JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

JAL/ANAが2014年度ダイヤを発表

2014-01-22 | シャック便り

JAL/ANAの両社が2014年度の夏ダイヤを発表しています。国内線に絞って概要をご紹介します。

 

JALでは新規開設(再開)は伊丹-松本・女満別などで、いずれも夏期のみの限定になっています。増便では羽田から西日本の岡山・徳島・高松・那覇などが増便されたほか、長年1日1便のみだった伊丹-那覇がついに1日2便(5月までは3便)になります。伊丹-那覇のJAL2081/2088便はJALグループでトップクラスの高い搭乗率で、この往復便の予約が取れないと沖縄に行けないことから私も毎年苦労してきました。これで少しは予約しやすくなればと思います。

一方で成田-新千歳・福岡・中部の各路線で軒並み減便となっており、LCCとの競争が激しいことが伺えます。運休路線はないようです。

 

ANAでは青森-伊丹・新千歳を新規開設、政策コンテストで入選した羽田-鳥取・石見が増便されます。青森発着の新規路線は一気に3往復の新設ですがプロペラ機のDHC-8-400だそうで、伊丹-青森で競合するJALが90分に対し105分と遅いようです。 

一方羽田-三宅島、成田-広島が運休、伊丹-福岡・仙台・新潟・大分などが減便されています。三宅島は新中央航空への事実上の移管となります。DHC-8-300はこれで全て退役だそうです。

  

両社とも羽田路線の見直しが中心のようです。JALは2015年度以降機材の充実による関西・中部発着路線の充実を予告していますので、来年度は増便が期待できそうです。一方のANAは地方路線用の機材で苦労しており、輸送力の過剰な737-500か問題機DHC-8-400、事実上の子会社アイベックスの極狭機CRJしかなく、エンブラエルに対抗できていない感じがします。MRJの就航もいつになるか確定しておらず、当面切り札がないように感じます。

 

なお、両社とも事前購入型の割引運賃「先得/旅割」の1月末からの予約受付も予告しています。JAL/ANAとも10/25までの予約が可能ですが、ANAの8月以降の予約は2/4開始となります。10月下旬となると今年のほとんどの予約を入れることになります。現在予定しているのが沖縄1往復、福岡4往復、東京4往復ですHi

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