JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

沖縄移動運用報告①

2013-05-30 | 移動運用結果報告

計画編
毎年の沖縄ですが、今年も行くことにしました。この時期はハイバンドや50MHzがそこそこ開きますから楽しめます。

今回のスケジュールはこんな感じです。今年は会社から有休とは別に5日間の休みをもらいましたのでこれを使って過去最長の7日間になりました。

5/22(水) 伊丹→福岡→那覇→糸満→那覇
  23(木) 那覇→南大東→北大東
 24(金) 北大東
 25(土) 北大東→南大東→那覇
 26(日) 那覇→座間味→那覇
 27(月) 那覇→北中城村→那覇
 28(火) 那覇→与那原町→那覇→伊丹

毎年JALの最安運賃であるスーパー先得を利用しています。5月分は1月末に先行予約がありますから、何と4ヶ月も先に予定を組んでいますHi

 
伊丹空港の規制が緩和され、この春ダイヤから伊丹発着のJAL便が増発されたのですが、残念ながら伊丹-那覇はJAL2081/2088便の1日1往復しかありません。このためこの両便の搭乗率はJAL全体でもトップクラスらしく毎回激しい争奪戦となります。

JGC会員なので先行予約は一般より前倒しで優先されるものの、受付開始時点で那覇→伊丹のJAL2088便が取れません。自宅は伊丹空港の近くですし、帰りは荷物が30kg前後になるので伊丹に戻るしか方法がありませんから、必死になって2088便に空きのある日を探しました。ようやく5/22が空いているのを発見し、帰り便を22日で確定させました。

一方、行きのJAL2081便は全く空きがありません。そこで2011年に使った伊丹→福岡→那覇の乗り継ぎで向かうことにしました。このルートで5/16の先行予約に成功し、どうにか那覇への往復便が確定しました。例年この時期は修学旅行が何校も重なり座席を先に埋めてしまっているのが満席の理由です。

 
と一旦スケジュールを決めたのですが、2月に入ってダメ元で入れていた5/28の2088便のキャンセル待ちに「お席が用意できました」とJALから連絡が来ました。あとで説明しますが5/22~28の方が大東島に行くのに好都合です。このため日程を組み直しました。

 
今回は北大東に行きます。北大東は2007年に南大東に向かう際に三角運航で途中経由し十数分間空港内で過ごしたことがありますが、空港の敷地外には出ておらず事実上これが初の北大東行きです。

北大東は1日1便のみ、午後にしか飛行機がないので初日はほとんど何もできませんから、離島滞在としては珍しく2泊で予定を組みました。今年も他局が北大東からQRVしニーズを満たしているとは思われるのですが、休みをもらって7日間使える今年しか行けないので北大東にしました。

 

ところがこの1日1本しかない北大東への飛行機は日によってルートが異なり、
毎週金・土・日・月 那覇→北大東→南大東→那覇
毎週火・水・木   那覇→南大東→北大東→那覇 
となります。「別にルートなんてどうでもいいのでは?」と思うのは甘いです。

北大東への航空券には「経由便になっても直行便と同じ値段」という特例があります。しかもJALに問い合わせると「この乗り継ぎは当日中ならOK」というルールだそうで、午前に1往復ある那覇-南大東間の単純往復便と組み合わせても適用されるそうです。

つまり那覇-(午前便)→南大東-(午後便)→北大東が追加料金なしでできるというおいしいルールなんです。空港を出ても構わないので(というか南大東空港のセキュリティエリアには何もないし、外に追い出されてしまう)、平日にはなってしまいますがお金をかけずに南大東からもQRVできるのです。

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もちろん先にご紹介の通りこのおいしいルートを使うには「毎週火~木曜日」でかつ「那覇09:30発の南大東午前便に乗ること」が条件となります。ところが本土から那覇発午前便への乗り継ぎは時間的に難しく、伊丹発の2081便はもちろん福岡からの始発になるJTA51便でも間に合わず前日に那覇入りする必要があります。当初の予定通り5/16(木)に伊丹を出発しても当日の午前便には間に合わず、翌日以降は北大東先回りになるため北大東には行けても南大東には行けないのです。

 

7日間の滞在でこれらの条件を満たすようにするなら水曜に大阪を出発し火曜に戻る5/22(水)~28(火)が好都合なのです。ということで日程を変更した次第です。50MHzのオープンを考えても1週間遅い方が有利でしょうね。

 
日曜日は座間味にします。座間味は何年か前の秋に予定したものの欠航で渡島に失敗し、それ以来計画すら立てられない状態になっていました。例年5月下旬は高速船のクイーンざまみがドックに入っており、この時期の日帰り渡島が難しいのですが、今年は5/23にドック明けとなるため渡ることができます。

残る月曜と火曜は北中城村と与那原町にしました。

 
バンドは例年と同じく18/21/50MHzです。この2年ほどは沖縄本島・離島含めハイバンドでの移動運用を行う局が増えてきていますので、他局が力を入れていない50MHzに力を入れたいところです。F層伝搬でも本土とQSOできる18/21MHzに対し50MHzはEsが開かないとダメですから、何とか開いて欲しいです(裏を返せばEsが不調でも18/21があれば何とかなるってことですが)。

その他のバンド、例えば28MHzなんかのニーズを探るためTwitterとかで呼びかけてみたものの反応がなかったのでニーズがないと判断し持って行かないことにします。特に4アマの方には24/28MHzってのはもっと活用すれば面白いんじゃないのかなと思うんですけど反応がなく残念でした。

コメント
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