JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

【急報】スカイマークが民事再生法の適用を申請へ

2015-01-28 | シャック便り
新規航空会社のスカイマークが民事再生法の適用を申請する模様です。現在同社のホームページはアクセスが殺到し閲覧できない状態となっています。

LCCと大手に挟まれ利用が落ち込んでいたことに加え、世界最大の航空機A380の購入など無謀な経営判断が重なったこと、経営危機表面化後に打ち出したJALとのコードシェアに政治的圧力がかかったことで資金調達が実現しなかったことなどが重なったことが原因でしょう。無謀な経営への批判が目立ちますが、この2週間ほどの動きを見ると明らかに国土交通省の対応が倒産の直接の引き金であったように感じます。もちろんその裏に某大手航空会社の圧力があったと思われます。


過去の例からしますと恐らく以下の通りとなると思われます。

・飛行機の運航は当面継続されます。予約済みの航空券でそのまま搭乗できます。
 欠航の場合は無手数料で払い戻されますが、倒産を理由にキャンセルする場合は
 所定の手数料が必要です。

・スカイマークの株式は事実上無価値となり、一定期間ののち上場廃止となります。
 お手持ちの株式については明日以降売却は可能ですがストップ安が続く相場と
 なることが予想され、マトモな値段で売り抜けることは不可能だと思います。


これにより羽田発着の新規航空会社(スカイマーク・AIR DO・スターフライヤー・ソラシドエア)は枕を並べて討ち死にしたことになります。過大な需要予測に基づく無理な経営計画、大手とLCCに挟まれた存在感のなさが原因ですが、国土交通省がどう後始末をするのかなぁと思います。先の3社同様また全日空に支援をさせれば羽田発着枠が適正を欠く状態となり競争を歪めるだけです。公正な競争となることを期待したいです。


今後どこが支援するかになるでしょうが、私は「プロ野球とJリーグの球団を持っている某社」の可能性があるのかなぁと思っています。同社はエアアジアと提携し日本でのLCCを展開するとしていましたが、エアアジア機の墜落事故によりその可能性が厳しくなっています。ならば羽田の発着枠を持つスカイマークを手に入れた方が手っ取り早いはずです。社長は首相と親しいともされていますので、何となくあり得そうな気もしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする