●世間のB面<暮らしの落書き帳> (太田肇司:著/Tany/JF3TBM/JA3-35122)

日々の話題を落書き風に綴っています。
文責:太田肇司(319Tany)
jf3tbm@yahoo.co.jp

●72の法則を知っておこう。

2018年09月21日 | 小金持ち研究所
先日も書いたが、おカネにまつわる『金利』の話し。私は、広告会社にいたころ『銀行系クレジットカード会社』の販売促進を担当していた。そのとき、発注担当者から『72の法則』を教えてもらった。分母になるカード発行枚数を増やせば、必ず『パンク寸前』の『分子』にあたる人が出てくる。ここに『リボ切り替えの案内』を押し込む。リボ専用カードもあったのだが、銀行系という『手前』から、一般カードの販売に力を入れて『分母を増やす』ことに・・・。また、利用額の多い30歳未満の若年層には、有効期限が近づいたとき『ヤング向けのゴールドカード』を押し売りする。30歳までは安価な年会費で『ポイントで年会費が相殺される仕組み』だが、30歳を超えた時点で『一般のゴールドカードの年会費に跳ね上がる』。カード会社は、あの手この手で『儲けの仕掛け』の網を張っている。言葉は悪いが『ねずみ取り』と同じだ。こまかいことは省くが『72の法則』を知っている人が余りにも少ないと感じたので、あえてしつこく書いてみる。


【写真:毎月、リボ払い・・・いつまでたっても借金が減らない・・・】

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◆リボ払いがおトク・・・んなわけないやろ!
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クレカの利用が増えると、
だんだん、月々の支払額が増えて、
いずれ『パンク寸前』になる。

頃合いをみて、カード会社が『リボ切り替え』の案内をよこしてくる。

カード会社は『金融のプロ』である。
また、無担保でカードを発行するのだから、
取り立てて回収できる自信があるから、
あなたにカネを貸したり、立て替え払いをする。

そこらの平社員に『個人の信用』など、ない。

何に対して担保を見込んでいるか。
それは『勤務先と給与』である。
どうにもこうにもならないとき・・・。

給与を差し押さえたら済む。

金融屋も、いきなり、そこまではやらない。
向こうも『長ぁ~い、おつきあい』が儲けどころ。
クレカのショッピング枠内の1~2回払いなど、
加盟店手数料の『数%しか儲けどころ』がないから、
こんな商売は、うま味がないし、
カード会社社員の給料を考えたら、
やはり『リボ払い』が収益アイテムなのが納得できる。

会員が、どんどん借り、買い物してくれ、パンク寸前まで待つ。

そこに『〇〇さまの場合ですと、
月々定額の〇万円のリボ払い切り替えができますし、
今でしたら、ご利用ポイントが〇〇%増しなのでおトクです』と案内を出す。

ポイント還元の分も高利に含まれている。

カード会社は、損がないどころか、
長くリボ払いを続けてくれた方が儲かるから、
カード会社は『リボ切り替えのタイミング』を、狙っている。
ポイント何%増しなど、金利収入で相殺されて、さらに儲かる仕組みだ。

世間知らずは、まんまと年利14%の定額リボルビング払いのワナにハマる。

私自身、運転資金が狂ったとき、
クレカのキャッシングという借金や、
商品の立て替え払いの利用合計が80万円を超えた。

VISAだけで、80万円である。

さらに、MastercardやJCBからも『つまんだ』。
V・M・Jの3社合計が140万円になった。
普通だと、ここでパンク寸前だが、
当面のしのぎで、年利14%のリボに切り替えをした。
リボ払いが、どうなるか・・・わかっていたが、
背に腹は代えられず、やむを得ず、である。
言い訳だが『自己肯定』をしてしまうのが人間だ。

ここで、72の法則を出す。

72÷14%=約5年で、借金が倍になるのは、わかっていた。
だが、そのときは『こうでもしないと資金繰りのメドが立たん』のだ。
さらに、味をしめて、銀行系カードローンから300万円を引っ張った。
逆算したら『72÷5年=14.4%』だ。
サラ金の29%だったら『72÷29%=2.48年で2倍』。
逆算したら『72÷2.48年=29%』だ。

カード会社からの借財が440万円である。

こうなったら『やけのやんぱち』で、
消費者金融3社から110万円、
街金から30万円と、さらに140万円を増やす。

ノンバンクからの借財は580万円に膨れ上がる。

そこに、国金からの借財が、まだ200万円残っていたし、
これを、単純に加えても780万円だ。
また、仕入れ先への支払いが200万円・・・。
リース会社からの残債も100万円ほどあった。

普通の人なら、もういくら借財があるかわからない状態だ。

いちおう、きちんと経理処理だけはやっていたので、
自慢にもならないが、負債総額は完璧に把握していた。
負債合計が1,000万円を超えた時点での『整理』の腹をくくっていた。
来る時が来たら、一気に債務整理の手続きに入る。

自分なりの『Xデー』は決めていた。

単利で計算しても、毎月の支払いが、サラリーマンの月給並みになる。
どう考えても、高利のところから借りた分が600万近くになれば、
いくら、定額リボでも、毎月の支払いは高額になる。
金融屋の世界では『原則、複利』で計算する。
複利の話しは、長くなるから割愛する・・・。

キツい取り立てが来る前に、整理の手続きに入ったのだが。

私の例は、事業資金で極端だが、
普通のサラリーマンの人だったら、
借財の総額が50万円くらいになったら、
もう、雪だるま式に借金が膨らんでいくし、
100万円が近づくと、ほぼパンク状態になる。

だいたい、2~300万円くらいで自己破産する、らしい。

まぁ、300万円くらいになったら、
ほとんどの人が『リボルビング払い』にしている。
72÷14%=5年で600万円になるのだから、
到底、払い切れるものではないだろう。

ご利用は計画的に・・・

だいたい、計画性がある人が、
リボ払いやサラ金の世話になんかならない。
もっと言えば、計画性がある人が、
飲み代や終電を逃したときのタクシー代にカードを切らない。
今、カード支払いが月額10万円くらいになっている人は要注意だ。

住宅ローン以外で、毎月10万円の返済があれば、ほぼオーバーローンだ。

これも、社用の出張費やらで現金精算できるものを、
マイレージポイントなんかを稼ぐ目的なら心配は少ないが、
完全な自費で、趣味や交際費、飲み代やらクセになっているタクシー代、
こんなものにカードを、ぱっぱかぱっぱか切っていたら、早晩、破綻だ。
そうなる原因に『自分のキャラ自体が散らかっていないか』再考した方がいい。

・趣味が多い、絞り切れていない、飽き性
・身分不相応の車に乗り、長期ローンで買っている
・ブランドモノを、ついカード払いで衝動買いしてしまう
・交際範囲が広く、飲み会の誘いを断れない、酒の席での失敗が多い
・給料がほぼ一定なのに、自分は独身貴族だと、勘違いしている

検索サイトで『72の法則』を調べたら、詳しく載っているので参考にしてほしい。

災害続きだが、自分自身の足元がぐらついているのに、
被災者支援をしている場合ではない。
義捐金も集まらなかったら、国が予算を追加したら済む話だ。

まず、自分自身が身ぎれいでないと寄付などやっている場合ではない。

・72÷金利=2倍になる年数
・72÷2倍になる年数=金利

これを知っておいたら、うかうかリボ払いなどできなくなりまっせ。

※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※このブログは、筆者の『思考の格納庫』です。

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