JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

福岡移動運用報告②

2014-03-25 | 移動運用結果報告

3/21(金) 伊丹→福岡市内→地島→福岡市内
本日もJAL2051便で出発です。2051便は7時15分発のため4時過ぎに起きる必要があり眠いです。

伊丹で荷物預けとチェックインを行っておきます。今月末からのダイヤで2051便の使用機種がCRJ200からE70に変わりますからこれが最後のCRJになれば・・・いいかなと思います。新ダイヤでは伊丹-福岡、伊丹-鹿児島が全便E70になるなど増便ではないものの快適さが改善されます。鹿児島行きのDHC-8はANAに見劣りしていましたもんね。

今回もバス連絡となりました。が・・・予定時間になっても案内が始まりません。結局「機材整備のため」ということで出発が遅れることになりました。

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福岡空港8時37分発の地下鉄に乗ることができれば神湊発10時5分の地島行きに間に合います。この電車に乗れるかは福岡空港への着陸時刻次第です。現在JAL2051便は伊丹7時15分発・福岡8時25分着でして、そもそもかなり厳しいんですが出発が遅れますから無理でしょうね。

隣に乗客がいなければまだマシなんですが、満席で狭苦しい飛行機でした。

 
予定より10分以上遅れて福岡空港に到着。朝方まで雨だったようですが上がってくれました。バス連絡でターミナルに向かいます。E70になればボーディングブリッジが使えますから便利になるかも知れませんね。

今日は気になることがあります。予報されている波の高さが4mのち2m。地島行きの「ニューじのしま」は小型旅客船のため、波の高さ4mなら欠航になってしまいます。宗像市営渡船の運航状況は「九州のりものinfo」で調べられるのでターミナル行きのバスの車内でチェックしました。この時点で欠航なら断念するつもりです。

なんと通常運航中とのこと。揺れるかも知れませんがチャレンジしてみましょう。荷物を受け取ったら地下鉄へ。地下鉄の車内で荷物整理をしておきました。

 
地島行きの出航は12時20分で時間に余裕がありますから一旦天神の宿に荷物を預けてから向かうことにしました。博多に戻り、駅構内のステーションフードというスーパーで弁当を買ってから東郷に向かいます。

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まだ時間に余裕があるので博多の隣・吉塚にある今田和菓子舗でおやつを購入。安くておいしいのでたまに食べたくなります。大ぶりの甘酒まんじゅうが70円って安いです。

 
東郷駅に到着。バスの発車まで40分以上あります。

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東郷の駅前はこんな感じで時間をつぶせそうな場所がありません。おまけにあられが降ってきて仕方なく駅で時間つぶしです。

ようやく来たバスで神湊波止場に向かいます。本数が少なく、12時20分の船に間に合うバスは東郷駅前11時24分になります。神湊波止場でまた40分ほどの待ち時間となります。

困ったことに神湊のターミナルは新築後にゴミ箱を撤去してしまいお弁当を食べても容器を捨てられません。清掃費が節約できるからゴミ箱を撤去するんでしょうけど不便ですよね。

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12時20分発の旅客船「ニューじのしま」は出航予定になっていますので船は出そうです。あれれ、大島行きの旅客船「しおかぜ」も出航予定になっています。こちらは揺れるようだとフェリーに振り替え運航するので波は問題ないという判断なのでしょう。

地島は泊と白浜の2つの港があり、手前の泊の方が船賃が安いため今回は泊でQRVしてみます。地島行きは往復がなく片道の乗船券のみしか買えません。それでは船に乗りましょう。

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揺れを覚悟しての出港です。神湊の防波堤を過ぎると確かに揺れてきました。が、揺れはほぼピッチング(縦方向の揺れ)だけ。どうやら波の方向と船の針路がちょうど相対しているようでローリング(横方向の揺れで人間には不快)がほとんどないのです。なるほど。これなら問題ないでしょうね。

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15分で泊に到着。白浜港のある豊岡地区よりはやや人口が少ないそうです。カラフルな渡船待合所が印象的です。港近くに親水公園があり、誰もいないのでここの東屋を利用します。

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どうやら夏場は海水浴場としても使えるようで、シャワーやトイレもあります。対岸は鐘崎です。かつてはここから地島行きが出ていたのですが、神湊に統合されました。もし鐘崎からですと横方向から波を受けることになり欠航かローリングのきつい航海だったことでしょうね。

 
今日は15時までは東海QSOコンテストがあるため7060kHzまでしか使える周波数がなくなかなか難しいところです。なるべくコンテストの日を外すように移動を計画してはいるのですが、季節によってはどうしても重なる場合もあり難しいものです。

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そのためコンテストの影響がない18MHzからスタートです。12時50分スタートとなりました。この時期に18MHz?と思われるかも知れませんが、先日の鹿児島・新島移動でも北日本がオープンしているなど、ほぼ連日北日本-九州間が開いているようです。EsではなくF層伝搬のようですね。それだけハイバンドのCondxがいいのでしょう。

目論み通り7エリアからコールが相次ぎます。先方からは59で強力に入感しているとのこと。地島移動は私含め実績が少なく、私も前回は7MHzでしたから7・8エリアの局からは「地島初めてです」の声が多かったです。この時間7MHzはごく近距離だけですし、コンテストもあるため18が開いてこちらも有り難いです。

もちろん海上伝搬でご近所の局ともつながります。「地島から出たアマチュア局は開局以来初めて聞きました」と言われました。私の場合は小型の客船でも一式持ち運べるため難なくQRVできるのですが、他局からすれば珍しいのでしょうね。

 

天気は回復しつつあるものの風が強くて肌寒いです。ビニール袋が1つ吹き飛ばされました。弁当も苦労しながら食べてます。写真を撮るのを忘れましたが、オムそばと厚揚げのカツ丼という何とも変わった弁当でした。

18MHzは最初7エリア中心でしたが、14時を回ると8エリア中心となります。14時30分過ぎで8エリアも聞こえなくなりました。これで18は終了にしましょう。吉塚で買った甘酒まんじゅうを食べてアンテナの再設営です。

 

今度は7MHzにQSY。あと20分あまりコンテストがあるのでQRM覚悟での7MHzとなります。それでも何とか呼んで頂けました。15時過ぎになり、いつもの7100upにQSYしました。嵐の後の何とやらでこの辺はQRVする局が少なくしばらくは快適でした。2エリアや0エリア付近からも呼ばれます。

今日は泊16時5分発の船で戻る予定にしていますから帰り時間を予告しながら進めます。終了近くになり、山口県の見島に移動中のJP6SRV 臼井OMからもコールを頂きました。向こうも荒れ気味の天気とのことでしたが頑張っておられるようです。

15時45分で終了と しました。

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帰りの船に乗りましょう。防波堤もカラフルで、何とか島を盛り上げようという心意気が感じられました。帰りの乗船券は船内で購入となります。乗船券を買ってしばらくして回収に来ます。それなら乗船券を発行しなくてもいいようには思いますが、市営渡船なので何かしら規則があるんでしょうね。帰りのバスは神湊波止場で待っていたので待ち時間がなくスムースでした。

 
宿に荷物を下ろして博多埠頭の日帰り温泉「波葉の湯」に行きましょう。前回使い残した「FUKUOKA体験バス」のチケットで入浴できます。暖まったら今夜もいつもの屋台で一杯。が落ちて寒くなってきました。おでんと焼酎のお湯割りがぴったりの夜です。

 

本日は7MHzで36局、18MHzで22局の計58局でした。今日も意外に18が開きました。明日からも期待できそうですね。地島は今年の夏の本格的なハイバンドシーズンでも移動を考えています。

コメント
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