JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2012-02-27 | シャック便り

[愛知県東浦町に人口水増し疑惑が浮上]
愛知県知多郡東浦町は2010年の国勢調査で市制施行の目安となる5万人をわずかに越える50,080人の人口と集計していましたが、その内容に水増し疑惑が持たれ国から調査報告書の提出を求められていることが明らかになりました。

国が匿名の情報を受けて調査したところ、空き地に住所登録がされるなど架空の登録が280人ほど発見され、町の人口は49,800人と推計されています。

東浦町は既に昨年の段階で「集計にミスがあった」としており、新市の誕生は見送られていますのでご注意下さい。

町側は意図的な水増しを否定しているようですが、ぎりぎり5万人をオーバーする水増し人数に不自然さが残ります。東浦町は真実を解明して欲しいと思います。

 
[テクノスーパーライナー小笠原が解体へ]
東京-小笠原間に就航予定だった「テクノスーパーライナー小笠原」が所有者の三井造船の方針で解体されることになりました。

この船は元々小笠原海運が現在の「おがさわら丸」の後継として就航させる予定だったのですが、折からの原油高により燃料費がかさむことから運航させればさせるほど赤字になり会社が持たないとして小笠原海運が引き渡しを拒否し、建造した三井造船玉野事業所に係船されたままになっていました。

就航の目途が立たず、このまま維持しても費用がかかることから三井造船は解体前提で売却することを決めたものです。

一時は米軍もしくは自衛隊が購入するという噂もあったのですが実現せず、東日本大震災後に被災者の休憩施設として使われたケースが一般人を乗せたほぼ唯一のケースという残念な結果に終わりました。その後小笠原は世界遺産に登録され、観光客の問い合わせが相次いでいるものの船の便が少ないことや大部屋雑魚寝に慣れない旅行客からのニーズに応え切れてないなど、おがさわら丸の問題点が出てきています。この船なら高速なので増便も可能だっただけに、なんとも皮肉な話です。

 

[東海汽船かめりあ丸に故障発生]

東海汽船の大型客船「かめりあ丸」でバウスラスターに故障が発生した模様です。これは船首海面下にある小型スクリューで、船の左右方向への微調整を行うものです。接岸時や離岸時に補助的に使うもので、航行中の安全には支障ありません。

しかしながら特に利島や御蔵島への接岸が難しくなるため、悪天候時にこれらの島への就航率が落ちることが懸念されます。かめりあ丸でこの両島に渡られる方はご注意ください。なお、バウスラスターは次回のドック入り時に修理される予定です。

コメント
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