●世間のB面<暮らしの落書き帳> (太田肇司:著/Tany/JF3TBM/JA3-35122)

日々の話題を落書き風に綴っています。
文責:太田肇司(319Tany)
jf3tbm@yahoo.co.jp

●お手軽、移動運用アンテナシステムの考察

2012年10月31日 | アマチュア無線・BCL
【写真:カンタン移動運用アンテナの図】


『移動運用ってむずかしそう・・・』という声をよく聞きます。


やってみれば『意外にカンタン』です。
趣味の世界ですから、
凝りだせば、贅沢をめざせばキリがありません。


はっきり言って『ワタシはビンボー』です(笑)


図を見ていただければ、
カンタンさがおわかりいただけるかと。


『アンテナ製作はちょっと・・・』という方、
ベランダモビホの応用で、
カンタン移動運用をご伝授しましょう。


今、ハマっている28MHz帯を軸にお話しますが、
HF帯の他のバンドでも応用できますので・・・。


ま、HFのハイバンドでしょうけどね(笑)


まず、ポールを用意します。
私は、コーナンで仕入れられる『のぼりポール』を採用。
採用基準は『低価格』であるという点と、
別売の『のぼりベース』も安価であるということです。


とにかく安い!!


1、のぼりポール:398円
2、のぼりベース:798円(ま、水タンク式ですわ)


合計で1,196円でっせ!!


これで『自立タワー(笑)』ができるんだよ~。


のぼりポール&ベースで自立できるでしょ。
こいつにハムショップで購入できる『L型基台』を付けるわけ。
軽量のモビホなら2千円弱で購入できる基台でいけます。


ただし、ポールと基台を絶縁しておくこと


新品の『のぼりポール』だと、
ビニールの表面加工が施してあるので心配ありませんが、
使いこんだポールだと、
表面加工が剥がれていることがあります。
あるいは、応用編として、
ステンレス製伸縮式の物干し竿も使えますが、
ポールの素材とUボルトの接点になる部分を、
ビニールテープなんぞを、
グルグル巻きにして絶縁するとよいでしょう。


絶縁しておかないとポールに電波が乗る


L型基台に直付けした1/4波長の電線をラジアル線として、
モビホ本体の垂直に対して、
だいたい120°くらいの角度で引っ張る。
理屈は『逆Vダイポール』を垂直にしたようなもの。


だいたい、でよい(笑)


角度を変えるとインピーダンスの変化で、
SWR調整できる場合もあるけれど、
基本は『アンテナ側』で調整がセオリー。
余談ですが、ステー線を兼ねて、
3~4本のラジアルを引っ張って、
碍子(がいし)がわりのロープにかけて、
少しテンションかけてペグ(杭)を地面に打ってもよい。


次は同軸ケーブル


お手軽がテーマなので、
インピーダンス変換のバランも省略して、
要するに『同軸に電波が乗らない』ようにします。
ホンマに乗ってるか乗ってないかはわかりませんが、
給電点直下で同軸ケーブルを、
直径10センチ×10回くらい巻きます。
これで、たぶんケーブルに電波が乗らないようになる、はず(笑)。


これをチョークバランと呼ぶ


HFの運用だったら、
ケーブルの取り回しがしやすい3Dタイプがオススメ、かな。
ハムショップではRG58Uとかいう品番で売ってる。
自動車で移動運用するときは、
イグニッションノイズなどを避けるために、
アンテナと自動車を可能な限り離します。


