●世間のB面<暮らしの落書き帳> (太田肇司:著/Tany/JF3TBM/JA3-35122)

日々の話題を落書き風に綴っています。
文責:太田肇司(319Tany)
jf3tbm@yahoo.co.jp

●カネと仕事を真剣に考えないと、ヤバいっスよ。

2018年02月24日 | 生活技術研究所
葛之屋末兵衛一家の『農村移住計画』によると『一か月の収入が30万円もあれば十分に暮らせる』という。この件は何度も書いているが、その収入は庶民の平均的な実入り。今日は『生涯所得から逆算しよう』というお話である。


【写真:何度も言うが、貯金は義務である】

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◆今のままで、いいんですか・・・?
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おおかたの人は『何となく稼いだカネを、何となく使っている』。

葛之屋末兵衛がいう『月収30万円』をもとに考えてみよう。
月収30万円と一言でいっているが、
そこには、租税公課やら『もろもろの控除分』も含まれている。

30万円×12か月=360万円/税込年収額

現在、あなたが25歳だとしよう。
そして、65歳定年として現在は貯蓄がほとんどないと仮定する。
定年まで40年で、残りの『生涯所得』が計算できる。
計算式の例を示すので、ぜひ電卓を叩いて認識をしてほしい。

まず、360万円×40年=1億4,400万円が残りの生涯所得。

概ね、20%が控除されるから、
1億4,400万円×80%=1億1,520万円が手取りの生涯所得だ。
毎月の最低生活費が『生活保護ベース』の14万円として。

14万円×12か月=168万円/年間
168万円×40年=6,720万円が、
生涯所得から差し引いた40年分の生活費となる。

また、定年後、85歳で生涯を閉じると仮定したら、
定年後20年の生活費が、168万円×20年=3,360万円。

1億1,520万円-6,720万円-3,360万円=1,440万円が余力。

現在、子供1人を育てて一人前にするには、
もろもろの教育費が2,000万円はかかるから、
1,440万円-2,000万円=-560万円という答えが出た。
子供1人育て、大学に行きたいと言えば『奨学金』の世話になるのも自然だ。

平均所得で計算すれば、もう少し余力が出るが『2人は無理』が歴然である。

日本の合計特殊出生率は『1.3人』という数値にも納得がいく。
政府は、少子高齢化対策で躍起になって、
子供の数を増やそうとしているが、
今の賃金、経済状況、グローバル化などを見越して、
国民は『子供の数を最適なゾーンに調整している』のである。

この数字を見たら、ぱっぱかぱっぱかカネを使うのが怖くなるだろう。

今、ウチの会社で65歳を過ぎた『嘱託乗務員』が3分の2を占めている。
事情は様々だが、おおかたが『バブル期に組んだ住宅ローンの支払い』で、
要するに、借金返済のために『老体に鞭打って走っている』のだ。
予定していた退職金をもらえるはずの勤務先が倒産したり、
早期退職を余儀なくされ『やむなくタクシーに乗っている』のが痛々しい。
金融機関と交渉して、返済期間を延長し75歳までローンを払い続ける辛さ。

毎日、そんな『日本の縮図』を見て、いろいろ学ばせてもらっている。

葛之屋末兵衛一家の場合は、
すでに40歳も半ばを過ぎているから、
寿命を85歳としても残りの人生が40年で、
なおかつ定年がない事業主なので生涯働き通したとしても、
上記計算の1億1,520万円が『残りのカネ』という勘定になる。
多少は国民年金が加算されるものの、所詮は『基礎年金』しかなく、
生活の下支えにもならないから『一生、働くしかない』。

どうしたら、もう少し『余力』ができるのか・・・。

どう考えても85歳まで『今の仕事ができる』というのは稀だし、
仮に仕事が続けられても『必ず、所得は減る』のだ。
そこに、僅かばかりの年金を足したところで、知れている。

ぜひ、20%割増の収益を考えていただきたい。

あるいは、現状の80%で生活して20%を余力に回す。
収入を割増するか、支出を減額するか、結果は同じだ。
増収の見込みが得られないことの方が多いから、
そういう場合は、支出の減額を考えて『貯蓄』に回す。

テキトーな周囲の意見など、無視すればいい。

よく『若いのに、老後の心配なんかしやがって』という声が上がる。
だが、私らが就職した頃のような『インフレ傾向』で、
物価も上がれば、賃金も上がるというような『親世代』とは異なる。

独身時代の小遣いは、結婚後には30%ほど減額する。

だったら、今のうちから『結婚後の小遣い』に減額するべきだ。
逆に、今まで通りにおカネを使いたい人は、
まず20%の増収を目指していけばいい。

残業するか、出世するか、より高額な報酬を得られる会社に転職するか・・・。

30万円から控除分を差し引いて25万円の手取り収入として、
その20%の5万円を貯蓄に回す。
これで年間60万円の貯蓄ができ、5年後に結婚するとしたら、
その時点で300万円の結婚資金が残せる。

地味婚だったら、2人の貯蓄で『いいスタート』が始められる。

話しが飛ぶが、葛之屋末兵衛は、
自身の会社『株式会社独善堂』のFacebookで、
自分の仕事を『めんどい』とか書いていたから、
だいたい、今までの経験上『面倒くさがりの会計はムダだらけ』が見て取れる。

おそらく、家計もムダだらけで、いい歳して農村引っ越しも1年がかりだ。

Facebookで『今月の粗利は100万円!』と自慢していたが、
これにしても、粗利の数字が前面に出過ぎるがゆえ、
その金額だけに目が行き『本当の利益(純利)』が見えないばかりか、
純然たる手取り収入の計算に至るまでの思考が停止しているように映る。

これでは、農村移住も『絵に描いた餅』で『実現しない』という声が多い。

いかがだろうか。
カネのことばかり書いているが、
世の中のもめごとや、家庭内の問題のほとんどが、
おカネのことで厄介なことになっている。

カネの問題がクリアしたら、ほとんど解決するのだ。

今のキャッシュフローも、もちろん大事だが、
一体、自分の仕事での『生涯所得はいくらか』まで、
きちんと計算して、計画を立てている人がどれくらいいるだろうか。

無駄遣いを20%減らして、貯蓄に回す。

すごく、単純な作業なのだが、
みんな、あれこれ理由をつけては、
なかなか実行に移さない。

実行する人は3%くらい・・・という統計もある。

みんな、人とは一段上の豊かな暮らしを望んでいるのだが、
何もせずに、稼いだカネを何となく使って歳を食う。
工夫をして、支出の20%を減額するだけで、
すぐに3%の人に入れるのに、行動しないのは非常にもったいない。

私は、自分の消費行動を見直して『貯蓄という「行動」で示している』。

こうやって、敢えて挑発的なことを書き『敵を増やす』のも、
必要以上の人との接触を避け『交際費の大幅削減』に大きく貢献している。
妻は『元保険屋』だから、夫婦間の会話も『会計絡み』が多いが、
私の消費行動の見直しや貯蓄高で『夫婦のもめごと』は激減した。

若い衆には、ぜひとも『今の消費行動』を、少し見直していただければ幸いである。

※この記事はエッセイであり、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。

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