OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●寝坊から始まる1日

2023年12月27日 | タクシー

12月23日、久々に『寝坊』した。前日は寒波がやってきて、寝ていても途中にトイレに起きること3回。その時間たるや『約2時間』を『うつらうつら』と寝たような寝ていないような。結局、その2時間が『寝坊』につながった。


【写真:まあ、体が睡眠を求めているのだから、仕方がない】
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◆それでも、1日をムダにはしたくない。
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出勤時間のタイムリミットまで『40分』。

 

取り急ぎ、着替えて、洗面を済ませること約10分。

となれば、通勤時間の15分を加味しても、

何とか、15分の余裕があるので、慌てずに出勤した。

 

出勤したら、こっちのものである。

 

遅刻したら『遅刻届』を提出しないといけないし、

遅刻や早退が3回で『欠勤1日扱い』となる。

いいかえれば、月に2回までなら欠勤は付かないのである。

 

会社には『寝坊したが、ギリで間に合った』と言っておく。

 

滅多に寝坊や遅刻とかはしないので『えらい珍しいやん』と、

かえって、会社が気遣ってくれるものである。

タクシー乗務員は『とりあえず、定時までに会社に着けばよい』のだ。

あとは、通常点呼を済ませ、営業車の始業点検(日常点検)を済ませ、

異常がなければ、その報告を済ませてしまえば出庫できる。

 

とにかく、腹が減っているので『営業車』で自宅に戻る。

 

近所にスーパーマーケットがあるから、

そこでお弁当でも買えばいいのだが、

揚げ物が多く胸やけするのがイヤなのだ。

 

やはり、家で食べるごはんが、イチバンおいしい。

 

ごはんを食べて、風呂に入って、コーヒーを飲んで・・・。

これで『きっちり60分の休憩』が取れた。

8時間以上の勤務の場合、法令どおり60分以上の休憩を取らないと、

近畿運輸局や労働基準監督署の監査が入ったときに、

かならず『勤怠管理』やらで会社が絞り上げられる。

 

会社に目を付けられないように、静かに過ごすのがイチバンである。

 

タクシー乗務員の勤務体系はいくつかあるが、

大阪の場合『昼日勤』『夜日勤』『隔日勤務』が選べることが多い。

私は、15年間『夜日勤』しかやっていないので、

どうしても、週末繫忙期の翌日は、けっこうしんどい。

金・土は、深夜遅くの退勤になるし、疲れもハンパではない。

その翌日の日曜日は、深夜の酔客が見込めないので、

普段より、早く出庫して、早く入庫する・・・、

こんなルーティンである。

 

まあ、疲れが溜まる仕事ではあるが。

 

いろんなお客さんが乗ってくるからストレスが溜まると思われがちだが、

目的地について、運賃を頂いて、降車頂けたら『関係は終わる』。

普通の会社だと『うっとうしい上司』や『気難しい取引先』に悩む。

 

そういう厄介な人間関係が『ほとんどない』のは、ありがたいものだ。

 

・会社には『公休日の希望曜日』をあらかじめ伝えておく

・その希望を反映された『勤務表(ダイヤグラム)』どおり出勤する

・出庫時間と入庫時間を守り、法令どおりの拘束時間に仕事をする

・ちょくちょく休まない、遅刻や早退をしない

・たびたび公休日の変更や振り替えをしない

・体調がすぐれないときは、無理をせず休んで有給休暇を消化する

 

タクシー乗務員は、気楽な商売ともいえる。

 

チョンガー(独り者)だったら、

寝坊したら『もう、いいや』と『欠勤』の電話をかけておしまいだろう。

しかし、こちとら、家族もあるのだから、

くだらない寝坊ごときで『1日をムダ』にしてはもったいない。

さあ、明日は寝坊しないように、暖かくして眠ろう。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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