JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2017-01-16 | シャック便り
[四国フェリーが小豆島航路に新船を投入]
四国フェリーが発注していた新しい1250総トン型フェリーが昨年12/17に愛媛県大三島の藤原造船所で進水式を迎え「しょうどしま丸」と命名されました。今後艤装作業が進められ春にも就航の見込みです。

船名から高松-土庄間に投入されるものと思われます。また同社で一番古いフェリーとなっている「第八十五玉高丸(宇野-高松)」の売船情報が出ていますので、現在高松-土庄航路で活躍している3隻のうちの1隻が宇高航路に転属するものとみられます。


[神戸電鉄粟生線でさらに列車本数を削減]
一時全線の廃線が取りざたされた神戸電鉄粟生線で3月に再び列車本数を削減するダイヤ改正が行われる見込みです。

昼間の本数は現在新開地から志染までが15分ごと、志染~粟生間が60分ごとですが、改正後は西鈴蘭台までが15分ごと、西鈴蘭台~志染間が30分ごと、志染~粟生間が60分ごとに変更されます。神姫バスに奪われた乗客を取り戻せないどころか利用の減少に歯止めがかからない状態で再び廃線の話が出てきそうな感じです。


[壱岐対馬フェリーが壱岐対馬シーラインと共同運航を開始]
福岡(那の津)-壱岐(芦辺)-対馬(厳原)の航路を「フェリーつばさ」で運航している壱岐対馬フェリーが12/1より壱岐対馬シーラインのフェリー「みかさ」を加えたダイヤに変更し共同運航を始めています。

壱岐対馬フェリーの「フェリーつばさ」は深夜に福岡を出て早朝対馬に到着、折り返して夕方に福岡に戻るダイヤで長年運航していました。並行する九州郵船で運べない危険物などを運んでいる貨物フェリーですので定員は12人に制限され「安いけど乗客のみでは乗りにくい船」として知る人ぞ知る船でした。

また壱岐対馬シーラインは九州郵船が事実上独占して運賃が高止まりしている旅客航路に参入し壱岐から福岡への通勤で利用できるダイヤを構想しており、既に元石崎汽船の高速船を購入し現在整備中です。しかしながらこの航路は高速船だけでは参入できないため沖縄県伊是名村のフェリー「ニューいぜな」を購入し「みかさ」として就航させています。

両社で共同運航とすることで在来船による運航を確保し、本命の高速船を投入するものとみられます。九州郵船は昨年芦辺の浮き桟橋を事故で破損させるなど不手際を起こしていますし、ジェット船は長年自由席で乗船前に並ばないといけないなど島民からの不満があるようですから競合でサービス向上が期待されます。
コメント
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