがあってお尻が丸い動物のカバみたいなフェリーです。大三島などの芸予諸島で短い着岸時間で乗り降りできる工夫がされており、昔は係船索を使わず機関を微速前進にしたままで着岸させていたそうです。


14時14分に住吉港到着。次の山陽本線は14時23分発です。売店が開いていたので「かぶとがに饅頭」のばら売りをおやつに買い笠岡駅に向かいます。港に近い南口の整備計画があるもののいつ完成するんでしょうかね・・・

相生行きなので青春18切符の客が大量にいて岡山まで立ったままでした。15時9分に岡山駅到着。バスの発車は15時30分なので駅のスーパー「ユアーズ」で酒とおつまみを買っておきます。


15時30分発の大阪方面行き高速バス「リョービエクスプレス」に乗車。このバスは大阪空港に停車し便利なので選びました。これ以後の便は空港に停車しないため私には事実上最終便となります。4列シートでトイレ付きというごくありふれた車です。比較的新しい車でも座席コンセントやWiFiがなく設備は今ひとつですね。

三木SAを出るまでは順調でしたが、神戸JCT付近から宝塚西トンネルまでの毎度おなじみの渋滞に引っかかりました。中国池田を出た後も渋滞に巻き込まれ40分少々遅れて大阪空港に到着。モノレールと阪急で帰宅しましょう。


このパターンですと最後は必ず住吉港14:14着の「ニューかさおか」に乗る必要があります。必ず真鍋島でQRVすることになる佐柳島経由同様に予定を組む上での制約となります。笠岡諸島の移動スケジュール作りは非常に難しいです。


本日は高島・白石島あわせて85局でした。Condxが悪く大苦戦でした。ありがとうございました。

これで表航路の4島は全部回ったことになります。裏航路の3島(大飛島・小飛島・六島)は1日4本しか船がなく3エリアに帰ることが難しいので困っています。ジャンボフェリーの露骨な値上げもあって悩ましいです。
コメント
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