東京失格

川野が監督補として参加させて頂いた
長編映画『東京失格』（井川広太郎監督作品）が
この度、全国ＤＶＤ発売＆レンタルリリースされました。

http://www.tmc-ov.co.jp/over/over002/index.html


冒頭、ちょこっと川野も出演させて頂いています。
この映画、海外のあちこちの映画祭で高い評価を受けまくりました。
嬉しいかぎりです。
その目録をコピペするのも面倒くせぇ～…と思ってしまうぐらい。

映画の創り方に、正解はないと常々思っているが、
この映画の製作過程は
監督、役者としても、かなり刺激的だった。

その裏で、脚本段階から、何度オレは監督と殴り愛をしたことやら…（嘘）

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甥っ子と二人きりで一日遊んだり、
父母の元気な笑い声を聞いたり、
そんな事に凄く幸せを感じる昨今。

気持ちのいい奴と
クリエィティブな話をする時間は大切にしなきゃ。

或る阿呆の夏

変な顔をしながら、
駅の階段を降りていく、一人の小学生男子がいた。
3年生ぐらいだろうか。

「どうしたんだろう」

オレは彼に注意を払いながら、一緒に階段を降りて行く。

何か、ブツブツ言っているようだ。
真顔の時もある。

学校で嫌な事でもあったのだろうか？

しばらく観察していると、
変な顔をするタイミングには、
ある規則性がある事がわかって来た。

オレはそのリズムを計る。

1、2、3…

その小学生は、変な顔をしているのではなく、
階段の段数を数えながら、アホになっていたのだ。
きちんと、３の倍数のタイミングで…。

新しい遊びを子供達に与え、
更に「倍数」と言うものを体で理解させるとは、恐るべし芸人。

日本の未来はきっと明るいぞ。

（芸人「世界のナベアツ」さんのネタを知らない人にはわからない話でゴメンね）