福岡県筑紫郡那珂川町・宮城県黒川郡富谷町が市制施行へ

以前取り上げました福岡県筑紫郡那珂川町が市に昇格するかの件、2015年国勢調査による速報結果が本日公開されました。詳細はこちら。

その結果50,029人となり単独で市に昇格する要件を満たしました。那珂川町では５万人を上回っている場合は市制を施行する意思を既に明らかにしており、2018年10月の市制施行に向け今後具体的な手続きが行われる見込みです。


筑紫郡は現在那珂川町のみですので那珂川町の市制施行により消滅郡となります。ZAアワードなどにより7MHzなどでは既に筑紫郡をcfm済みの方は多いと思いますが、24MHzとか1200MHzなどのマイナーなバンドではまだの方が少なくないと思われます。残された時間でチャンスを逃さないようにされることをお勧めします。


この他人口５万人以上で市制施行要件を満たしている町村は、
・宮城県黒川郡富谷町 51,592人　
　今回初めて５万人突破、2016年10月1日に市制施行予定。
　黒川郡は大和町などがあり消滅郡とはならない。

・広島県安芸郡府中町 51,055人
　1990年以来５万人を突破しているが、長年市制施行への具体的な動きなし。


一方前回2010年の国勢調査で水増し報告を行い町幹部が摘発される異例の事態となった愛知県知多郡東浦町は49,238人と2010年調査の確定値49,800人から562人減らしており今回も市制施行を逃しています。