ま、同軸ケーブル10mくらい引き回せたらいいかな


こんなアンテナシステムでも、
移動運用はコンディションと相手次第で、
結構、楽しめるんですよ。


実は、先日のロールコールの予備アンテナでもあったのだ


のぼりポールは、
応用次第で『チャリンコ移動』も、
可能になるのです。


ま、そのうちにチャリ移動やってみようかと。


※多くの人が利用する『道の駅』とか、
 パーキングスペースでは迷惑をかけるので、
 この方法での移動運用はしないように。

※強風のときは、しっかりとステー線などで、
 転倒防止策を取ってくださいね。

●移動用ログ考

2012年10月30日 | アマチュア無線・BCL
【写真:移動用のログは速記性を重視】


狭い車の中からの運用は、
常置場所とは違うノウハウがいります。


特に、山頂などの見晴らしのよいところだと、
複数局が一斉に呼んでくることが多く、
スムーズにパイルアップをさばくスキルも必要。


できれば2~3局くらいを把握して、
順次に交信を進めていくのが理想ですね。


その際に大事なのが『メモ』の効用です。


常置場所だと、
デスクがあってメモ用紙があって、
ゆっくりとログ記入もできます。


移動運用となれば、そうはいかない。


そこで、1枚のシートに5局分くらいの枠を作って、
局名・時刻・双方のRST・名前・QTH・備考など、
6項目くらいを『走り書き』できるようにしています。


これを私は『なぐり書きログ』と名づけています(笑)


移動運用の際にはPCも持っていかないし、
ハムログを立ち上げて、
『○回目の交信ですね』ってこともやらない。


めんどうくさいしね・・・あはは


山の上に行けば、
多くの局に呼ばれるのも必至なので、
呼ぶ側の気持ちになれば、
1局にかかる時間も少なくし、
次々に交信成立させなきゃならない。


ならば、ログ記入も走りながら・・・


まぁ、本当は『山の上は冷えますが綺麗な花が咲いてますヨ』なんて、
おしゃべり好きな私はのんびりやりたいのですが、
QSOのニーズが『ぐっ』と上がるパイル時に呑気にやってると、
ビートや無変調の嵐の洗礼を受けます。


ま、工夫のひとつなんですが


現場のログ記入は要点に絞って、
『のんびりやる』のは家でやるのがよいですね。

●ロールコールのキー局に参加して

2012年10月29日 | アマチュア無線・BCL
【写真:28MHzAMロールコール生駒山頂移動の図】


毎月最終土曜日、
21時から行なわれる、
28MHzAMロールコールの、
サブキー局として、
大阪府東大阪市にある、
生駒山頂(の少し手前)に行ってきました。


当日はCQ WW DX コンテストの最中で、
時間を追うごとに近隣諸国から、
アフリカ・北米・中南米、EUなど、
『ワールドワイド』なコールサインが、
入感していました。


ざっと10ゾーンは優に入ってる!!


電離層反射など宇宙空間の作用を活用して、
遠方のハム仲間と交信するのは、
アマチュア無線が『趣味の王様』と呼ばれるのも、
納得できます。


話は標題に移って・・・


約3時間の運用で参加47局と、
やはり28MH帯AMには、
熱意のある局が多いと感じました。


移動運用先の海抜高(600m余)があるのを利点に、
簡単な設備でも十分に?楽しめる、
モデルケース創りに視点を置きました。


アンテナ自体は簡単なものです。


家の中にあったACコードを2.5mに引き裂き、
同軸ケーブルに直付けしたエレメントで、
垂直ダイポールが原型です。


このままでは運用しづらいので、
広告のぼり用ポール(コーナン製)に、
ありあわせの釣竿(グラスファイバー製)を加え、
地上高を確保しました。


給電点は地上高約3mでした。


エレメントを同軸に直付けしたので、
このままではケーブルの外網線に電波が乗ると厄介なので、
給電点直下のケーブルを10回ほど巻いてコイル状にし、
簡易チョークバランとしました。


実際の運用は自動車の中から行います。


エンジンをかけた状態で運用しますので、
イグニッションノイズを避けるために、
アンテナから約10m離して自動車を停めています。


10mも離せばイグニッションノイズは回避できました。


『たかが28MHz帯AM』とタカをくくっていたのですが、
WWコンテストの最中でSSBのかぶりと、
近隣諸国の『ほにゃら』、
原因不明のノイズやら、
V・UHFでは体験しない『各種対策』が必須と思い知ることに。


