JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

佐柳島・本島移動運用報告①

2014-04-05 | 移動運用結果報告

4/5(土)に香川県仲多度郡多度津町の佐柳島と丸亀市の本島に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

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計画編
久々に香川県の島を回ってみましょう。

皆さんからのリクエストなどを総合し、今回は仲多度郡多度津町の佐柳島と丸亀市の本島としました。昨年春に出かけた多度津町の高見島と丸亀市の牛島で使った船と全く同じ便で、行き先だけを変えたパターンです。

他にもたくさんリクエストを頂いているのですが、「多度津町のぷちアワードを何とかできないか」とのリクエストに応えることができ、瀬戸内アワードにも対応できるためこの組み合わせとしました。

多度津06:55発→佐柳島本浦08:20着 本浦10:05発→多度津10:50着 
丸亀12:10発→本島12:30着 本島14:15発→丸亀14:35着
となります。

 
佐柳島は昨年3月に行った高見島のさらに北にある島です。人口は今年3月時点で103人。高見島と同じく両墓制という珍しい風習を守っています。「さなぎ」と読み、元々は「早く凪ぐ」の意味があったようです。

小規模の漁業以外に産業らしい産業はなく、平均年齢が70歳台とも言われる高齢化の進んだ島です。小中学生はおらず、学校も随分昔に閉校しています。しかしながら最近は「島猫(離島で暮らす猫)」とのふれあいや撮影で訪れる観光客がいるとのこと。島の猫は人と共生しないと生きられないため人なつっこい猫が多く、ファンも多いそうです。離島のため島の猫同士で子孫を増やすことになり絶好の遺伝研究の題材らしいです。

 
本島は古くから塩飽諸島の中心として栄えた島です。3月時点での人口は422人。塩飽諸島は明治維新まで高度な自治を維持しており、丸亀藩主の京極家ではなく「人名」という島民代表者が行政を取り仕切っていました。この人名が行政を行う庁舎である勤番所が置かれたのが本島でした。

丸亀港からのフェリーに加えかつては岡山県の児島行きのフェリーが寄港していましたが、瀬戸大橋の開通で児島方面は小型の客船だけになってしまいました。近年は過疎化・高齢化が進んでいるようです。漁業を中心にミカンなどの栽培も行っているようです。

 

アンテナはいつものRD-S106です。CondxがFBな18MHzのアンテナも持って行きたいところですが各島でQRVできる時間が短いので7MHz一本勝負としたいと思います。念のため補助バッテリを持ち込んでおきます。

コメント
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