V・UHF帯ならば簡単に高ゲインのアンテナが使えるが・・・


海抜高があってハイゲインアンテナが使えて、
ビームを振って遠方と楽にQSOができるV・Uと違い、
SSBならばノイズブランカーで雑音もカットできるのに、
AMとなるとNBを入れたら変調が歪む・・・。


すごく原始的だけどおもろいバンド&モード


参加局の多くが熱心にアンテナ製作をされ、
その飛びのテストも兼ねてチェックインをされる。
月に1回のロールコールですが、
技術的探求を実践されるアマチュアイズムを感じる、
有意義な3時間の体験となりました。


各局、ありがとうございました


電圧給電タイプのアンテナが流行り?になっているのと、
「コイルのかたまり」と思っていた『ヘリカルアンテナ』が、
想像以上に強い電波を送ってくるのが印象的でした。


やっぱり、ヘリカルは飛ぶんだなぁ・・・


理論的なことは探求の余地がありますが、
ヘリカルが磁界性が優位なアンテナなのかなぁと、
ふと感じた次第です。


次はヘリカルアンテナをGETするかな(笑)

●3エリア28MHz・AMロールコール現場より

2012年10月28日 | アマチュア無線・BCL
【写真:IC-729はAMできれいな変調がかかる!!】


ひと昔以上前の無線機ですが、
完成度が高いと思っています。


参加局も熱心な方が多く、
ひときわ印象的なのは、
CB機改造はAM変調の綺麗なこと。


アンテナも各局、工夫されていて、
技術的探究心も旺盛だなぁ・・・と。


しかしながら『ヘリカル』は強い!!


CBerが好んで使う『ヘリカル』も、
『どうせ、みかけだけちゃうん?』と思っていたのですが、
いやいや、彼らが『ハケがよい』というように、
よく飛んできています。


私は、ヘリカルのことはよくわからないのですが、
1/4波長のホイップよりも、
コイルになっているエレメントの実効長が長いのと、
アイソトロンアンテナやスーパーラドや、
EHアンテナみたく『磁界性』の要素が強いのかな、と。


ま、理屈はおいといて・・・


とにかく、趣味は仲間を見つけて楽しむこと。
これを再認識した3時間の運用でした。

●困った1アマ・・・

2012年10月27日 | アマチュア無線・BCL
【写真:以前、上級免許取得に電気通信術の試験があった】


アマチュア無線の資格は、
第1級から第4級まで、
4種類あります。


以前は、第4級以外、
電気通信術といって、
モールス信号の受発信が試験されました。
その後、受信のみになり、
現在は受信試験も廃止され、
法規試験の中で、
『モールスの知識』が問われるくらい。


まぁ、資格取得が容易になった
そこで困った人が増えた。


あるハムショップで見かけた話(←またかいな)


『7MHzを車で運用するんで、
後日購入するアンテナを、
予め調整しておいてほしい』と・・・。


これが現役の1級(1アマ)の発言だから笑える


4級のカムバックハムの発言なら許せます。
『後日買うアンテナを調整しといてくれ』だぁ?
1アマならアンテナがでっかいコンデンサだとかの理屈や、
リアクタンスだのインダクタンスだのインピーダンスだの、
わかってんのとちゃいますのん・・・?


これが『ジャパン・アマチュア・レィディオ』の実態


従来だったら、よほどの電信マニアや、
出来合い設備の『プロ通信士』を除いて、
やっぱり自分で無線設備を構築して、
電信の相手が豊富なHFで経験を積んで、
それなりの電気通信術も経験して、
段階的に上級資格も取得して、
HFだったら接地が重要とか、
わかってるはず。
間違っても『調整しといて』の発言はない。


そんなことを言えば『恥』である


モービル運用するなら、
実際に車にアンテナを取り付けて、
接地やノイズ対策などのボンディング処置をしたり、
その上で調整するもんです。


1アマの免許を返上したら・・・?


ま、そこまで言うと気の毒ですから、
せめて表向きは4アマの顔をしておくべきでは・・・?